『ラグビーワールドカップ 日本対サモア戦』視聴度を分析

TVISION INSIGHTS株式会社

人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢から「視聴質」データを取得・提供するTVISION INSIGHTS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:郡谷康士 以下「当社」)では、独自に計測した視聴質データを基に、2019年10月5日 (土) に日本テレビで放送された『ラグビーワールドカップ 日本対サモア戦』において、視聴者がどのように注視していたかを分析しました。

このグラフは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」であらわしています。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどより注視されていることを示します。


『ラグビーW杯 サモア戦』は、個人全体では2019年9月に全番組・全CM(民放5局)の平均値と比べて、約2倍よく視られていたことがわかりました。




また、属性別にみると、同じく2019年9月に全番組・全CM(民放5局)の平均値と比べてM1層(20歳~34歳の男性)の伸び率が特に高く、ラグビー熱があがっていることが想定されます。




■注釈
  • 集計対象は、2019年9月に放送された全番組・全CM(民放5局)、2019年9月5日(土) 19:30~21:24に放送された『ラグビーワールドカップ 日本対サモア戦』です。
  • 小数点3位以下は四捨五入しています。

■視聴質について
  • VI値(滞在度=Viewability Index)
    テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
  • AI値(注視度=Attention Index)
    テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。
  • VI値×AI値(専念視聴度)→本分析対象
    テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。
    ※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.0としています。
■その他の数値
  • GRP(Gross Rating Point)
    TVISION推定のものを使用している。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計している。
■データの収集方法
  • 一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2019年10月現在、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。


■TVISION INSIGHTS株式会社について
TVISION INSIGHTS株式会社は、テレビの「視聴質」を計測する会社です。当社が開発した人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢を取得しデータ化する独自手法で、データセットを取得・蓄積・提供しています。国内では、関東エリアの800世帯・関西エリア100世帯、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組を毎秒レベルで計測(2019年10月現在)。またグローバルにも拠点を広げ、ボストン・ニューヨークでも展開。米国では主要放送局が導入しているほか、日本では放送局や広告主、広告会社をはじめ70社以上が活用しています。テクノロジーとビッグデータを用いて、テレビ本来のポテンシャルを顕在化することを目指しています。

■企業概要
会社名:TVISION INSIGHTS株式会社
代表 :代表取締役 郡谷 康士
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階 Inspired.Lab 内
設立 :2015年3月6日

<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
コーポレート:太田/冨田 E-mail:jpinfo@tvisioninsights.com

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