アリババグループ、2018 平昌オリンピックのショーケースをローンチ
未来のオリンピックに向けて注力
アリババグループは、オリンピックのオフィシャルグローバルパートナーとして、韓国のカンヌンオリンピックパークに建設したショーケース、「The Olympic Games on the Cloud」を10日にローンチしました。ローンチイベントにはアリババグループ会長のジャック・マーと国際オリンピック委員会(以下「IOC」)会長のトーマス・バッハが出席しました。この度アリババがローンチしたショーケースは、アリババクラウドを用いることでインタラクティブになる、将来のオリンピックをファンや選手、オリンピック関連組織、各種パートナーにお見せするものです。みなさまにアリババクラウドがもたらす潜在的な影響力とECプラットフォームで変貌をとげる未来のオリンピックをお楽しみいただけます。
●ジャック・マー会長コメント
「アリババグループとオリンピックの長期パートナーシップによって、アリババグループは企業ポジションを最大限に披露でき、アリババの技術力でオリンピックのデジタル化にも貢献したいと思います。アリババもオリンピックと同様に、誰であってもグローバルの舞台で競えるように、平等な競争環境を作り上げたいと思います。」
●トーマス・バッハ会長コメント
「IOCはアリババとパートナーシップを組み、デジタル化の新しい時代に入っている。アリババはオリンピックの魅力を広げ、オリンピックファンによりオリンピックを楽しんでもらえるユニークなプラットフォームを提供しています。IOCとしてもアリババの前向きで、効率的な仕事に感銘を受け、10年以上のパートナーシップを期待するとともに、更なる成功も期待しています。」
アリババグループとIOCの長期パートナーシップは2017年1月からスタートしました。アリババはクラウドサービスとECプラットフォームサービスにおけるパートナーで、2028年までのオリンピックチャンネルの設立パートナーも就任しています。
また、ローンチイベントではクラウドコンピューティングとAIに基づき、オリンピックのデジタル化やファン、観戦者、選手そして主催者などオリンピックに関わる様々な方をサポートするソリューション、「Alibaba Cloud ET Sports Brain for the Future Olympic Games」を発表しました。このソリューションにより、安心・安全かつ費用対効果の高い、スポーツイベントが実施可能になり、ファンや選手により魅力的な体験を提供します。
●オリンピック体験を強化
クラウドベースのビッグデータにより、オフラインとオンラインの遷移をシームレスにし、ファンや選手に最適な環境でオリンピックを提供します。
●オリンピックホストシティーのスマートシティ化計画
今後のオリンピック開催都市候補がオリンピック開催場所を計画する際に、アリババクラウドが大規模な地理空間分析を行い、最適な場所を選定します。
●オリンピックの安全性強化
クラウドにより、アクセス制限や各種セキュリティ、混雑管理、会場での個人認識を強化します。
●アスリートのトレーニング効率の改善
ディープマシーンラーニングにより、睡眠や栄養、トレーニングの強度、気温や風速などの自然環境を整え、アスリートのパフォーマンス効率向上をサポートします。
●オリンピックコンテンツの利用範囲拡大
クラウド技術により、各種コンテンツの保存や検索、カスタマイズの制度を改善し、いつでもどこでもコンテンツを見つけ、共有することを可能にします。
アリババグループCMOのクリス・タンはAlibaba Cloud ET Sports Brainについて次のように述べています。
「技術が積極的に登用されることで、オリンピックをより良い方向へ促進させることでしょう。アリババクラウドは、オリンピックのデジタル化を進める基盤であり、全ての視聴者にとってより効率的で楽しめるオリンピックを提供します。」
アリババグループとその他オリンピック関連情報については、下記リンクよりご覧ください。
www.alizila.com/2018-winter-olympics/
「Alibaba Cloud ET Sports Brain」についてはこちらよりご覧ください。
https://olympics.alibabacloud.com/
■アリババグループについて
アリババグループの使命は、「世界中どこであっても、ビジネスを容易にする」ことです。そして我々は将来の商業
インフラを構築することを目的にしています。お客様はアリババと出会い、そしてビジネスを加速させ、アリババとと
もに生きていくことを目指しています。そしてアリババグループは少なくとも 102 年続く会社になると考えています。