40歳以下の若き平面作家たちによる競演。ほとばしる才気に瞠目せよ! 美の予感2020 -平面・特異点のカナリア-
東京展=2020年1月29日(水)~2月4日(火) 日本橋高島屋S.C.本館6階美術画廊
京都展=2020年2月26日(水)~3月3日(火) 京都高島屋6階美術画廊
横浜展=2020年3月11日(水)~3月17日(火) 横浜高島屋7階美術画廊
名古屋展=2020年3月25日(水)~3月31日(火) ジェイアール名古屋タカシマヤ10階美術画廊
大阪展=2020年4月8日(水)~4月14日(火) 大阪高島屋6階美術画廊
新宿展=2020年4月22日(水)~5月4日(月・祝) 新宿高島屋10階美術画廊
坂本友由「さまさま」 72.7×50.0cm
このたび高島屋では、40歳以下の絵画、版画など平面作家による「美の予感2020 ― 平面・特異点のカナリア―」を開催いたします。
興梠優護「≡05」 72.7×53.0cm
平面による「美の予感」展は、高島屋美術部が今後一緒に歩み、次の世代の中心となって活躍されると期待する作家を採り上げ、それぞれに独自の世界を表現していただく5年毎のシリーズ企画です。
小森隼人「予感」 72.0×66.8cm
2010年代の終末は、私たちの身体性が追い付けないほど日々高速に更新される文明と独特な平穏を享受しつつ、国内では大きな祭典を迎え控える中で、かつてない自然災害や明確な対象が判然としない軋轢に苛まれる時代であるように思われます。
八太栄里「山のある町」 72.7×60.6cm
それまで大衆の意識下に潜伏していた事象が多く顕在化し、価値観の激しい多様化と、様々な属性間による分断も生じてきています。それにリンクして美術界も分断と多様性が混沌と交錯し、見通しの困難な状況になっています。
服部しほり「faced face」 72.7×53.0cm
このような世界の中で、現代のアーティストに求められるものとは一体何なのでしょうか?
人の手で創り出された作品が放つアウラ(作品力)とモチベーション(制作動機)の力を信じ、鑑賞者に多角的な視点や見落としそうな美の想像力を伝える“炭鉱のカナリア”になるべく、やがて訪れるかもしれない制御困難な社会の「特異点」に23人の作家が挑みます。各作家20 号大の作品1 点の出品となります。ぜひご高覧ください。
繭山桃子「時の旅」 72.7×53.0cm
<出品作家(敬称略・50音順)>
井原 信次 梅沢 和木 遠藤 美香 奥村 祥子 川﨑 麻央 幸田 史香
興梠 優護 小森 隼人 坂本 友由 佐藤 翠 品川 亮 多田さやか
永島 千裕 西岡 悠妃 八太 栄里 服部しほり 久松 知子 堀越 達人
松平 莉奈 繭山 桃子 本木ひかり 山田 航平 山本 雄教
【お問い合わせ】日本橋高島屋S.C.本館 TEL03(2111)4111(代表)