~ビデオリサーチ調べ・10年の“スマホ×お金”の変化~10年でスマホでのネット購入は約4倍、モバイル決済の利用は6倍以上 スマホは“電話”だけでなく、“ショップ”や“財布”へと進化
<本リリースのポイント>
✓ スマホでのネットショッピング利用が5割超え。“ショップ”として生活に浸透
✓ モバイル決済の利用は8割弱に急増。60代も7割利用と、スマホは幅広い世代で“財布”にも進化
◇スマホでのネットショッピング利用が5割超え。“ショップ”として生活に浸透
2014年に“格安スマホ”が登場して以降、スマホの普及は着実に進み、10年後の2024年には10~60代の98%がスマホを所有する時代となりました。この広がりに伴い、スマホを利用した「ネットショッピング」も増加しています。2024年時点でスマホ所有者の51%がスマホでのネットショッピングをしており、スマホが買い物の場として生活に浸透している様子が見受けられます。(図表1)
◆「スマートフォン所有と利用目的」の変化(2014年~2024年)(図表1)

◇モバイル決済の利用は8割弱に急増。60代も7割利用と、スマホは幅広い世代で“財布”にも進化
2024年のキャッシュレス決済の利用状況をみると、最も多く利用されているのは「クレジットカード(97%)」、次いで「電子マネー(89%)」「モバイル決済(78%)」が続いています。特にPayPay、楽天ペイ、d払いなどの「モバイル決済」は利用の増加が著しく、経済産業省が「キャッシュレス・ビジョン」を策定した2018年から66ポイント増加と目覚ましい成長を遂げています。さらに、年代別の利用状況をみると、10代が5割、20~60代は7割以上がモバイル決済の利用経験があり、スマホを用いた支払いが幅広い世代に受け入れられていることがわかります。(図表2・3)
◆キャッシュレス決済利用の変化(2014年~2024年)(図表2)

- 調査手法 回答専用タブレットを用いたインターネット調査(ACR/ex調査(https://www.videor.co.jp/service/communication/acrex.html))
- 対象者抽出方法 ARS(エリア・ランダム・サンプリング)※調査対象者の無作為抽出、インターネット非利用者も含む市場全体を母集団とする設計
- 調査地区 7地区(東京50㎞圏・関西・名古屋・北部九州・札幌・仙台・広島)
- 調査期間 4月~6月(2014年~2024年において同時期調査)
- 調査対象者 男女12-69才(中学生以上)
- 調査対象者数 約10,700s
株式会社ビデオリサーチは、テレビも含めた動画ビジネスを支えるデータ&システム会社です。テレビ視聴率データを提供する調査機関として 1962 年に設立し、以来、日本国内におけるテレビ視聴率調査をはじめとした各種メディアデータやマーケティングデータなど最先端のデータを提供し、企業のマーケティング課題解決のトータルサポートを行っています。