江戸時代の古地図から読み解く ロシアの南下政策の発想と世界認識

横浜市立大学

横浜市立大学学術情報センターは、11月25日(土)に「『鎖国』時代に写された異国の世界」と題した市民講座を開催します。この講座では、文化4年(1807年)、漂流民の大黒屋光太夫らが、ロシアから持ち帰ったとされる「莫斯哥亜・魯斉亜地理図(モスクワ・ロシアチリズ)」を題材とした特別講演を行います。「莫斯哥亜・魯斉亜地理図」は、本学が所蔵する貴重な古地図で、ロシアを下に日本を上に描く「逆さ地図」です。ロシアの南下政策の発想と世界認識が表わされており、地図や地理の形成にみられる当時の人々が抱く憧憬や実情を、地政学・歴史的視点から読み解いていきます。 《「鎖国」時代に写された異国の世界 》市民講座 概要  日 時 2017年11月25日(土)13:30~16:00(13:00開場) 会 場 横浜市立大学 金沢八景キャンパス     (横浜市金沢区瀬戸22-2) 講 師 松本 郁代     (横浜市立大学学術院国際総合科学群 准教授) 主 催 横浜市立大学学術情報センター 内 容 ・特別講演「古地図にみるロシア南下の発想~大黒屋光太夫と逆さ世界図の将来~」(40分)     ・学生研究発表(日本文化ゼミ学生)(30分)     ・貴重資料の紹介(25分)     ・見学(希望者のみ、30分)  特別講演のほか在学生による研究発表や貴重資料の紹介、資料見学会なども企画しています。 ※当日取材が可能です。ご希望の方は事前に以下までご連絡ください。 ▼お問い合わせ先  学術情報課長 浅見 敏雄 Tel:045-787-2071 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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