■関西大学が"移植医療を考えるシンポジウム「あなたの家族、あなたの子どもの未来をどう描く?」"を開催!■ 患者、家族、医療関係者が、"生"をめぐる想いを語り合う ~スペシャルゲストに元ボクシング世界王者・井岡弘樹氏 ~

関西大学

関西大学ではこのたび、「Future Meeting」(*)の一環として、移植医療を考えるシンポジウム「あなたの家族、あなたの子どもの未来をどう描く?」を、9月23日(日)14:00から梅田キャンパスにて開催します。 【本件のポイント】 ・『なんでもない日はとくべつな日(渡航移植が残したもの)』の共著者・青山竜馬氏による講演 ・移植治療を受けた患者や我が子の臓器提供を申し出た家族らによるゲストスピーチを実施 ・医療関係者や移植ネットワーク関係者などによるパネルディスカッションも実施  私たちが普段あたりまえに訪れると思っている日常がどれほど特別なことなのか――。  本イベントでは、誰もが一度は見聞きしたことがある「海外渡航の移植」について、当事者の家族や医療関係者など多彩なゲストを招き、渡航移植や日本国内での移植などをテーマに当事者としての想いや実情を語っていただきます。  具体的には、拡張型心筋症の2歳の娘を救うべく心臓移植の手術を受けるまでの軌跡が描かれた書籍『なんでもない日はとくべつな日(渡航移植が残したもの)』(2018年7月出版)の共著者、青山竜馬氏(国際移植者組織TRIO JAPAN会長)による講演をはじめ、心臓移植を受けた息子を持つ森菜緒子氏や、脳死状態の娘の臓器提供を申し出た柔術家・白木大輔氏によるゲストスピーチを行います。また、医療関係者や移植ネットワーク関係者などによるパネルディスカッションも実施し、かけがえのない家族や友人、子どもとの関係、命などについて見つめ直すことで、私たちの家族や子供たちの未来について考えます。 (*)「Future Meeting」とは  様々な方がオープンかつ創造的に未来について対話できる場として、関西大学梅田キャンパスが不定期に開催しているイベント         <移植医療を考えるシンポジウムの概要> 【日  時】9月23日(日)14:00 ~ 16:00 ※受付は13:00~ 【場  所】関西大学梅田キャンパス 8階KANDAI Me RISEホール      大阪市北区鶴野町1-5(阪急梅田駅「茶屋町」口から徒歩5分、JR大阪駅から徒歩10分) 【プログラム】下記参照 【参加費】一般/2,000円、ご家族(ふたり)2,500円 ※書籍1冊分代金・お茶代を含む      学生/500円(高校生以下は無料※書籍なし) 【定  員】一般/100名、学生/50名 【申込期日】定員に達し次第、終了 【申込方法】以下にアクセスし、専用フォームより申込み       http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/event-seminar/future-meeting/f-meeting180923.html 【主  催】トリオ・ジャパン、関西大学梅田キャンパス 【共  催】関西TSUTAYA 【一般問合せ先】関西大学梅田キャンパス TEL:06-4256-6410(平日10:00 ~18:00) --------------------------------------------------------------------------------------------         ■ 当日のプログラム・登壇者プロフィール ■ -------------------------------------------------------------------------------------------- 13:00~ 開場/受付開始 14:00~ 開会/挨拶:吉原 健二(関西大学梅田事務局長) 14:10~ 基調講演:青山 竜馬(あおやま りょうま)氏(国際移植者組織TRIO JAPAN会長) ~プロフィール~ (画像(1))  1980年5月25日生まれ。青森県青森市出身。  2004年東北芸術工科大学デザイン工学部環境デザイン学科卒業とともに大手不動産会社に就職。同僚だった旧姓佐々木夏子と2008年結婚。2013年第一子(一卵性双生児の女児2人)に恵まれるものの、長女菫が生後270日に「急性心不全」で急逝。その後、次女環が「特発性拡張型心筋症と診断され、大阪大学医学部付属病院に入院治療のため大阪へ移り住む。2015年10月渡航移植を決意。2016年2月に設立された「たまきちゃんを救う会」の支援を得て(募金額3億2千万)、2016年9月8日渡米。渡米して3日目・移植リストに登録した翌日に臓器提供を受けることができた。移植後2回の脳出血を経験するも2017年3月22日無事帰国、現在に至る。2018年2月、前年8月に亡くなった野村祐之会長の後を受け、国際移植者組織トリオ・ジャパン会長に就任。 14:30~ ゲストスピーチ(1):森 菜緒子(もり なおこ)氏 ~プロフィール~ (画像(2))  1976年12月9日生まれ。長崎市出身。  聖マリア学院短期大学卒業後、看護師・保健師として勤務。 結婚後千葉県へ移住し、一男一女の母となる。2014年8月里帰り出産先の 長崎で長男ひりゅうを出産。同年8月、拡張型心筋症と診断される。2014年11月長崎の病院で治療を続けるも心不全悪化。大阪大学医学部付属病院へ自衛隊の衛生ユニットで緊急搬送され一命をとりとめる。自身と長男は大阪、長女と祖父母は長崎、父は単身赴任で千葉と家族離散の生活を余儀なくされる。その後、海外渡航移植も頭をよぎるが国内移植での待機を決断。辛く出口の見えない日々を悶々と過ごすが、長男ひりゅうは国内での心臓移植が叶い現在に至る。 14:50~ ゲストスピーチ(2):白木 大輔(しらき だいすけ)氏 ~プロフィール~ (画像(3))  1980年10月12日生まれ。愛知県半田市出身。  2015年8月より岐阜のブラジリアン柔術スタジオCARPE DIEM HOPEの代表を務める。日本柔術会の殿堂入り選手で、日本を代表する柔術家。2014年10月長女優希が「拡張型心筋症」と診断され、大阪大学医学部付属病院に入院治療のため大阪と住まいのある岐阜との生活をする。その後、渡航移植を視野に入れるも、当時のデバイスラグにより子供用の補助人工心臓使用することが出来ずに、血栓により重度の脳梗塞を発症し、優希は脳死の状態になる。 そして優希の臓器提供をし、現在に至る。 15:10~ 休憩 15:30~ パネルディスカッション      <パネリスト>      ・福嶌 教偉(ふくしま のりひで)氏(国立循環器病研究センター移植医療部 部長)      ・雁瀬 美佐(がんせ みさ)氏(公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク広報・啓発事業部 部長)      ・青山 竜馬 氏      <司   会> 大谷 邦郎(おおたに くにお)氏(グッドニュース情報発信塾 塾長)      <スペシャルゲスト> 井岡 弘樹(いおか ひろき)氏                (西日本ボクシング協会 協会長 WBC世界ストロー級初代王者) 15:55~ 閉会挨拶 16:00  閉 会 ▼本件の詳細▼  関西大学プレスリリース  http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No52.pdf ▼メディア関連の方▼ ※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問合せまでご連絡をお願いいたします。 ▼本件に関する問い合わせ先 総合企画室 広報課 寺崎、浦田 住所:大阪府吹田市山手町3-3-35 TEL:06-6368-0201 FAX:06-6368-1266 メール:kouhou@ml.kandai.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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