文学部学生が主体で実施する博物館実習・展示会 十二月展「時季(とき)をかける菓子 -- 京(みやこ)に伝わる歴史と四季」を開催 -- 通算36回目の実施

龍谷大学

龍谷大学文学部の学生が、12月2日(水)から5日(土)まで「時季(とき)をかける菓子―京(みやこ)に伝わる歴史と四季」をテーマに、博物館実習・展示会(十二月展)を、同大大宮キャンパス本館で開催する。  博物館実習とは、博物館学芸員資格取得のための授業で、なかでも十二月展は、学習成果の集大成となる実習展示会。学生が、開催テーマを決定し、展示品となる史資料の調査や収集等、博物館学芸員課程で修得した知識や技術を活かして、企画・運営の一切を担うもので、今年で36回目を迎える。  「和菓子」は、私たち日本人にとって馴染み深いものだが、「和菓子」と呼ばれるようになったのは明治以降で、それ以前は「菓子」と呼ばれていたことなど、その歴史はあまり知られていない。  2013年12月に、「和食」がユネスコ世界無形文化遺産に登録されたことから、「和菓子」へも注目が集まるなかで、今回の展示を通して「和菓子」をより身近なものに感じていただき、そこに込められた魅力を再発見していただければと考え、今年度の十二月展のテーマを設定し、準備を進めてきた。  今回の展示では、「菓子の歴史」「四季の菓子」の二つの章に分けて、菓子の歴史的変遷や季節の行事と菓子の関わりについて紹介する。 ◆2015年度 龍谷大学文学部博物館実習 十二月展「時季(とき)をかける菓子―京(みやこ)に伝わる歴史と四季」 【開催期間】 12月2日(水)~12月5日(土) 〔4日間〕 【観覧時間】 9:30~16:30(最終日は午後4時受付終了) ※入館料無料 【会 場】   龍谷大学大宮学舎 本館展観室<重要文化財>  (京都市下京区七条通大宮東入る大工町125-1) 【十二月展 代表的展示品(予定)】  餅談義(餅讃嘆)(唐招提寺)、女礼式之内 抹茶ノ部(茶道総合資料館)、源氏物語絵巻、  七十一番職人歌合(龍谷大学大宮図書館写字台文庫)、パリ万国博覧会賞状(亀屋陸奥)、  玄猪臼(風俗博物館)、菓子見本帳(亀屋良永) 等 ▼本件に関する問い合わせ先  龍谷大学文学部教務課 担当:山本・田中  TEL: 075-343-3317 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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