新規出稿CM視聴質ランキング(2020年4月~7月)
2020年4月から7月の期間に出稿した新しいブランドのCMの中で、スマレジの「スマレジ」が1位を獲得
今年の4月から6月にかけてのご家庭でのテレビ視聴は今年の1月中旬と比べて3割程度上昇、7月は1月中旬に比べて1割程度の上昇値を維持していることが分かっています。(当社調べ)そのような状況で、CMを新たに出稿したブランドは多くあります。新規出稿CMの中で、どのようなCMが見られていたのでしょうか。
TVISION INSIGHTS株式会社(東京都千代田区大手町、以下TVISION)は「新規出稿CM視聴質ランキング(2020年4月~7月)」を公開しました。
分析対象CMは、過去にCMを出稿していないブランドで、2020年4月~7月に新規に放送されたブランドのスポットとタイムを合算したCMとなります。
またランキングは、VI値(滞在度)とAI値(注視度)をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に作成しています。VI値×AI値は専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。
2020年4~7月に放送された新規出稿のCMで最も注視されていたのは、スマレジの『スマレジ』でした。
『スマレジ』はテレビ朝日のみでの出稿でしたが、特に『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』や『ナニコレ珍百景』などの番組でよく見られていたことがわかっています。
『スマレジ』がどのシーンで見られていたのかを明らかにするために、毎秒グラフのAI値を集計してみたところ、「圧倒的高機能レジ」の後に注視が高まっています。
このCMの注視している年齢層を見てみると、Child層(4~12歳)が最も注視している結果となりました。
Child層が注視している理由としては、親が見ているプライム時間帯(19時~23時)の番組を子供も一緒に見ていたため、子供の注視が上がったのではと考えられます。