関西初のピクチャーインピクチャーで6秒CM素材の注視度を分析
讀賣テレビ放送株式会社
TVISION INSIGHTS(以下、TVISION)が、関西初のピクチャーインピクチャーで6秒CM素材の注視度を分析しました。
読売テレビが6月21日(金)『Fun!BASEBALL‼2019「阪神×西武」』において、デジタルで活用される6秒CM素材を、提供表示の代わりとしてピクチャーインピクチャー(以下PIP)の手法でオンエアし、TVISIONがデータを提供しました。
PIPとは、1つの画面に複数の映像を同時に表示することを意味します。番組の流れを中断せずに広告を表示することができ、視聴者は「重要なシーンを見逃すのではないか」というストレスなく、6秒素材を見ることができます。
本企画はTVISIONデータを用い、6秒PIP オンエア時の視聴者の注視度を分析しました。その結果、6秒PIP OA時の注視度(AI値)は試合全体を通したスコアに比べて58%高いスコアとなりました。
番組本編に組み込まれた形での放送によって、視聴者の方々がより専念視聴していたことが伺えます。
6秒CM素材のPIP オンエア 、並びに個別番組の注視度データ(AI値)のリリースは関西では初めての事例となります。今後もリアルなテレビの視聴態勢を捕捉し、テレビの価値の可視化によって皆さまにお役立ていただけるデータのご提供をしてまいります。
- 視聴質を示す数値
- AI値(注視度=Attention Index)
テレビ画面に人の顔が向いているかを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。
- AI値(注視度=Attention Index)
- データの収集方法
関東800世帯・関西100世帯の一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2019年6月現在、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。
- 注釈
- 集計対象属性は、個人全体です。
- 小数点3位以下は四捨五入しています。
■TVISION INSIGHTS株式会社について
TVISION INSIGHTS株式会社は、テレビの「視聴質」を計測する会社です。当社が開発した人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢を取得しデータ化する独自手法で、データセットを取得・蓄積・提供しています。国内では、関東エリアの800世帯・関西エリア100世帯、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組を毎秒レベルで計測(2019年6月現在)。またグローバルにも拠点を広げ、ボストン・ニューヨークでも展開。米国では主要放送局が導入しているほか、日本では放送局や広告主、広告会社をはじめ70社以上が活用しています。テクノロジーとビッグデータを用いて、テレビ本来のポテンシャルを顕在化することを目指しています。
■企業概要
会社名:TVISION INSIGHTS株式会社
代表 :代表取締役 郡谷 康士
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階 Inspired.Lab 内
設立 :2015年3月6日
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
コーポレート:太田/冨田 E-mail:pr@tvisioninsights.com