フォーティネット、業界初のWi-Fi 7対応セキュアネットワーキングソリューションを発表

  • 新しいWi-Fi 7アクセスポイントと10GbのPoEスイッチにより通信を2倍に高速化
  • 有線と無線を統合しセキュアにつなぐフォーティネットのポートフォリオがさらに強化、拡充
サイバーセキュリティの世界的リーダーで、ネットワークとセキュリティの融合を牽引するフォーティネット(Fortinet®)は、本日、Wi-Fi 7に対応した業界唯一の包括的セキュアネットワーキングソリューションを発表しました。フォーティネット初のWi-Fi 7アクセスポイントであるFortiAP 441K※では通信速度と容量が強化され、また新しいFortiSwitch T1024はWi-Fi 7の帯域幅をフル活用できる10ギガビットイーサネット(GE)でのアクセスと、90WのPower over Ethernet(PoE)に対応しています。これらの新しいデバイスは企業がワイヤレスに求める最先端のパフォーマンスを提供するもので、フォーティネットのセキュアネットワーキングソリューションの構成要素として、AIOPsおよびFortiGuardのAIに基づくセキュリティサービスとのシームレスな一体化により、比類のないセキュリティ、視認性、および制御性を実現します。
FortiAP 441K:https://www.fortinet.com/jp/products/wireless-access-points
FortiSwitch T1024:https://www.fortinet.com/jp/products/ethernet-switches
セキュアネットワーキングソリューション
:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/network-security
AIOPs:https://www.fortinet.com/jp/products/fortiaiops
FortiGuardのAIに基づくセキュリティサービス:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/security-as-a-service/fortiguard-subscriptions

※日本語版注記:FortiAP 441Kについては、日本国内では技術適合が取得でき次第、販売開始となります。

Wi-Fi 7のパワーをユーザーが最大活用できるよう支援
企業は大量のデータを扱うアプリケーションや自社ネットワーク内のワイヤレス機器を支えるため、最新世代のワイヤレステクノロジーであるWi-Fi 7を導入し、その速度と帯域幅を活用したいと望んでいます。しかしWi-Fi 7のような新技術は、企業の攻撃対象領域をも拡大させるため、従来のセキュリティソリューションではデータリッチなトラフィックが増大する中での検証とセキュリティ確保が困難となる可能性があります。巧妙化を続ける今日の脅威の下では、企業やその他の組織にとってセキュリティに生じる「穴」を放置することは許されません。フォーティネットの包括的なセキュアネットワーキングソリューションはWi-Fi 7に対応し、同時にワイヤレストラフィックのセキュリティを維持するために必要なエンタープライズグレードの保護、AIで強化されたセキュリティ、およびAIOps自動化機能を搭載しています。

企業のWi-Fi 7導入を促進する新しいAPとスイッチ
新しいFortiAP 441KとFortiSwitch T1024はフォーティネットのセキュアネットワーキングソリューションにおける最新のイノベーションであり、ネットワーク技術とAIで強化されたセキュリティとを融合し、すべてのエッジをカバーするものです。FortiAP 441Kはワイヤレステクノロジーに革新を引き起こし、Wi-Fi 7開発の最先端にあるQualcomm Technologies社のWi-Fi 7 Qualcomm® Networking Pro 1220 Platformを活用しています。主な特長は以下の通りです。
  • 最大2倍の接続速度:同一環境下での比較で、FortiAP 441Kは最大2倍に達する極めて高速なワイヤレス接続を達成します。
  • さらに高速化したデータ伝送:4096 QAMのサポートを通じ、ビデオストリーミングやコラボレーション用ツールなど、大きな帯域幅を必要とするエンタープライズアプリケーションにとって不可欠な、より高速なデータ伝送を実現しています。
  • 低遅延: 320MHzチャンネルを使用することにより、FortiAP 441Kは単独でデータ速度を改善すると共に遅延低減し、優れたエクスペリエンスをエンドユーザーに提供します。
  • 負荷分散性能の向上と干渉低減:プリアンブルパンクチャリング(Preamble Puncturing)と先進マルチリンク動作により、高度な復元力と信頼性を備えた接続を通じて企業のオンライン接続と生産性を維持します。
Wi-Fi 7の特長を最大限活用するためには、その速度向上と容量拡大に伴う要件に、企業や組織のネットワークインフラが対応できることが必要です。新しいFortiSwitch T1024 10 GEアクセススイッチは90WのPoE能力を備え、Wi-Fi 7対応の新しいAPをサポートできるよう別に設計されています。新しいAPとスイッチを共に使用することで、Wi-Fi 7がもたらす速度、パワー、およびパフォーマンスが向上し、すべてのユーザーと機器に優れたエクスペリエンスを提供できるようになります。

業界をリードするフォーティネットのセキュアネットワーキングソリューション
フォーティネットのセキュアネットワーキングソリューションはフォーティネットのサイバーセキュリティプラットフォームであるフォーティネット セキュリティ ファブリックの構成要素であり、この緊密な一体化を通じてネットワーク機器と最先端のセキュリティをシームレスに融合しています。FortiGate次世代ファイアウォールをワイヤレスネットワークのコントローラーとして使用できるため、マルウェアからの高度な保護、サンドボックス化、ウェブフィルタリングなど、FortiGuardのAIで強化されたセキュリティサービスの特長を享受できます。またフォーティネットのAIを活用したIT運用管理(AIOps)ソリューションを利用し、ネットワーク上に問題が発生した際には関連したインサイトをリアルタイムで得るとともに、従来WANとLAN全体を手動で行ってきた業務も自動化できます。Wi-Fi 7の導入により、これらすべての機能を、業界をリードするワイヤレス速度と容量で運用できるようになります。
フォーティネット セキュリティ ファブリック:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/security-fabric

フォーティネットのプロダクト戦略担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMOのJohn Maddison(ジョン・マディソン)は、次のように述べています。
「ネットワーク技術とAIで強化されたセキュリティを、無線LANおよび有線LAN双方に接続するとともに、それらを共通の設計思想に基づいて保護する単一のソリューションにまとめているのはフォーティネットだけです。本日、フォーティネットはワイヤレステクノロジーにおける最新のブレークスルーを発表しました。お客様はWi-Fi 7のスループット拡大を享受しながらワイヤレストラフィックのセキュリティを確保し、業務を一層効率化できるようになります」

各社からのコメント
Qualcomm Technologies社のWireless Infrastructure and Networking担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるGanesh Swaminathan(ガネシュ・スワミナサン)氏は、次のように述べています。
「当社はフォーティネットとの協力を継続し、次世代のセキュアネットワーキングソリューションおよびQualcomm Networking Pro 1220を提供できることを喜ばしく思います。FortiAP 441Kの構成要素となるQualcomm Networking Pro 1220プラットフォームは膨大な容量、有線と同等の安定性と超高速性により企業ネットワークに新たな基準を設定するよう設計されており、現代の企業においてWi-Fiが行えることの限界をさらに拡げます」

AireSpring社のソリューション エンジニアリング担当SVPであるMike Chase(マイク・チェイス)氏は、次のように述べています。
「Wi-Fi 7対応のアクセスポイントにより、フォーティネットが業界に一歩先んじたことに興奮しています。私は20年以上、数々のベンダーからのワイヤレステクノロジーを設計し、インストールしてきましたが、FortiAP 441Kの登場により、他のベンダーにはないネットワーク、セキュリティおよびスペクトル分析機能のすべての本質を初めて理解できました。フォーティネットはこれらのテクノロジーを全く新しいレベルに引き上げ、最新のワイヤレスソリューションのもつ最高クラスの接続性、セキュリティ、診断およびアナリティクス性能は、あらゆる期待を再び大きく上回りました」

650 Groupの共同創立者兼テクノロジーアナリストであるChris Depuy(クリス・ドピュイ)氏は、次のように述べています。
「私たちは新しい6GHzスペクトルへの需要に喚起され、エンタープライズWAN関連の売上の4分の3が5年以内にWi-Fi 7アクセスポイントから得られるようになると予想しています。Wi-Fi 7の登場と時を同じくして、Wi-Fiインフラと自社のセキュリティインフラとの緊密な統合を求めるトレンドになっています。フォーティネットはWi-Fi 7を導入する大手企業向けベンダーの1社として優れた地位を築き、また製品へのセキュリティ機能組み込みを積極的に進めています」

【写真上】FortiSwitch T1024 【写真下】FortiAP 441K

関連資料
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※本プレスリリースは、米Fortinet, Inc.が2024年1月16日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
原文:https://www.fortinet.com/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2024/fortinet-announces-industry-first-wi-fi-7-enabled-secure-networking-solution
※この日本語版はフォーティネットのニュースルームでもご覧いただけます。
https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2024/fortinet-announces-industry-first-wi-fi-7-enabled-secure-networking-solution


■フォーティネットについて
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、ネットワーク/セキュリティの融合とサイバーセキュリティの進化を、牽引し続けている企業です。あらゆる場所で、人・デバイス・データの安全を確保するというミッションのもと、お客様が必要とするすべての場所にサイバーセキュリティを提供しています。エンタープライズでの利用に対応した50を超える製品群で構成される業界最大規模の統合ポートフォリオを実現し、業界最多の導入実績、特許数、認証数に支えられ、70万を超えるお客様からの信頼を獲得しています。脅威分析とセキュリティ研究を行う組織「FortiGuard Labs」を運営し、自社開発した最先端の機械学習やAIテクノロジーを活用することで、タイムリーかつ一貫したトップクラスの保護と共に、実用的な脅威インテリジェンスをお客様に提供しています。また、「Fortinet Training Institute」では、誰もがサイバーセキュリティのトレーニングと新たなキャリアの機会を得られるよう、業界最大規模かつ最も広範なトレーニングプログラムを提供しています。詳しくは当社ホームページ、フォーティネットブログ、FortiGuard Labsホームページをご参照ください。
フォーティネットブログ:https://www.fortinet.com/jp/blog
FortiGuard Labs:https://www.fortinet.com/jp/fortiguard/labs


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本件に関するお問合わせ先
フォーティネットジャパン合同会社
https://www.fortinet.com/jp/contact

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この企業の情報

組織名
フォーティネットジャパン合同会社
ホームページ
https://www.fortinet.com/jp
代表者
社長執行役員 与沢 和紀
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7Tri-Seven Roppongi 9F
連絡先
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