福島市との「新たな復興創生ステージの形成に向けたまちづくりに関する協定書」の締結について

NTT東日本

福島市(市長 木幡浩)が推進する新たな復興創生ステージの形成に向け、東日本電信電話株式会社 福島支店(支店長 山貫昭子、以下NTT東日本)は、相互に連携・協力し、ICT環境の整備等により、活力あふれるクリエイティブなまちづくりを推進することを目的に、『新たな復興創生ステージの形成に向けたまちづくりに関する協定書』を締結いたしました。なお、概要については次のとおりです。

1.背景・目的
福島市の人口は、2001年をピークに減少の一途を辿っており、さらに、東日本大震災及び原子力災害などの影響により、出生数の減少に加え、首都圏等への若年層の転出超過が続くなど、人口減少が一層進行することが見込まれます。
また、人口減少に加え、中心市街地においては、商業施設や宿泊施設等の閉店による空洞化が進み、福島駅前の魅力が低下しています。

今後、福島市では、新しい復興創生ステージをつくり、人口減少社会に歯止めをかけるため、若年層の結婚促進策に加え、魅力ある駅前再開発やチャレンジ意欲の高い起業者を支援するほか、コロナ禍における地方移転の機運を生かして、移住希望者のライフスタイルに沿った支援やリモートワーク拠点の提供など、首都圏等から人を呼び込む取り組みを積極的に展開していく考えです。

NTT東日本は、「地域とともに歩むICTソリューション企業」として地域のスマート化を推進し、地方自治体への地域活性化に向けた取り組みを支援してきた中、この度、福島市のまちづくりの方向性に賛同し、当社の保有するICT技術や情報ネットワーク等により十分貢献することが出来ると考えたことから、「まちづくりに関する協定書」を締結することといたしました。今後、連携・協力を図りながら福島市の新たな復興創生ステージの形成に貢献いたします。

2.連携協力事項
(1)チャレンジ意欲の高い若者、女性等が中心市街地で起業する際のサポートに関すること
(2)多様なニーズに対応した就労及び生活体験の提供に関すること
(3)首都圏等のベンチャー企業やクリエイティブ人材等の創業者支援による
   福島市への移住・二地域居住の促進に関すること
(4)高齢者等へのICT活用のサポートに関すること
(5)シティセールスの推進による都市ブランドの向上に関すること
(6)その他、活力あふれるまちづくりに関すること

3.締結日時・場所
2021年5月25日(火)10時00分 福島市役所4階 市長応接室

4.両社の役割
福島市
・創業者支援、企業やクリエイティブな人材の誘致等に関する施策の推進。
・都市ブランドの向上、移住・二地域居住の促進等に関する施策の推進。

NTT東日本
・来訪者が柔軟に働けるICT環境の整備。
・就業や起業意欲の高い個人を呼び込む為の支援策の提供。

5.取り組みのイメージ
プレスリリースをご参照ください。

<参考>協定締結時の模様

 
(写真左より)NTT東日本 福島支店 山貫 昭子支店長、福島市 木幡 浩市長

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