''生涯就業力''を紐とく『女性の一生』刊行 -- 恵泉女学園大学・大日向雅美学長

恵泉女学園大学

この7月に、恵泉女学園大学・大日向雅美学長による著書『女性の一生』(日本評論社)が刊行。 女性活躍が謳われる現代に至るまで、女性はどのように生き抜いてきたのか、そして、これからはどのように生きていけるのか――? 長年、家庭・社会・地域そして教育の現場で、さまざまな女性の人生に触れてきた大日向学長が、老若男女問わず、この時代に生きている一人ひとりにあらためて問いかけています。  この7月に、恵泉女学園大学・大日向雅美学長による著書『女性の一生』(日本評論社)が刊行されました。  本書で大日向学長はライフワークとしている「女性の生き方」について、2016年より提唱している''女性の生涯就業力''を軸にとらえなおしています。  日本女性の生き方は劇的な変化を遂げてきたのでしょうか?  今、「女性活躍の時代」と華々しく掲げられていますが、果たして現実はそのとおりでしょうか?  ''女性の生涯就業力''は、今の時代にしか言えないことなのでしょうか?  家庭・社会・地域、そして教育・研究の現場で、さまざまな女性の声を聴き人生に触れてきたからこその問いかけです。  おだやかに、しかし鋭いまなざしで女性の一生涯を見据え、女性の「生涯就業力」が明らかにされていきます。  今この時代に生きているあらゆる世代の方に、考えるきっかけとなる一冊です。 ▼恵泉女学園大学「学長の部屋」  https://www.keisen.ac.jp/blog/president/ <『女性の一生』目次> はじめに 第1章 〝置かれた場所で咲きなさい〟とは言えない  ちゃんと生活していきたい  野の花が置かれた場所の過酷さ  国際統計が示す日本女性が置かれている場所  女性を人として尊重する視点の乏しい日本社会  女性自身の意識にも問題が  日本女性たちの生きづらさの実態 第2章 女性たちが置かれている現実  現実にもっと目を向けてみませんか   ●女性の再就職の現実   ●内閣府男女共同参画局   ●これからは、専業主婦では生きられない  女性の心のひだに侵食するものの正体  日本のメディアも罪深い 第3章 時代は動き始めている! けれども... だから?  女の子はアインシュタインなんか知らなくていい?  ディズニー・プリンセスも変身!  何が女子大生たちを替え歌づくりに走らせたのか?  目指したいモデルがない!?  分断される女性たち  社会を変えるのは、〝うつむくあなた〟 第4章 新たな女性活躍像を  賢さも美しさも手放したくない  真の女性活躍は''生涯就業力''から   ●予測不可能な近未来だからこそ   ●なぜ、共生力?   ●''生涯就業力''のルーツ   ●私と恵泉女学園との出会い  時流に抗し、先んずる気概   ●解説・''生涯就業力''とSDGs 第5章 ''生涯就業力''を生きる女性たち  女性活躍などの言葉もなかった時代に   ●都内在住66歳の女性   ●千葉県在住33歳の女性  女性活躍の道を切り開き、自身もまたそのモデルとなられた方  思いがけない災難にもめげすに  今を生き続ける――就職後も資格取得の連続  人は変わる・その1  人は変わる・その2  グローバルな経験をローカルな活躍に  人に尽くす(1)――自分を愛するがゆえに  人に尽くす(2)――若い女性たちも  学び続けてこその''生涯就業力''   ●参考・女性の生き方にかかわる3つのテーマと3つのステップ おわりに――時代の風は女性のために吹き始めている! ▼本件に関する問い合わせ先 恵泉女学園大学 学長室 長尾恵子 住所:206-8586 多摩市南野2-10-1 TEL:042-376-8211(代表) FAX:042-376-8218 メール:shomuka@keisen.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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