第21回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 Ryu Ika展「The Second Seeing」開催
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Ryu Ika展「The Second Seeing」について
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Ryu Ika(劉 怡嘉)は、現実世界を舞台に見立て、空虚に感じる現実の本質に迫ろうとした「Big Brother is Watching You」で、第21回写真「1_WALL」グランプリを獲得しました。審査員からは、捉えている世界のスケールが大きいことや、作品一点一点の力強さが高く評価されました。
Ryuは写真を通して、この世界の仕組みや、物事の真実とは何かを見出そうとしています。内モンゴルで撮影した電飾ネオンが眩しいホテルや、暗闇に光る羊群の目、色とりどりの幼稚園の建物、活き活きと生活する人々の写真は、見る者に鮮烈な印象を残します。内モンゴルの経済発展と従来の生活様式との間のずれや、均質化した日本の社会システムの見えない隔たりに、この世界の劇場性を感じ取り、写真で現実を切り取り表現しています。この世の中という舞台の上で、さらに異なる世界が設定されているのではないか、ここに生きる私たちは自分という役を演じ常に誰かに見られているのではないか、写真を通じて訴えかけてくるようです。
個展では、展示空間を舞台に見立て、空間全体を使った展示を行います。受賞から約1年後の個展を、ぜひご覧ください。
*新型コロナウイルス感染症に対する感染予防対策について
ギャラリーウェブサイトでご予約の上、ご来場いただきますようお願いいたします。ご予約がない方はご入場いただけませんのでご注意ください。入口での体温測定、手指消毒、マスクの着用、ご来場者様同士の社会的距離2mの確保のご協力をお願いいたします。37.5℃以上の発熱、咳・咽頭痛、全身倦怠感などの症状がある方は来場をお控えください。お越しいただくまでの移動の際も感染予防に努めていただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
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開催概要
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■企画展名
第21回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展
Ryu Ika展「The Second Seeing」展
■会期
2020年8月18日(火)~9月12日(土) 11:00~19:00
日曜休館 入場無料・要予約
■主催・会場
ガーディアン・ガーデン
〒104-8227
東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル地下1階
TEL 03-6835-2270 http://rcc.recruit.co.jp/gg/
■トークショー
姫野希美(赤々舎代表取締役 ディレクター)×Ryu Ika
2020年9月2日(水)19:10~20:40 〈ライブ配信〉
参加無料・要予約・オンライン配信
*詳細は https://peatix.com/event/1564288/
(準備のため、ギャラリーの開館は18:30までとなります。)
*8月11日時点の情報です。最新情報は、ギャラリーサイトをご確認ください。
http://rcc.recruit.co.jp/gg/
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作家ステートメント
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なんで私は毎日服を着るんだろう?
なんで神聖な場所の中では悪い事ができないんだろう?
なんで自分と他人を見分ける事ができるんだろう?
私が何かを見るとき、同時に、その何かにみられるということから、決して自由になることはできない。
それは、自分の中から第二の自分(他人)を分裂し、自分という存在を「見直す」ことなのかもしれない。
みている。
みられている。
みられている側もみられている。
完全な自我を束縛するには演技が必要になる。
そうやって、社会というものは作られている。
今日も幕が開いた。
私の出番だ。
Ryu Ika(劉 怡嘉)
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作家プロフィール
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Ryu Ika(劉 怡嘉)
中国、内モンゴル生まれ。2020年武蔵野美術大学卒業。2019年第21回写真「1_WALL」グランプリ、T3 PHOTO FESTIVAL ベストポートフォリオグランプリ受賞。同年、個展「いのちを授けるならば」 ふげん社(東京・東銀座)、個展「Puzzle Mapping」 AMAC Projects ギャラリー(フランス・パリ)、他多数のグループ展に参加。清里フォトアートミュージアムに作品12点収蔵。
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【本件に関するお問い合わせ先】
https://recruit-holdings.co.jp/support/form/
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