日本最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN2023」大賞は”深呼吸”に注目したデバイス!

各位
2023年12月1日
株式会社ピーバンドットコム

日本最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN2023」
大賞は”深呼吸”に注目したデバイス!

 ものづくりを包括的に支援する「ピーバン・オムニチャネル」(※)を運営する株式会社ピーバンドットコム(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:後藤康進)は、日本最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN2023 展示会・授賞式」を 2023 年 11 月 28 日(火)に秋葉原コンベンションホールにて開催いたしました。

「ユーザーの課題を解決する“未来のふつう”となるアイデア・製品を具現(GUGEN)化する」をテーマに、一次選考通過し、当日会場で展示された38作品の中から、大賞ノミネート作品5作品を選考。プレゼンテーションを経て、3 名の審査員によるGUGEN 審査基準に沿った審査の元、大賞1 作品、Good アイデア賞 1 作品、学生賞 1 作品を表彰いたしました。ここに、その結果概要をご報告いたします。

【表彰結果概要】
■「GUGEN 2023」大賞
大賞は、多くの課題を解決できるという観点から、GUGEN 審査員満場一致で、深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」が選ばれました。

No.004  深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」
チーム名:株式会社シンコキュウ

深呼吸を誘導し習慣化することを助けるデバイス。
非常に完成度が高く、ウェルビーイングなどが拡大していく中で新しい方向性を指し示している。潜在的な課題だけでなく、見つかっていない課題・価値を提供している優れた作品。



Goodアイデア賞:No.014  みちびきライト
チーム名:by 堀 洋祐(カサネタリウム)

夜道を照らしながら目的地の方向を教えてくれるライト(懐中電灯型デバイス)。

隠れ方向オンチの方や高齢の方や農村の方、インバウンドなど色々なポンテシャルがある作品。




学生賞 :No.070  万能チップマウンター「RaPick(レーピック)」
チーム名:やえ

ハンダ付けを含む部品実装をすべて自動で行う装置。

小型化されたことで、専門家でなくても購入でき部品実装がより身近になる。特に教育の分野においては市場拡大が見込める作品。



【審査員総評】
石田のり子氏:課題解決に対する熱意をとても感じられた

「今回初めて審査員をさせていただき、ノミネート作品5つに絞らなくてはいけない中、8、9つと選んでしまうくらい将来性を期待できる作品があり、大変勉強になりました。学生の皆さまの課題解決に対する熱意をとても感じられました。引き続き次回以降も熱意ある作品に出合えたらと思います。」

山﨑晴太郎氏:時代の進化でできることが増える中、思考の深度が課題
「今回で審査員は4回目なのですが、今年は全体的に思考の粒度が浅いのが少し残念と感じました。時代が進むにつれ、出来る事が増えています。AIの登場であったり、ソフトウェアも昔と比較すると簡単になってきています。全部の領域を自分達で出来るようになったのはポジティブなことですが、その分、思考の深度であるとか、横断はできているけど深さが無くなってしまったのかなと思います。本当にできる事は何なのか?そもそも何の課題を解決するのか?などもう少し深めて行くことを次回以降でも期待しています。」

藤岡淳一氏:スマートフォンが優秀でデバイスの差別化が難しい時代、尖った作品を期待
「今回感じたのは、スマートフォンを使用した作品が多く、スマートフォンにつないだらこんな事ができますというものなのですが、それだけスマートフォンが優秀ということです。スマートフォンとアプリさえあればほとんどの事ができてしまいます。GUGENのコンセプトとしてきた「ハードウェアで何かをやろう」というのが難しくなっているのかとも感じています。ユニークで課題解決性があるデバイスを作るということに出展者の皆さまは苦労されているなと感じました。簡単なマイコンボードが多く出ている中で、デバイスの差別化は難しくなっていきますが、次回以降もより尖った作品を期待しております。」

また、弊社代表の後藤は、「多くの素晴らしい作品にご応募いただきありがとうございました。世の中には、まだ手を付けられてない課題が多くあると思っております。今回、応募していただいた皆さまがその課題に対して手をつけたことで未来は変わるかもしれません。当社としては、世の中にないものは自分で作れば良いと考え、挑戦される皆さまを応援する場、ご支援する立場として引き続き継続してまいりたいと思います。ご参加いただいたチーム、審査員、スタッフそして協賛いただいたスポンサー各社に感謝いたします。」として、無事GUGEN2023を開催出来たことに対する感謝の意を伝えました。

 その他、「ほしいね賞」には「iro-fude」が選出され、さらに協賛企業によるスポンサー賞に計 14チームの作品が選ばれました。

GUGENはこれからもハードウェアの力で世の中の課題解決を目指す人々のプラットフォームとして機能できるように努めてまいります。今後も皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。



■審査員(50 音順)
石田 のり子氏(Granage LLP 代表)
藤岡 淳一 氏(JENESIS株式会社 代表取締役社長 兼 CEO)
山﨑 晴太郎 氏(株式会社セイタロウデザイン代表)

■協賛
ゴールドスポンサー
アイワマーケティングジャパン株式会社
アールエスコンポーネンツ株式会社
イノテック株式会社
KOA株式会社
ZEPエンジニアリング株式会社
チームラボ株式会社
株式会社ニソール
ヨクスル株式会社

シルバースポンサー
株式会社秋月電子通商
ヴイストン株式会社
CQ出版株式会社
Quadcept株式会社
株式会社スイッチサイエンス
住友商事株式会社

メディアスポンサー
I/O(株式会社工学社)
子供の科学(株式会社誠文堂新光社)
fabcross(株式会社メイテック)

■GUGEN(ぐげん)コンテストとは
「“創る” ってめんどうだ。でも最高だ!」
GUGENコンテストは、当社が主催する、課題解決を主眼としたハードウェアエンジニアのものづくり活動を推進、支援する取り組みです。タイトルは、本コンテストの開催主旨である「ユーザーの問題を解決し、『未来のふつう』となりえる製品やサービスを、具現(GUGEN)化すること」に由来します。

■開催概要(展示会・授賞式)
日時:11/28(火)12:00‐18:00 (展示12:00~17:30、授賞式17:30~)
会場:秋葉原コンベンションホール (最寄駅)JR秋葉原駅(電気街口)徒歩1分
入場料:無料

■関連リンク
GUGENコンテスト2023結果報告 https://gugen.jp/result/2023.html

■会社概要 株式会社ピーバンドットコム
「アイデアと探究心で、“あたりまえ”を革新する。」をパーパスに掲げ、プリント基板ネット通販のパイオニアとして ECサイト「P 板.com」を中核事業に、プリント基板の設計・製造・部品実装までをインターネット上で「ワンストップ・ソリューション」に提供する企業です。部材調達だけでなく、ものづくりを包括的に支援する「ピーバン・オムニチャネル」(※)の構築をしております。
所 在 地 : 〒102-0076 東京都千代田区五番町 14 五番町光ビル 4F
代表取締役社長:後藤 康進
公式サイト:https://www.p-ban.com/corporate/

※ピーバン・オムニチャネル:https://www.p-ban.com/corporate/ir/vision.html
エンジニアやものづくりメーカが求める、ものづくりに必要なリソース「ヒト、モノ、カネ、時間、情報」の”足りない“を満たすべく、あらゆる面からサポートを行う事業構想の枠組み

■お問い合わせ先
GUGEN実行委員会 電話番号:03-3261-3431 E-mail:info@gugen.jp




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この企業の情報

組織名
株式会社ピーバンドットコム
ホームページ
https://www.p-ban.com
代表者
田坂 正樹
資本金
17,291 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒102-0076 東京都千代田区五番町14 五番町光ビル4F
連絡先
03-3261-3431

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