【京都産業大学】文化学部マレス准教授のゼミ生が160年間以上地中に埋もれ、忘れられていた大原の歴史的な庭園跡を発見!



京都産業大学文化学部 マレスゼミナールに所属する学生が京都・洛北の観光地「大原」に位置する来迎院にある旧善逝院庭園跡の発掘調査を行い、来迎院などの特別公開、情報発信についても企画・運営を担ってきたマレスゼミが歴史的な庭園の再発見に成功。160年以上埋もれていた庭園跡を発見した。




京都産業大学文化学部京都文化学科 マレス エマニュエル 准教授(専門:庭園学)のゼミナールに所属する学生10人は、京都産業大学日本文化研究所 鈴木 久男 客員研究員(元京都産業大学文化学部教授)と共に、京都・洛北の観光地「大原」に位置する来迎院にある旧善逝院庭園跡の調査を行っている。
このたび、実測と発掘調査を行った結果、160年間以上地中に埋もれ、忘れられていた大原の歴史的な庭園跡が再び日の目をみることとなった。
なお、本調査は来迎院住職 齋藤 孝圓 氏の許可を得て、また文化庁・京都府・京都市に埋蔵文化財調査届出書を提出して、京都市の埋蔵文化財センターの指導のもとで行なわれている調査である。
秋には学会などで発掘調査の成果をゼミ生が発表する予定であり、4年次生の2人はこれをテーマに卒業論文を準備している。
また、当該ゼミでは、来迎院と蓮成院の特別公開についても企画・運営を行っており、昨年に引き続き、今年も運営に携わる。特別公開期間中は学生主導で作成した来迎院の案内リーフレットの配付および特別公開時のルート外に存在する庭園についての紹介パネル展示等も企画しており、来迎院の庭園について一般に広く発信する活動にも取り組んでいる。

今後の調査計画について、マレス エマニュエル准教授は「水路を含め、庭園の全体像を確かめたい。可能であれば元々存在していた、庭園のふさわしい姿を再生したい」と語る。

むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学

〔プロフィール〕
マレス エマニュエル - 京都産業大学 文化学部 京都文化学科 准教授
1978年フランス出身。2002年にフランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)文学部修士課程を修了し、2006年に京都工芸繊維大学の大学院博士後期課程を修了。博士(工学)。専門は庭園学、日本建築史、日本庭園史。2019年から現職。



<関連リンク>
・京都産業大学文化学部 マレス エマニュエル准教授
 https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/professors/fcsi/mares_emmanuel.html

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