北海道科学大学大学院が2018年4月に「薬学研究科」および「保健医療学研究科」を設置 -- 高度な能力を備えた専門職業人を育成

北海道科学大学

学校法人北海道科学大学(札幌市手稲区)は2018年4月に、設置校の北海道科学大学と北海道薬科大学を統合し、大学院に「薬学研究科」を設置する。また、看護学科・理学療法学科・診療放射線学科の完成年度に伴い「保健医療学研究科」も開設。8月29日付で文部科学大臣から設置が認可された。 ◆薬学研究科(博士課程) 【臨床薬学専攻(入学定員3人)】  学部教育で修得した薬剤師としての知識を基礎に、実務に直結する研究課題を自らが発見・解決する高度な専門職業人を育成。科学的思考・研究マインド・研究能力を身に付け、地域医療の担い手として、在宅医療における薬剤師業務の普及・指導に関わる意欲ある薬剤師、専門薬剤師などを目指す高度医療に携わる意欲ある薬剤師、および医療薬学・臨床薬学の研究者および薬学教育に関わる大学教員を目指す薬剤師を養成する。 ◆保健医療学研究科(修士課程) 【看護学専攻(入学定員5人)】  基礎となる学科: 看護学科  現代の医療現場では、医療の高度化や入院患者の高齢化、患者の安全の確保や権利意識の向上、入院患者に占める重症患者の割合の増加、精神保健上の問題や児童虐待などをはじめとする地域における看護の対象の複雑化などから、看護実践能力の強化が課題となっている。  看護師などにはこれまで以上に高い能力が求められていることから、看護学専攻では、学部教育で修得した看護学および看護実践に関する専門的な知識や能力をさらに深化させる教育を実践。自ら研究課題を設定し研究活動を展開する能力を身に付けることにより、研究能力を備えた看護教育や看護実践を支える中核的な役割を果たす看護職者を養成する。 【リハビリテーション科学専攻(入学定員4人)】  基礎となる学科: 理学療法学科、義肢装具学科  超高齢化社会に伴う加齢による身体機能障害や脳卒中による麻痺患者の増加、高齢者を対象とした予防事業や介護予防、在宅医療の推進などをはじめとする地域におけるリハビリテーションの対象の複雑化などから、現代の医療現場では、リハビリテーション機能の質的・量的な充実が求められている。  リハビリテーション科学専攻では、学部教育で修得した理学療法学および義肢装具学に関する専門的な知識や能力を一層深め、自ら研究課題を設定し研究活動を展開する能力を養成。研究能力を備え、これまで以上に深い知識と高い能力を持ったリハビリテーション従事者を育成する。   【医療技術学専攻(入学定員4人)】  基礎となる学科: 臨床工学科、診療放射線学科  現代の医療現場では、高度な医療機器の開発に伴う操作技術の高度化・複雑化や安全・保守点検の重要性、放射線検査や治療など放射線診療技術の高度化、医療分野における業務の細分化や分業化に伴うチーム医療における果たす役割の重要性などから、医療技術従事者における実践能力の強化が課題となっている。医療技術分野においても、これまで以上に深い知識と高い能力が求められている。  医療技術学専攻では、学部教育で修得した臨床工学および放射線技術学に関する専門的な知識や能力を一層深化させるとともに、自ら研究課題を設定し研究活動を展開する能力を育成。研究能力を備えた実践現場を支える中核的な役割を果たす人材を養成する。 【大学院特設ページ】 http://www.hus.ac.jp/academics/grd/pharmaceutical-sciences.html ▼本件に関するお問い合わせ先  北海道科学大学 広報課  TEL: 011-688-2371 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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