横浜市立大学鶴見キャンパス・理化学研究所横浜キャンパスを一般公開

横浜市立大学

横浜市立大学鶴見キャンパスと理化学研究所横浜キャンパスは、今年度も一般公開を開催する。この一般公開は、ふだんは見ることができない研究施設を公開し、これまで取り組んできた研究活動や最新の成果をご紹介するイベント。  研究者による講演会、セミナーをはじめ、最先端の施設を見学できるツアー、気軽に参加できる観察、実験、クイズなどの34の体験イベント、大型ポスターによる研究発表等、子どもから大人まで楽しむことができるプログラムを数多くご用意している。  従来より「理科離れ」が囁かれてきたが、2017年度から文部科学省が「Jr.ドクター育成塾」の事業化を予定するなど、科学や数学に強い人材を育てようという気運が高まっている。横浜市立大学と理化学研究所は、本イベントを通じて理系分野への興味・親近感の喚起を図る。 1. 開催日時  平成28年9月10日(土)午前10時~午後5時(最終入場は午後4時) ※参加無料、入退場自由  2. 催し物  体験イベント、施設公開・ツアー、講演会、セミナー 、ビデオ上映、ポスターによる研究発表など ※ プログラム詳細は、別添チラシ参照。 3. 主催・会場 ・公立大学法人横浜市立大学鶴見キャンパス  〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-7-29  TEL: 045-508-7201 ・国立研究開発法人理化学研究所横浜キャンパス  〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-7-22  TEL: 045-503-9111(代表) <アクセス> 1.JR・京急鶴見駅より「無料シャトルバス」を運行(約10分) 2.[路線バス] JR鶴見駅 東口バスターミナル8番乗降口より臨港バス(鶴08系統)「ふれーゆ」行き乗車「理研・市大大学院前」下車徒歩1分 3.[電車] JR鶴見線「鶴見小野駅」下車、遊歩道15分 ■参考資料  プログラムの一部ご紹介(詳細は別添チラシを参照。) 1) 体験イベント (下記含め34イベント) ●いろいろな顕微鏡で体験!生物のミクロな世界  実体顕微鏡や光学顕微鏡で、さまざまな植物や微生物を観察します。撮影した写真はおみやげとして持ち帰ることができます。 ・対象: すべての方 ・場所: 理研中央研究棟2階C214-C218 ※直接会場へお越しください。  ●いろいろな油でせっけんをつくろう!  生物はそれぞれユニークな油を作り出している。いろいろな油からどのようなセッケンができるかを実験してみよう! ・対象: 小学生以下 ・場所: 市大実験棟2階実験実習室 ※整理券を配付します。 2) 施設公開・ツアー (下記含め11イベント) ●目で見る遺伝子の違い:遺伝子解析現場から  個人の持つ遺伝子の違いを網羅的に調べる装置が動くところをお見せする。 ・対象: すべての方 ・場所: 理研東研究棟3階E309-311、E312-316 ※直接会場へお越しください。 ●公開!分子の構造を読み解くNMR装置  横浜市立大学鶴見キャンパスに設置されているNMR装置を公開。普段は見ることのできないNMRの裏側まで見学していただく。世界初の950MHz LC-NMR装置もご覧いただける。 ・対象: すべての方 ・場所: 市大1階NMR棟 ※直接会場へお越しください。  3) 講演会 (下記含め4イベント) ・参加対象: すべての方 ・場所: 理研交流棟1階交流棟ホール ●「高温超伝導でNMR 世界最高磁場NMRの開発」  国立研究開発法人理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 高橋 雅人上級研究員  今から30年前に高温超伝導体と呼ばれる物質が見つかりました。これまでより高い温度で超伝導(電気抵抗ゼロ)になるだけではなく、さまざまな特長を持っています。私たちはその特長を活かして世界最高磁場のNMR装置を開発しました。本講演では開発秘話や、高温超伝導が拓く新たな世界についてご紹介します。 ●「スーパーコンピュータで探る生命分子の働きと薬づくり」  横浜市立大学大学院生命医科学研究科 教授 池口 満徳  スーパーコンピュータ「京」を始めとして、計算機の進歩は著しく、さまざまな科学の分野で活用されています。生命科学分野も例外ではなく、創薬などの応用も盛んです。本講演では、そのような生命系の大規模計算の実例を紹介します。  4) その他 ●YSFH(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)の生徒による学習成果発表会 ●横浜市立大学入試相談会(学部・大学院) ●理化学研究所統合生命医科学研究センター連携大学院説明会 ▼本件に関するお問い合わせ先 ・横浜市立大学 教育推進課 担当課長 川村 礼子  TEL: 045-508-7201 ・理化学研究所 横浜事業所研究支援部 総務課長 中村 学  TEL: 045-503-9115 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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