関西大学が、世界最高水準の東アジア文化研究拠点形成を目指す、KU-ORCAS(ケーユーオルカス)キックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を開催。

関西大学

このたび関西大学では、世界最高水準の東アジア文化研究拠点形成を目指す関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)のキックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を、2月17日(土)・18日(日)の2日間にわたって千里山キャンパスにて開催します。 【本件のポイント】 ・2017年11月の文科省私立大学研究ブランディング事業選定後、初となるキックオフ・シンポジウム ・国内外から招聘した研究者による講演をはじめ、KU-ORCASならではの国際色豊かなプログラム ・最先端かつ最高水準の東アジア文化研究・デジタルアーカイブに関する事例紹介・研究報告を実施 関西大学は、アジア研究の豊富なリソースを独自に持ち合わせており、文化交渉学という新たな学問分野を開拓してきました。2017年4月に「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター」(KU-ORCAS)を設立し、東アジア文化研究に関するデジタルアーカイブの構築、社会に開かれたオープン・プラットフォームの形成により、同研究の更なる発展を目指しています。同年9月には、世界最古の図書館のひとつであるバチカン図書館と日本の大学では初めて協定を締結し、同館所蔵の東アジア関連資料の研究・アーカイブ化を進めています。本シンポジウムでは、国内外から招聘した研究者による最先端かつ最高水準の東アジア研究およびデジタルアーカイブに関する講演・事例紹介・研究報告を実施するなど、KU-ORCASならではの国際色豊かなプログラムとなっています。来場者の皆様とともに、デジタルアーカイブの構築、オープン・プラットフォームの形成がもたらす東アジアの過去・現在・未来について考えます。                             記 【日  時】 2月17日(土)13:00~17:00、18日(日)10:00~17:00 【場  所】 千里山キャンパス 以文館4階 セミナースペース         大阪府吹田市山手町3-3-35(阪急関大前駅北出口から徒歩約10分) 【概  要】(日英同時通訳)       ◆2月17日(土) 開会挨拶 関西大学学長 芝井 敬司                 KU-ORCASの目指すもの                 関西大学アジア・オープン・リサーチセンター長 内田 慶市                 講 演(13:30~) 国内外の研究者4名による講演       ◆2月18日(日) 研究報告(10:00~)                 国内外の研究者6名による研究報告・事例紹介 【対象・申込・参加費】 東アジアに関する研究者をはじめ、どなたでも可。事前申込要。参加費無料。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------   KU-ORCASキックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」プログラム詳細 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆2月17日(土)   ・開会挨拶 関西大学学長 芝井 敬司   ・KU-ORCASの目指すもの     関西大学アジア・オープン・リサーチセンター長 内田 慶市   ・講 演(13:30~)     下田 正弘(東京大学 教授)       テーマ:デジタル・アーカイブ時代における日本の人文学の課題     Hilde De Weerdt(ライデン大学)       テーマ:MARKUS, VISUS & COMPARATIVUS:            Developing a Text Analysis Infrastructure for East Asian Languages     Nathalie Monnet(フランス国立図書館 写本部中国書チーフキュレーター)       テーマ: The Gallica digital library celebrates its 20th anniversary     楊 暁捷(カルガリー大学 教授)       テーマ:デジタル技術が古典画像にもたらしたもの-「デジタル展示:からいと」の制作をてがかりに- ◆2月18日(日)   ・研究報告(10:00~)     藤田 高夫(関西大学 文学部教授)       テーマ:木簡の「表情」-中国古代木簡に見る字体と文書の関連性     武田 英明(国立情報学研究所 教授)       テーマ:オープンサイエンスとオープンデータ~ちょっと先の研究のあり方を考える~     永崎 研宣(人文情報学研究所 主席研究員)       テーマ:研究者による研究者のためのオープン・プラットフォームに向けて            -機械ではなく人が決めるルールの集積としてのデジタルアーカイブを通じて-     山本 和明(国文学研究資料館 古典籍共同研究事業センター副センター長)       テーマ:歴史的典籍NW事業:その現状と目指すべき未来     安岡 孝一(京都大学 人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター教授)       テーマ:東アジア人文情報学研究の現在-漢字処理から漢文処理へ-     二階堂 善弘(関西大学 文学部教授)       テーマ:漢字文献情報処理研究会と研究者コミュニティ ◆一般申込方法 KU-ORCASホームページ内の専用フォームから必要事項を記入して申込(参加費無料。どなたでも可)。 http://www.kansai-u.ac.jp/ku-orcas/ ----------------------------------------------------------------------------------------   関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)について ---------------------------------------------------------------------------------------- 関西大学は、東西文化学術研究において世界的に高い評価を誇る東西学術研究所、個人文庫をはじめ豊富な資料群を有する総合図書館・博物館、なにわ大阪研究を牽引するなにわ大阪研究センターなど、積み重ねられてきた伝統と実績のもとに日本研究・アジア研究の豊富なリソースを独自に持ち合わせています。2007年にはグローバルCOEプログラムに採択され、文化交渉学という新たな学問分野を開拓するとともに、東アジア文化交渉学会を創立し、10年にわたって多くの著名研究者、若手研究者の学問的な交流と分野の発展に寄与してきました。それらの豊富な財産や実績を基に、2017年4月に同センターを設立。東アジア文化研究に関するデジタルアーカイブを構築し、社会に開かれたオープン・プラットフォームの形成により、世界最高水準の東アジア文化研究拠点の形成を目指しています。同センターは、デジタル化の成果として人文知を広く一般に提供することをミッションとして活動しています。そのために「研究リソースのオープン化」「研究グループのオープン化」「研究ノウハウのオープン化」をポリシーとし、3つのユニット(領域)のもとに、開かれたデジタルアーカイブ構築を推進します。 <メディア関連の方へ> ※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問合せまでご連絡をお願いいたします。 ▼本件に関する問い合わせ先 総合企画室 広報課 石田、寺崎 住所:大阪府吹田市山手町3-3-35 TEL:06-6368-1131 FAX:06-6368-1266 メール:kouhou@ml.kandai.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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