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公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京は、芸術文化によって東京2020大会の開催気運を醸成するため、東京文化プログラム助成として4つの助成事業を実施しています。
この度、都民の多彩な文化活動を支援する「市民創造文化活動支援(第2期)」の公募を平成29年6月30日(金)より開始し、公募締切の平成29年8月4日(金)まで計20件の申請がありました。厳正な審査の結果、今回は5件を採択いたしました。
■平成29年度東京文化プログラム助成:市民創造文化活動支援(第2期)採択事業
◆中野フレッシュロックフェスティバル実行委員会
申請活動名:中野フレッシュロックフェスティバル
交付決定額:986,230円
活動内容:
バンド活動など、部活動の範囲に限らない中高生の表現活動の発表の場を提供する。また、第一線で活躍する若手アーティストとの共演の場を作り、都内各所の教育機関の協力のもと、多くの市民に演奏を披露することで、中高生が主役となり、より一層成長していけるような環境を支援する。
◆特定非営利活動法人こどもの城合唱団
申請活動名:こどもの城合唱団コンサート~こどもたちからのサウンドメッセージ~
交付決定額:1,000,000円
活動内容:
6歳から74歳までの年齢で構成される約250人の団員と、幼児や障害のある児童等が、年齢や障害、地域を超えた活動を行っている。今回の公演では、団員それぞれの個性を活かしながら、生活の中で感じていること、それを誰かに伝えることの大切さを表現する。
◆合同会社ヴァイナルソユーズ
申請活動名:和田永「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」〜本祭I : 家電雷鳴篇〜
交付決定額:3,000,000円
活動内容:
アーティストの和田永と、プロジェクトを協業する市民チームNicos Orchest-Labを中心に、市民を巻き込みながら古い電化製品を集め、デジタルテクノロジーを活かして新たな楽器を創作し、オーケストラを形づくっていく。今回は、東京タワーの真下にあるスターライズスタジオにて、大規模なコンサートと展示を実施する。
◆東京カラオケまつり実行委員会
申請活動名:東京カラオケまつり
交付決定額:13,164,000円
活動内容:
日本から世界に広がり、日本発の文化とも言われる「カラオケ」。カラオケは今日まで多くの市民に親しまれ、歌えば誰でも主役になれるのも大きな特徴。世界中でも愛されるカラオケの特性を生かし、国籍や年齢問わず市民が気軽に楽しめ、市民レベルで楽しみ盛り上がれるカラオケ大会を開催。
◆NPO法人シニア演劇ネットワーク
申請活動名:シニア劇団かぶつ・かんじゅく座による東京の島巡演の旅
交付決定額:1,288,415円
活動内容:
東京の2つのシニア劇団が、3つの島(八丈島・三宅島・大島)を巡演し、演劇を通して交流する。八丈島と新宿をそれぞれ活動拠点とする2つの劇団が共同で公演することで、シニア世代の活力の底上げするとともに、その活力を2020年に向けてつなげていく。
■平成29年度東京文化プログラム助成:市民創造文化活動支援(第2期)
東京都が主導する文化プログラムの考え方*を踏まえ、アマチュアの皆様の創造文化活動を支援します。単に日常的・地域的な活動にとどまらず、この機会を活用し、それぞれの活動の飛躍や新しいチャレンジ、より多くの人々へのアピール、新しい市民文化の醸成等を目指す事業について、経費の一部(助成対象経費の2分の1以内で、かつ2,000万円が上限)を助成します。
*東京都が主導する文化プログラムの考え方
オリンピックの精神に基づき、史上最高の文化プログラムを展開するとともに、文化の面のレガシーを2020年以降に継承し、世界一の文化都市東京の実現につなげていく。
・伝統と現代の共存をはじめとした独自性・多様性を持つ東京の文化を世界に発信するとともに、国際的な芸術文化交流を積極的に展開
・障害者、高齢者、子供、外国人等、国内外のあらゆる人々が参加・交流できる機会の創出
・新たな発想を取り入れた芸術文化活動の推進や次世代を担う人材の育成
・都市全体で文化的な祝祭感を創出
・国、他の自治体、芸術文化団体等との連携・協力によるオール・ジャパンでの気運醸成
<本事業に関するお問い合わせ>
公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京オリンピック・パラリンピック文化戦略担当:石綿、角南
TEL:03-6256-8433E-mail:bp-josei@artscouncil-tokyo.jp
<本リリース、掲載に関するお問い合わせ>
公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京広報担当:森(隆)、圓城寺
TEL:03-6256-8432E-mail:press@artscouncil-tokyo.jp