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日本映画大学(神奈川県川崎市)はこのたび、全ロシア国立映画大学(VGIK)と学術交流協定を締結した。これは、大学による社会貢献および大学間の相互支援を目的としたもの。締結に伴い、10月27日に調印式を執り行った。今後は映画上映などを通じて、学生や教員の交流と相互理解を深めていく。
全ロシア国立映画大学は、1919年創立の世界でもっとも歴史ある映画大学。アレクサンドル・ソクーロフやアンドレイ・タルコフスキー、アンドレイ・コンチャロフスキー、ニキータ・ミハルコフといった巨匠たちを輩出している名門である。
日本映画大学は2014年12月に「ロシア文化フェスティバル」の一環として「全ロシア国立映画大学卒業制作映画祭上映会」を開催。こうした経緯もあり、このたび全ロシア国立映画大学から新しい協力体制の確立の提案を受けて学術交流協定の締結に至った。
10月27日には、調印式を実施。全ロシア国立映画大学(VGIK)からイゴリ・ユスプフ国際交流センター長代理とタティアナ・ツルスノーヴァ国際交流部部長、ヴァディム・アブドラシトフ教授(映画監督)、アレキサンダ・フョドロフ教授、エレーナ・ヤレメンコ教授が日本映画大学を訪問した。
協定の締結を記念して、同日、全ロシア国立映画大学のアブドラシトフ・ヴァンディム教授が「映画監督育成のためのVGIK式教授法」と題して日本映画大学で講演。また、30日には全ロシア国立映画大学学生劇団による演劇公演がロシア大使館で催され、日本映画大学の学長はじめ教職員、学生が観劇した。
今後は、両校の教員間の学術交流や学生の交流、それぞれが主催する映画祭への参加、映画作品の共同制作などが進められる。
なお、日本映画大学と海外の映画教育機関との国際提携は、同校で6校目になる。
<日本映画大学提携映画教育機関>
○ 韓国芸術綜合学校(K-Arts)
○ 国立台北芸術大学(TNUA)
○ 北京電影学院(BFA)
○ ジャカルタ芸術大学(IKJ)
○ 台北メディアスクール(TMS)
○ 全ロシア国立映画大学(VGIK)
◆全ロシア国立映画大学(VGIK)日本映画大学(JIMI)間における交流協定の内容
【意 図】
当協定の第一目的はVGIKとJIMIが相互に協力を進め、二大学間における学術的交流を強化することである。両大学は、大学による社会貢献、および大学間の相互支援の重要性を理解し、教員、学生レベルでの交流を促進し、学術研究における情報の共有に努めることを望む。
【協力分野】
VGIK とJIMI は以下の分野における協力に同意する。
●教育フォーラムプロジェクト
●芸術的・試行的プロジェクト
●教員の短期交換
●学生の短期留学促進
▼本件に関する問い合わせ先
日本映画大学 入試・広報部
住所:〒215-0004 川崎市麻生区万福寺1-16-30
TEL:044-951-2511
FAX:044951-2681
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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