日本国内で唯一「ワイン用ぶどう」が育つ駅! 塩尻駅ホームで栽培されるメルローの誘引結束、芽欠き作業を行います
市内のぶどう農家の指導のもと、JR職員・観光協会員がボランティアとして参加し、秋の収穫に向けて作業を行なっていきます。
長野県の中央に位置する塩尻駅は、日本でただ一つ、駅構内プラットホーム上でぶどうを栽培している駅です。栽培されているのは、ワイン用の品種「メルロー」と「ナイアガラ」。
これらのぶどうは塩尻市の主要産業の一つであるワイン用ぶどうをPRするために1988年(昭和63年)にホーム上に植えられたものです。
来たる5月29日(金)には今年度の初回作業として、ボランティアの皆様と共に誘引結束、芽欠き作業を行います。
塩尻駅3,4番線ホーム上のぶどう棚(後ろに写っているのは特急あずさ)
世界的にも評価の高い「桔梗ヶ原(ききょうがはら)メルロー」を筆頭に、塩尻市で生産されるワイン用ぶどうは、日本国内でも非常に高い評価を得ています。
一般社団法人塩尻市観光協会(塩尻市観光協会・会長 塩原悟文)では、これまでもボランティアの皆様と共にホーム上のぶどう栽培を行なってまいりました。
今年は、秋の収穫までの様子を折に触れて当協会の公式SNSアカウントおよび公式Webサイトを通じて発信をしてまいります。
Facebook: https://www.facebook.com/tokimeguri/
Twitter:https://twitter.com/info40430583
Instgram:https://www.instagram.com/shiojiritokimeguri/
公式Webサイト:https://tokimeguri.jp/
また、8月には昨年度収穫したメルローで醸造したワインが出来上がります。こちらにつきましても上記SNSを通じて情報発信を行なってまいります。
<作業詳細>
場所:塩尻駅3,4番線ホーム内ぶどう棚
5月29日(金)
午前10時00分~午後12時00分頃(小雨決行)
※作業が終わり次第解散します。
<参加者>
市内ぶどう農家、市民ボランティア、JR職員、観光協会員
<取材のご案内>
- 取材の際は必ず駅改札係員にその旨お声がけください
- ビデオカメラ、スチルカメラに関わらず撮影可能です(神事の際は現場係員の指示にしたがってください)
- 電源のご用意はありません
- 塩尻駅前に30分間に限り無料でご利用いただける駐車場があります
昨年の作業のようす
<長野県塩尻市と一般社団法人塩尻市観光協会について>
塩尻市は、長野県中部に位置する人口6万7千人(2020年4月現在)の地方都市です。
観光地としての知名度はそれほど高くありませんが、日本随一の品質を誇るワイン用ぶどうとそのぶどうを使ってワインを作る市内17(2020年4月現在)のワイナリー、江戸時代の街並みを色濃く残す奈良井宿、漆器の町として知られる木曽平沢漆工町、日本三大遺跡の一つである平出遺跡、近年はアニメやドラマの聖地として名が知られる高ボッチ高原、テレビ番組で度々紹介されるローカルグルメ「山賊焼」など、豊かな観光資源を抱えるまちです。
塩尻市観光協会は1955年の発足以来、そんな塩尻市の素晴らしさをより多くの方々に知っていただき、一人でも多くの方々に塩尻市にお越しいただくために、塩尻市の観光事業の発展に努めてまいりました。
また2016年には一般社団法人化を行いました。