企業と連携し、オンラインでのリモートインターンシップを導入 -- 学生が能動的に課題発見し、他者と協働して解決を図る機会を提供 -- 京都橘大学

京都橘大学

京都橘大学(京都市山科区、学長:日比野英子)では、本学の2回生・3回生を対象に、オンラインでのリモートインターンシップの取り組みを6月18日(木)よりスタートさせました。 【変化へ対応し先進性を拓くとともに、変わらないものの重要性を学ぶ】  新型コロナウイルスの感染症拡大防止に向けて、「新しい生活様式」が推奨される中、本学が今年度実施を予定していた実地型のインターンシップをとりやめることになりました。  止むを得ない事情ではあるものの、本学としては、学生に企業との関わりの中で自らの行動で将来を創造する意欲と社会課題に向き合う能力をひきだす機会を提供したいと考え、オンラインツールを活用したリモートインターンシップの取り組みを開始しました。  今回のインターンシップでは「変化に対応(レジリエンス)×変化しない他者協働」をコンセプトとしています。オンラインでのリモートインターンシップを通じて、新しい生活様式のなかで変化に柔軟に対応し自ら先進性を拓くとともに、他者との協働という変わらないものの重要性をしっかりと学生に学んでほしいとも考えています。 【関西の企業などが受け入れを承諾】  本学では6月上旬より、これまで本学学生のインターンシップを受け入れていただいていた企業・事業所を中心に、リモートによるインターンシップをお願いしてきましたが、6月19日現在で、佐々木化学薬品株式会社、株式会社ジェイ・エス・ビーなど合計4社に受け入れを承諾していただきました。  また、株式会社良品計画 無印良品 京都山科店、富士ゼロックス京都株式会社、アイリスオーヤマ株式会社など受け入れを検討していただいている企業・事業所もあり、今後受け入れ先が拡大する可能性もあります。 <参加または参加検討企業・事業所(順不同)> ・佐々木化学薬品株式会社(京都市山科区) 試薬および化学工業薬品の開発・製造販売 ・株式会社ジェイ・エス・ビー(京都市下京区)学生向け施設の企画開発など ・株式会社Fujitaka(京都市下京区)店舗施工、店舗関連機器販売など ・宮川バネ工業株式会社(滋賀県東近江市)金属部品製造など ・株式会社良品計画 無印良品 京都山科(京都市山科区)「無印良品」専門店事業など ・富士ゼロックス京都株式会社(京都市中京区)ゼロックス商品の販売、保守サービス ・アイリスオーヤマ株式会社(宮城県仙台市)生活用品の企画、製造、販売   ほか 【企業の課題を見つけ、グループで課題解決策をプレゼンテーション】  今回のインターンシップは、本学の2回生・3回生を対象に、最大40名程度の参加を想定しており、1企業あたり3~5名の学生がグループ単位で活動することを予定しています。  またインターンシップは、大きく3つの構成で成り立っています。  まず1つ目は<事前学習>です。実際に企業とコンタクトする前に、業界や企業研究を行い、それぞれのグループの目標を設定。また各企業のご担当者に当該グループの学生がインタビューを行いますので、インタビューの基本を学び、効果的なインタビューを行うための準備をしてもらいます。さらにオンラインにおけるマナーやリスクマネジメントについての研修も実施します。  2つ目は<課題実践>で、この段階で企業と学生が直接コンタクトしていきます。「コロナ禍における企業の困りごと」をテーマに、企業の方にオンラインでインタビューを実施して、その中から各企業の課題を発見・整理し、その解決策をグループ単位で資料化し、企業に提案プレゼンテーションを行います。さらに、期間中、学生は企業の方とオンラインでやりとりをして、進捗の報告・相談を行います。課題発見から解決提案までの一連の取り組みにより、創造性をもった仕事の仕方を実践するとともに、社会人としての基本的なノウハウや職業意識、責任感を学び取り、自身の将来のキャリア意識の醸成を目指します。  最後に、<事後学習>として、今回の一連の活動を振り返りながら、気づきや学びを整理して今後の学生生活の目標を立てます。さらに、本学内でもプレゼンテーションコンペを実施し、各グループ間の横の学びの共有を行います。 【6月から学生募集を開始し、8月に課題実践を実施】  学生の募集は6月18日(木)から開始しており、7月から事前学習を開始します。企業の受け入れによる課題実践は8月に実施し、全ての活動が終了するのは8月27日(木)を予定しています。  京都橘大学はリブランディングに取り組んでおり、2019年度、「変化を楽しむ人であれ」という新しいタグラインを設けました。今回の取り組みも、このタグラインと共鳴するものであり、社会の変化に柔軟に対応しながら、他者との協働という変わらないものの重要性を学生に学んでほしいと考えています。  本学では、目まぐるしく変化する昨今の状況の中でも、こうした学生への多様な学びの機会を継続的に提供していきたいと思います。 ▼本件に関する問い合わせ先 京都橘大学企画広報課 住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34 TEL:075-574-4112 FAX:075-574-4151 メール:pub@tachibana-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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