テクトロニクス、USBスペクトラム・アナライザの製品ラインアップを拡充し、13GHzと18GHzの新製品を発表
新製品RSA513A型、RSA518A型により、Ku帯レーダ、LTE基地局試験のニーズに対応
テクトロニクス(所在地: 東京都港区、代表取締役: Kent Chon)は本日、堅牢、バッテリ駆動のUSBスペクトラム・アナライザであるRSA500シリーズを拡充し、周波数レンジがそれぞれ13GHz、18GHzの新製品RSA513A型とRSA518A型を発表します。RSA513A型、RSA518A型は、高周波対応だけでなく、ソフトウェア無線開発に有効なI/Qデータのストリーミング機能も備えています。
RSA500シリーズは、研究・開発で使用できるレベルの性能、機能を持ちながら、小型・軽量、堅牢なパッケージングであり、さまざまなアプリケーションでの使用が可能なUSBスペクトラム・アナライザです。Ku帯レーダやLTE基地局試験などのスペクトラム管理アプリケーションから、RADHAZ、EMCONなどの防衛アプリケーションまで対応できます。
今日の混雑した無線環境では、スペクトラム・アナライザのユーザはより高い周波数の信号を、広い帯域幅で時間ギャップなく取込む必要性に迫られています。衛星を使った精密地理解析製品の開発メーカであるHawkEye 360によると、RSA500シリーズは独自のI/Qストリーミング機能により、ワイドバンド信号を取込んで再生しオフラインで詳細に解析できるようになりました。これは今まで実現できなかったニーズであるとのことです。
HawkEye 360、プロセシング・ディレクタのクリス・グレゴリー(Chris Gregory)氏は、次のように述べています。「ポータブル・タイプのスペクトラム・アナライザの多くはスペクトラム・スキャニングに適していますが、リアルタイム帯域幅が限られているため、記録には役立ちませんでした。テクトロニクスの新製品RSA518A型は、スキャニングと記録の両方において理想的な製品であり、当社のRF調査に大いに役立ちます」
RSA500シリーズには、このクラスの他の計測器に比べて4倍の40MHzという取りこぼしのないリアルタイム帯域幅があるため、妨害検出に要する時間を短縮し、SignalVu-PCを使用した詳細な解析が可能になります。
テクトロニクス、ワイドバンド・ソリューション事業部、ジェネラル・マネージャのジョン・ボールドウィン(Jon Baldwin)は次のように述べています。「この計測器が対応する数多くのアプリケーションを見渡してみた場合、他のスペクトラム・アナライザ以上のものが提供できることは明らかです。13GHzと18GHzの機種を発表したことにより、リアルタイム・スペクトラム・アナライザのラインナップが拡張され、様々なアプリケーションでの利用が可能になります」
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