細胞の混み具合を検知して増殖を停止させる仕組みを発見~米科学誌Cellの姉妹誌『Cell Reports』に掲載(日本時間8月9日午前1時オンライン)~横浜市立大学

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横浜市立大学 学術院医学群 大野茂男特別契約教授、同、分子細胞生物学教室 古川(田村)可奈(大学院生)、山下和成特任助教らの研究グループは、臓器を作るときに細胞が十分な数に達した時に、細胞周囲にかかる力を検知して増殖を停止させる仕組みを発見した。臓器・器官は一定の大きさを保っているが、その仕組みは謎だった。また、細胞増殖の異常はがんの主因となる。今回の発見は、これらを理解するための大きな一歩となる。  学術院医学群 大野茂男特別契約教授、同、分子細胞生物学教室 古川(田村)可奈(大学院生)、山下和成特任助教らの研究グループは、臓器を作るときに細胞が十分な数に達した時に、細胞周囲にかかる力を検知して増殖を停止させる仕組みを発見した。臓器・器官は一定の大きさを保っているが、その仕組みは謎だった。また、細胞増殖の異常はがんの主因となる。今回の発見は、これらを理解するための大きな一歩となる。 《研究成果のポイント》 ・ 細胞間の接着部位を裏打ちする細胞骨格構造(環状アクチンベルト)が細胞の混み具合を検知し収縮 ・ アクチンベルトの収縮力が増殖誘導性の転写因子YAPを核から出して不活性化することにより、細胞は増殖停止 ・このときに、MerlinはYAPと結合して核外に排出し、不活性化する ※研究の詳細については添付のPDFをご覧下さい ▼お問い合わせ先 <内容に関するお問い合わせ>  学術院医学群 特別契約教授 大野 茂男  TEL: 045-352-8871   E-mail: ohnos@med.yokohama-cu.ac.jp <取材対応窓口、資料請求など>  研究企画・産学連携推進課長 渡邊 誠  TEL:045-787-2510  E-mail: kenki@yokohama-cu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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