SAS、IDC MarketScapeレポートで信用リスク管理のリーダーに選出

~SASの最大の特長は、ハイ・パフォーマンスなアナリティクス・ソリューションと評価~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、米国の調査会社IDCのレポート「IDC MarketScape: Worldwide Credit Risk Analytics Solutions 2014 Vendor Assessment(IDC MarketScape:世界の信用リスク・アナリティクス・ソリューション2014年版ベンダー評価)」において、リーダーに選出されました。信用リスク・ソフトウェアベンダーの実力とビジネス戦略を評価する今年度版のレポートは、ベンダーの総合評価の項目に、ユーザー企業による評価も含まれている点が特徴です。SASは、同レポートにおいて、SASの企業特性と実績に加えて、提供しているインテリジェンスの高さの点でも高い評価を得ています。

IDC Financial Insightsグローバル・リサーチ・ディレクターのマイケル・ヴェルサーチ(Michael Versace)氏は、「IDC MarketScapeレポートで信用リスク・アナリティクスのリーダーに選出されたSASは、ユーザー側が設定できるカスタマイズ機能とそのままですぐ利用できるパッケージ化された機能を兼ね備えているのに加えて、信用リスク・ソリューションの提供により、金融機関が個人顧客向け、法人顧客向け、自己資本管理の各分野の信用リスク管理において必要な戦術、運用、戦略上のデータドリブンな意思決定を行えるよう支援しています。SASはそのままですぐに利用を始められるパッケージ機能だけでなく、リスク分析担当者や統計モデラーによる設定が可能なカスタムモデル機能も提供しています。さらに、金融業界での専門知識を活かし、SASは金融機関での信用リスクの分析に必要な属性をあらかじめパッケージ化したリスク特化型データモデルも提供しています」と述べています。

SASの最大の特長
IDC MarketScapeレポートは、SASの最大の特長は分析に基づく意思決定であると評価しています。SAS(R)の信用リスク・ソリューションは、ハイパフォーマンス機能のオプション(グリッド・コンピューティング、インデータベース処理、インメモリ処理など)をベースとした最新の次世代アナリティクス・プラットフォームを利用してビッグデータの課題を解決します。また、SASの統合アプローチは、パフォーマンス管理プログラムのために顧客をセグメント化する有益な企業リスク管理機能を提供することで、効率的で、正確、透明性のあるプロセスを実現し、規制当局の信用リスクモデルに対応しています。

IDC MarketScapeレポートの中で、SASはBasel IIIをはじめ、米国のCCAR(包括的資本分析および検査)などの国・地域の規制を満たすために、社内統制と規制要件の両面から、「Basel Accord(バーゼル合意)に準拠した信用リスク管理アプローチの完全サポートと顧客の信用モデルの作成に向けて前進している」と高く評価されています。

長期に渡るリレーションシップがもたらす顧客満足
IDC MarketScapeレポートによると、顧客は「SASとの長年に及ぶ関係からは、高い満足が得られるであろうと言及」しており、「SASがこの分野で長年培ってきたビジネスとアナリティクスに関する深い知識」、さらに「SAS、パートナー、顧客の間におけるプロアクティブでオープンなコミュニケーション」をSASの特長として挙げています。IDC MarketScapeレポートでも、SASの純粋な技術力に加え、こうした要素もSASの優れた特長として挙げています。

SASリスク管理担当グローバル・プロダクトマーケティング・マネージャーのデイビッド・ロジャース(David Rogers)は、「規制要件、ビジネスニーズが増加している中、銀行は特に与信判断を中心とした信用リスクのアナリティクスを改善しなければならない状況に置かれています。SASの高度なデータ管理とハイ・パフォーマンス・アナリティクスを兼ね備えたエンド・ツー・エンドの統合プラットフォームを活用することにより、銀行は信用モデルの作成時間を短縮できるのはもちろん、業務ミスからくる財務損失も防ぐことができます」と述べています。

IDC MarketScapeレポートでは、「SAS(R) Credit Risk Management for Banking」、「SAS(R) Risk Management for Banking、SAS Credit Scoring for Banking」の2つのソリューションを調査対象として評価しています。

SASは、先頃発表された「Chartis RiskTech Quadrant(R) for Model Risk Management Solutions 2014」においてもリーダーに選出されました。

「IDC MarketScape: Worldwide Credit Risk Analytics Solutions 2014 Vendor Assessment」調査レポート(英文)の抜粋はこちらをご参照ください。http://www.sas.com/content/dam/SAS/en_us/doc/analystreport/idc-credit-risk-analytics-excerpt-107460.pdf

<IDC MarketScapeについて>
IDC MarketScapeは、特定市場におけるICT(情報通信技術)ベンダーの競争優位性を総合的に評価することを目的としたベンダー分析モデルのレポートです。調査方法は定性的・定量的基準に基づく厳密なスコアリング法を用いるもので、特定市場における各ベンダーの位置付けを単一の図に示しています。このレポートはICTベンダーが提供している製品とサービス、実力、戦略、現在と将来の市場での成功要因を有意に比較できる明確なフレームワークを提供しています。また、このフレームワークは、テクノロジーの購入者に現行のベンダーと将来的なベンダーの強みと弱みに関する包括的な評価を提供しています。


<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/


*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年11月25日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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