ＮＴＴタウンページ株式会社と株式会社ゼンリンの業務提携について
ＮＴＴタウンページ株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社長：酒井 紀雄、以下、「ＮＴＴタウンページ」）と、株式会社ゼンリン（本社：福岡県北九州市、代表取締役社長：高山 善司、以下「ゼンリン」）は、両社アセットの連携による新たなビジネスの創出を目的に、本日、業務提携契約を締結致しました。
１．本提携の背景
ＮＴＴタウンページは、ＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本が発行するタウンページ（職業別電話帳）の掲載情報および、独自に収集している企業情報をデータ化した「進化版タウンページデータベース」（データ件数814万件※2021年5月時点）を提供しております。豊富な情報量や鮮度、コンプライアンスの観点から高い評価をいただき、POI※1やマーケティング情報として多くのお客様にご活用いただいております。DXソリューションビジネスの拡充も図っており、データを収集・統合・活用するためのＮＴＴタウンページDMP※2を構築するとともに、データ分析による潜在ニーズの掘り起こしなど、顧客や社会が抱える課題解決に向け取り組んでいます。具体的な取り組みとしましては、タウンページデータベースと各種人流データを掛け合わせた「人流DXソリューション※3」を開発し、スマートシティをはじめとした幅広い分野でお客様をサポートしております。
一方、ゼンリンは、「現実世界をライブラリー化する」をミッションに掲げ、全国1,741市区町村において、公共測量成果の活用や独自の調査手法により、各種情報を網羅的かつ迅速に収集し、地図データベースを継続して更新しております。この地図データは「時空間データベース※4」として整備し、住宅地図やカーナビゲーション、インターネット地図サービスなどの製品から、インフラ管理、MaaS、自動運転分野など、さまざまな分野・用途でご活用頂いております。IoT時代の到来により、リアルタイムに取得されるビッグデータを用いた人流分析などのニーズが高まっており、地図はそれを可視化する基盤として大きく期待されております。
人流や地図に関する情報ニーズが拡大するに伴い、地図に紐づく意味情報※5の拡充・増強は、幅広い分野において強く望まれております。そこで、多様化する顧客ニーズへ対応していくために、両社の保有するアセットを持ち寄り、新たなビジネスを創出していくことが、両社のビジネス拡大に資すると判断し、業務提携契約を締結するに至りました。
２．業務提携の概要
本業務提携により、ＮＴＴタウンページが保有する高鮮度な＜タウンページデータベース＞と、ゼンリンが保有する、位置情報から意味情報までの地図情報＜時空間データベース＞を融合することで、新たなサービスや製品の創出、および高度化を目指して参ります。
また、将来的にはＮＴＴグループが構想する「4Dデジタル基盤™」での活用を通じ、スマートシティおよびデジタルツイン※6の実現ならびに、社会課題解決への貢献を推進して参ります。
具体的には、以下の内容で取り組みを進めて参ります。
1．「ＮＴＴタウンページDMP」を活用したゼンリンの新たな法人データベース商品開発、および両社
共同での販売体制構築
2．ゼンリングループが提供する「混雑統計®」※7サービスと、ＮＴＴタウンページが保有するタウン
ページデータベースを用いた人流分析等、マーケティング分野におけるビジネス強化
3．時空間データベースを最大限に活用したAPI「ZENRIN Maps API」における新機能の開発
4．相互のアセットを活用することによる、高鮮度かつ高精度なデータベース構築の検討
5．「4Dデジタル基盤™」におけるデータ活用の検討
※1 POI…Point Of Interestの略。興味・関心の高い位置情報の意。
電話番号、郵便番号、緯度経度情報等を含んだ、店舗、施設のポイントデータ。
※2 ＮＴＴタウンページDMP…ＮＴＴタウンページが構築する、データマネジメントプラットフォームの略。
お客様のニーズに合わせて、ＮＴＴタウンページが保有する企業情報データベースに加え、ＮＴＴグループをはじめとした各データベ
ースホルダーが保有するデータ、オープンデータ等を収集・連携・活用できる仕組み。
※3 人流DXソリューション…ＮＴＴタウンページが保有する企業情報データベースと、各種人流データを連携することで、「だれが・い
つ・どこへ」移動したかを可視化し、その場所にどのような施設があるのかを把握できる、精緻なエリアマーケティングの実現を可能
とするサービス
※4 時空間データベース…ゼンリンが全国の調査網により収集した様々な情報を一元管理し、最新の情報をお客様にとって最適な形で提供可
能なデータベース
※5 意味情報…現実世界を構成する地物（建物や道路など）に付加した、建物情報や店舗情報、道路規制情報など。
※6 デジタルツイン…現実世界をサイバー空間上に再現し、さまざまなデータを取り込むことで、現実世界の事象をシミュレーションする環
境・技術
※7 混雑統計®…「混雑統計®️」データは、ＮＴＴドコモが提供するアプリケーション(※)の利用者より許諾を得た上で送信される携帯電話
の位置情報を、ＮＴＴドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータ。位置情報は最短5分毎に測位されるGPSデータ(緯度経度情報)
であり、個人を特定する情報は含まれない。
※ドコモ地図ナビサービス(地図アプリ・ご当地ガイド)等の一部のアプリ
【補足資料】３.各社概要
１．本提携の背景
ＮＴＴタウンページは、ＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本が発行するタウンページ（職業別電話帳）の掲載情報および、独自に収集している企業情報をデータ化した「進化版タウンページデータベース」（データ件数814万件※2021年5月時点）を提供しております。豊富な情報量や鮮度、コンプライアンスの観点から高い評価をいただき、POI※1やマーケティング情報として多くのお客様にご活用いただいております。DXソリューションビジネスの拡充も図っており、データを収集・統合・活用するためのＮＴＴタウンページDMP※2を構築するとともに、データ分析による潜在ニーズの掘り起こしなど、顧客や社会が抱える課題解決に向け取り組んでいます。具体的な取り組みとしましては、タウンページデータベースと各種人流データを掛け合わせた「人流DXソリューション※3」を開発し、スマートシティをはじめとした幅広い分野でお客様をサポートしております。
一方、ゼンリンは、「現実世界をライブラリー化する」をミッションに掲げ、全国1,741市区町村において、公共測量成果の活用や独自の調査手法により、各種情報を網羅的かつ迅速に収集し、地図データベースを継続して更新しております。この地図データは「時空間データベース※4」として整備し、住宅地図やカーナビゲーション、インターネット地図サービスなどの製品から、インフラ管理、MaaS、自動運転分野など、さまざまな分野・用途でご活用頂いております。IoT時代の到来により、リアルタイムに取得されるビッグデータを用いた人流分析などのニーズが高まっており、地図はそれを可視化する基盤として大きく期待されております。
人流や地図に関する情報ニーズが拡大するに伴い、地図に紐づく意味情報※5の拡充・増強は、幅広い分野において強く望まれております。そこで、多様化する顧客ニーズへ対応していくために、両社の保有するアセットを持ち寄り、新たなビジネスを創出していくことが、両社のビジネス拡大に資すると判断し、業務提携契約を締結するに至りました。
２．業務提携の概要
本業務提携により、ＮＴＴタウンページが保有する高鮮度な＜タウンページデータベース＞と、ゼンリンが保有する、位置情報から意味情報までの地図情報＜時空間データベース＞を融合することで、新たなサービスや製品の創出、および高度化を目指して参ります。
また、将来的にはＮＴＴグループが構想する「4Dデジタル基盤™」での活用を通じ、スマートシティおよびデジタルツイン※6の実現ならびに、社会課題解決への貢献を推進して参ります。
具体的には、以下の内容で取り組みを進めて参ります。
1．「ＮＴＴタウンページDMP」を活用したゼンリンの新たな法人データベース商品開発、および両社
共同での販売体制構築
2．ゼンリングループが提供する「混雑統計®」※7サービスと、ＮＴＴタウンページが保有するタウン
ページデータベースを用いた人流分析等、マーケティング分野におけるビジネス強化
3．時空間データベースを最大限に活用したAPI「ZENRIN Maps API」における新機能の開発
4．相互のアセットを活用することによる、高鮮度かつ高精度なデータベース構築の検討
5．「4Dデジタル基盤™」におけるデータ活用の検討
※1 POI…Point Of Interestの略。興味・関心の高い位置情報の意。
電話番号、郵便番号、緯度経度情報等を含んだ、店舗、施設のポイントデータ。
※2 ＮＴＴタウンページDMP…ＮＴＴタウンページが構築する、データマネジメントプラットフォームの略。
お客様のニーズに合わせて、ＮＴＴタウンページが保有する企業情報データベースに加え、ＮＴＴグループをはじめとした各データベ
ースホルダーが保有するデータ、オープンデータ等を収集・連携・活用できる仕組み。
※3 人流DXソリューション…ＮＴＴタウンページが保有する企業情報データベースと、各種人流データを連携することで、「だれが・い
つ・どこへ」移動したかを可視化し、その場所にどのような施設があるのかを把握できる、精緻なエリアマーケティングの実現を可能
とするサービス
※4 時空間データベース…ゼンリンが全国の調査網により収集した様々な情報を一元管理し、最新の情報をお客様にとって最適な形で提供可
能なデータベース
※5 意味情報…現実世界を構成する地物（建物や道路など）に付加した、建物情報や店舗情報、道路規制情報など。
※6 デジタルツイン…現実世界をサイバー空間上に再現し、さまざまなデータを取り込むことで、現実世界の事象をシミュレーションする環
境・技術
※7 混雑統計®…「混雑統計®️」データは、ＮＴＴドコモが提供するアプリケーション(※)の利用者より許諾を得た上で送信される携帯電話
の位置情報を、ＮＴＴドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータ。位置情報は最短5分毎に測位されるGPSデータ(緯度経度情報)
であり、個人を特定する情報は含まれない。
※ドコモ地図ナビサービス(地図アプリ・ご当地ガイド)等の一部のアプリ
【補足資料】３.各社概要
