歴史的建造物を活用した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」が長崎市都市景観賞を受賞
旧居留地の街並みと調和したホテル開発が評価
森トラスト株式会社が開発した「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」(所在地:長崎県長崎市南山手町)は、長崎の魅力ある都市景観の形成に寄与した建築物などを表彰する「第24回長崎市都市景観賞(大きな建物部門)」を受賞いたしました。森トラストは、土地・建物の取得から保存・活用の方針決定や空間デザインに至るまで、プロジェクト全体を計画し、遂行いたしました。今回の受賞は、歴史的建造物を保存・活用し、外国人居留地の面影が残る南山手地区の街並みと調和したホテルとして整備した点が評価されたものです。
ホテルインディゴ長崎グラバーストリートは、明治期の外国人居留地の面影を残す南山手地区に位置し、現在では重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
建物は1898年に修道院として建てられた洋館で、長年にわたり地域の方々に親しまれてきました。これまで女子校や米軍宿舎、児童養護施設、幼稚園などとして利用されてきた歴史があります。前身である「マリア園」は1998年「第10回長崎市都市景観賞(歴史のある建物部門)」を受賞しています。
本プロジェクトでは、こうした歴史的建造物の価値を尊重しながら建物を全面改修し、ホテルとして活用。外観は修道院時代の意匠を残した上で整備し、周辺の歴史的街並みとの調和を図りました。修道院としての姿を現代に伝える建物入口のミカエル像はそのまま、レンガ造りの外観を残すため細心の注意を払いながらレンガに鉄筋を挿入し、建物内部に鉄骨フレームを新設して耐震補強をおこないました。聖堂は近隣の大浦天主堂でも採用されている特徴的なリブ・ヴォールト天井やステンドグラスを当時のデザインのまま保存や復元をおこない、レストランへと改修いたしました。
訪れた方が長崎の魅力を体感し、また訪れたくなる内観デザイン
廊下のカーペットには長崎の石畳の路地やレンガをイメージしたデザインを採用し、客室には出島のオランダ商館長の館「カピタン部屋」に着想を得たインテリアを取り入れるなど、長崎が歩んできた異文化交流の歴史を感じられる空間を創出しました。地域外の方が訪れ、時間を過ごすホテル空間という特性を活かし、宿泊体験を通じて地域の魅力を感じ、何度でも訪れたくなる場所にしていきたいと考えています。
長崎市都市景観賞について
長崎市都市景観賞は、長崎の歴史や文化を生かした魅力ある都市景観の形成に寄与した建築物や活動を顕彰する制度です。建物単体のデザインにとどまらず、周辺環境との調和や地域文化の継承、街並み形成への貢献などが評価対象となっています。
施設概要
| 正式名称 | ホテルインディゴ長崎グラバーストリート |
| 総支配人 | 丹羽秀之 |
| 開業日 | 2024年12月13日 |
| 所在地 | 長崎県長崎市南山手町12番地17 |
| 客室 | 全66室(26㎡~67㎡) |
| アクセス | 長崎駅からタクシーで約8分 |
| 設備 | 本館 地上 3 階(地下 1 階)、北館 地上 3 階 <本館> 地下 1 階:フィットネスジム 1 階:フロント、ロビー、ラウンジ、レストラン「Restaurant Cathedréclat(カテドレクラ)」、駐車場 |
| Webサイト | https://nagasaki.hotelindigo.com |
| https://www.instagram.com/hotelindigonagasaki/ |
森トラスト株式会社について https://www.mori-trust.co.jp/
森トラスト株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:伊達 美和子)は、日本の都心部における大型複合開発や、全国のホテル&リゾート事業を手掛ける総合不動産ディベロッパーです。「不動産事業」「ホテル&リゾート事業」「投資事業(国内・海外)」の3事業を主軸に、国内外52棟のビル・住宅・商業施設(2025年3月時点)と、37ヶ所のホテル・リゾート施設(2026年3月時点)を展開しています。
当社は、都市開発や観光資源となる歴史的建造物を保存・活用したホテル開発などを通じて、日本の国際競争力を高める事業を推進してまいります。
