ソニー教育財団 2020年度 教育助成論文 募集
創業者 井深大が始めた60年以上続く教育現場への支援
小・中学校、幼稚園・保育所・認定こども園に助成金と教育教材を贈呈
ソニー教育財団(会長:盛田昌夫)は、全国の小学校・中学校、幼稚園・保育所・認定こども園から「教育・保育の実践と今後の計画」をまとめた論文を募集しています。次世代を担う子どもたちのために、より良い教育・保育の実践に取り組む学校・園へ、助成金と教育教材(ソニー製品)を贈呈します。
ソニー創業者の井深大は、日本の発展のためには子どもたちの理科教育が重要であると考え、1959年に「ソニー理科教育振興資金」の贈呈をはじめました。その後、井深の関心は乳幼児へと広がり、乳幼児期から子どもの心を育てることの重要性を唱え続けました。60年以上という長きに亘り継続する本教育助成論文には、累計で14,000を超える学校・園からご応募いただいており、昨年度も324もの応募論文の中から、159校・園が入賞されています。
今年度は、8月3日(月)より小・中学校対象の「理科や生活科」を中心とした教育実践論文を、8月11日(火)より幼稚園・保育所・認定こども園対象の「科学する心を育てる」をテーマとした保育実践論文を募集中です。応募方法は郵送の他に、フォームへの入力とPDFデータ添付によるWeb応募をご用意しており、ご自宅からでも送信いただけます。
子どもたちの「なぜ?」「どうして?」を大切にし、「感性」「創造性」「主体性」「多様性」を育むことに情熱を持って取り組む学校・園の皆さまからのご応募をお待ちしております。
「教育・保育実践論文」募集概要
■小学校・中学校 対象(ソニー子ども科学教育プログラム)
主 題: 「科学が好きな子どもを育てる」
審査委員長: 御手洗康 元文部科学事務次官
募集期間: 2020年8月3日(月)~9月1日(火)当日消印有効
助成内容: 最優秀校300万円、優秀校50万円、奨励校10万円の教育助成金と教育教材
入選発表: 2021年1月中旬に当財団のホームページで発表
応募方法: https://www.sony-ef.or.jp/program/science.html
■幼稚園・保育所・認定こども園 対象(ソニー幼児教育支援プログラム)
主 題: 「科学する心を育てる」 ~豊かな感性と創造性の芽生えを育む~
審査委員長: 小泉英明 (株)日立製作所 名誉フェロー
募集期間: 2020年8月11日(火)~9月8日(火)当日消印有効
助成内容: 最優秀園200万円、優秀園30万円、優良園10万円、奨励園5万円の教育助成金と教育教材
入選発表: 2021年1月中旬に当財団のホームページで発表
応募方法: https://www.sony-ef.or.jp/program/preschool.html
ソニー創業者である井深 大は、日本の将来の発展を支える子どもたちが科学に関心をもち、科学を好きになるには、小・中学校における理科教育が最も重要であると考えました。会社名をソニーへと変更した翌年の1959年に、学校への支援「ソニー理科教育振興資金」贈呈事業を始めました。一方で、井深大は「人間の能力は“ 環境”によって作られる」との考えから、幼児教育の大切さを訴え、1969年に「財団法人幼児開発協会」を設立。2001年には、2つの財団を統合して「財団法人 ソニー教育財団」となり、幼児教育支援プログラムを開始し、幼稚園・保育所・認定こども園への支援も行っています。2011年に公益財団法人に移行し、現在に至ります。