DNAの傷を修復するタンパクを呼び込む新たなメカニズムを解明 -- 横浜市立大学

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横浜市立大学大学院生命医科学研究科 奥田昌彦特任准教授と西村善文学長補佐は、名古屋大学環境医学研究所 発生遺伝分野 荻 朋男教授、長崎大学 原爆後障害医療研究所 中沢由華助教らとの共同研究で、遺伝子情報を読み出す転写の途中で、障害となるDNAの傷を修復するためにUVSSAタンパク質がTFIIHタンパク質を呼び込む姿を、NMRという特殊な分光器を用いて観察し、そのメカニズムを解明しました。修復が正常に働かないと、遺伝性の難病であるコケイン症や、紫外線高感受性症候群を発症することから、その修復過程の詳細情報は、当該疾患の発症プロセス解明や治療薬開発に役立つと考えられます。 ◯研究成果のポイント ○転写に伴ってDNAを修復する新たな機構の解明に繋がった ○ゲノム全体でのDNA修復経路と転写に伴うDNA修復経路において、修復タンパク質を呼び込む機構が大変似ていることを発見した ○コケイン症や紫外線高感受性症候群など転写に伴うDNA修復の欠損により発症する疾患の治療薬の開発に貢献できる ※研究の詳細は添付のPDFをご覧ください ▼お問い合わせ先 (本資料の内容に関するお問い合わせ)  大学院生命医科学研究科 特任准教授 奥田 昌彦  大学院生命医科学研究科 学長補佐 西村 善文  横浜市鶴見区末広町1-7-29  TEL: 045-508-7211/7212  E-mail: okuda777@yokohama-cu.ac.jp(奥田)       nisimura@yokohama-cu.ac.jp(西村) (取材対応窓口、資料請求など)  研究企画・産学連携推進課長 渡邊 誠  TEL: 045-787-2510  E-Mail: kenki@yokohama-cu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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