-
-
-
2月24日(金)東京・港区のオランダ大使館で開催される「第1回シリアス&アプライドゲームサミット」に、東京工科大学メディア学部が参加する。
教育や社会問題の解決に「ゲーム」を活用する取り組みは世界中で活発に行われている。一般には「シリアスゲーム」と呼ばれているが、こうした取り組みの先進国であるオランダでは“実践的”また“実用的”という意味で「アプライドゲーム」と呼ばれている。
この度、「アプライドゲーム」の関係者と日本のシリアスゲーム関係者が一堂に会することになった。この記念すべきサミットに、東京工科大学からメディア学部岸本好弘准教授が実行委員長として参加し、同学部の学生らが制作したシリアスゲームを展示して国内外の参加者と交流する。
■開催内容
教育・医療・サイバーセキュリティの分野の活用事例の講演と、実際にプレイできる状態でのゲームの展示、意見交換の場として交流会を行う。
わが国では「ゲーム」は未だに娯楽用と考えられがちであるが、世界レベルではさまざまな社会問題の解決にゲームの力(ちから)が活用されており、一般には「シリアスゲーム」と呼ばれている。
東京工科大学メディア学部では、これまで岸本准教授らが中心となって日本国内でのシリアスゲームの普及に取り組んできた。とくに2014年から年1回開催してきた「シリアスゲームジャム」では、「英語学習」「サイバーセキュリティ」「サステイナブル社会」といったテーマで学生と社会人の交流を図りながらシリアスゲーム制作の実績を積むとともに、ゲーム制作イベントの運営ノウハウを蓄積している。
この度の「第1回シリアス&アプライドゲームサミット」では、「第5回シリアスゲームジャム~みんなのバリアフリー~」で最優秀グランプリを受賞した『ゴーゴンの館』をはじめ、同大の学生が制作した複数のシリアスゲームを展示する。
2016年12月に開催された「第5回シリアスゲームジャム」ではオランダ大使館に協賛していただき、オランダからの留学生2名もゲーム制作に参加した。オランダでは、シリアスゲームのことを「実践的」また「実用的」なゲームという意味で「アプライドゲーム」と呼んでおり、代表的なものとして国内の全市長が危機管理のための意思決定訓練に使っているMayor Game(市長ゲーム)がある。文字どおりシリアスゲームの先進国なのである。
「アプライドゲーム」の実績を誇るオランダと、娯楽分野では技術の粋を極めた日本のゲーム関係者が交流し力を合わせることはゲームの可能性を広げ、学生らの活躍の舞台を広げることにも繋がることだろう。
■開催日時
2017年2月24日(金) 13:00-18:00
■開催場所
オランダ王国大使館(東京都港区)
■興味のある方は公式サイトをご覧ください
第1回シリアス&アプライドゲームサミット The 1st Serious and Applied Game Summit
http://www.mediadesignlabs.org/SUMMIT/
■メディア学部WEB
http://www.teu.ac.jp/gakubu/media/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
kishimotoy(at)stf.teu.ac.jp(東京工科大学メディア学部 岸本好弘)
※(at)はアットマークに置き換えてください。
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/