横浜市立大学は、「再生医療の最前線~iPS細胞は患者さんを救えるか~」と題した市民講座を開催する。
近年、iPS細胞を活用した再生医療が大きな話題となっている。横浜市立大学では、世界で初めて「iPS細胞からミニ肝臓を作り出す」ことに2013年に成功し、フロントランナーとして世界の最先端を疾走している。このヒトiPS細胞から作製したミニ肝臓は、画期的な再生医療や新たな医薬品の開発を飛躍的に加速するための革新的技術として期待されている。
横浜市立大学 医学群 教授 谷口英樹(臓器再生医学)が、このような同大独自の先進医療開発に関する取り組みについて紹介するほか、同 医学群 教授 中島淳(肝胆膵消化器病学)からは、肝臓移植の現状を踏まえて、世界の現況についての解説と横浜市立大学附属病院での新たな取り組みについて紹介する。
さらに、再生医療をはじめとする創薬や医療機器等の研究開発プロジェクトの支援を行う横浜市施策についても紹介する。
《プログラム概要》
1. iPS細胞を用いた肝臓疾患に対する新規治療法の開発
横浜市立大学 先端医科学研究センター セローム解析センター長/臓器再生医学 教授 谷口 英樹
2. 肝臓疾患の国内外の現状と将来の展望 ~アンメットニーズに関して~
横浜市立大学 肝胆膵消化器病学 教授 中島 淳
3. 横浜市のライフイノベーション施策について
横浜市 経済局 成長戦略推進部 成長産業振興課 特区推進担当課長 伊藤 敏孝
◆日 時: 平成28年11月29日(火)18:00~20:00 (開場17:20)
◆会 場: 県民共済 みらいホール(JR・市営地下鉄「桜木町」駅徒歩約3分)
〒231-8418 神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8-2 県民共済プラザビル1階
◆参加費: 無料
◆定 員: 300名
◆主 催: 公立大学法人横浜市立大学
◆共 催: 横浜市
◆申 込: TEL、FAX、E-mailもしくは大学WEBサイトから
※当日の取材をご希望の方は、前日までに下記問い合わせ先まで
▼問い合わせ先
研究企画・産学連携推進課長 渡邊 誠
TEL: 045-787-2510
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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