フォーティネット、SASEソリューションの強化により、クラウドから提供されるエンタープライズグレードの保護をマイクロブランチまで拡張

• FortiSASEとフォーティネットのWLANポートフォリオを統合し、リモートワーカーや分散エッジのセキュア接続の選択肢を拡張

• デジタルエクスペリエンス監視を革新し、最適なユーザーエクスペリエンスをエンドツーエンドで実現

サイバーセキュリティの世界的リーダーで、ネットワークとセキュリティの融合を牽引するフォーティネット(Fortinet®)は、業界をリードするシングルベンダーSASEソリューションの新たな機能強化を発表しました。FortiSASEは既に、単一の統合エージェントによるハイブリッドワーカーの保護とブランチ向けのSD-WAN統合を実現していますが、今回の発表で、市場で最も包括的な製品として評価の高いFortiSASEの機能をさらに強化しました。主な新機能は以下の通りです。
FortiSASE:https://www.fortinet.com/jp/products/sase

新機能
マイクロブランチとIoT / OTデバイス向けのSASE
:FortiSASEとフォーティネットのWLANポートフォリオの統合が強化され、サポート対象もマイクロブランチや関連デバイス保護まで拡張しました。FortiAP無線アクセスポイントは、マイクロブランチからSASE POP(Point of Presence)へのトラフィックをインテリジェントにオフロードすることで、IoTやOTデバイスを含むすべてのデバイスに対して、包括的でスケーラブルなセキュリティインスペクションを実現します。これにより、FortiSASEのユーザーは、既存のシンプルなクラウドベースの管理コンソールで、WLANポートフォリオも一括管理できるようになりました。これらのアップデートはいずれも、フォーティネットの既存のマイクロブランチのユーザー向けサポートを補完しつつ、クラウドベースのセキュリティに新しいアプローチを採用したもので、他のアプライアンスやサービス追加の必要なく、サンドボックス、侵入防御システム、URLフィルタリングといったエンタープライズグレードの保護をマイクロブランチに拡張します。
FortiAP無線アクセスポイント:https://www.fortinet.com/jp/products/wireless-access-points

強力なDLP(データ漏洩防止)サービス:FortiSASEには、クラウドから提供される様々なセキュリティサービスのひとつとして、FortiGuardを活用するDLPサービスが含まれ、これにより機密データをハイブリッド環境全体で保護できるようになります。今回、より広範なデータ識別子、ファイルタイプ、SaaS(Software-as-a-Service)アプリケーションに加えて、偶発的なデータ漏洩を防ぐ高度なデータマッチング手法が追加されました。フォーティネットはDLPを継続的に強化することで、クラウドアプリケーションに対する詳細で実用的なインテリジェンスと、新たな脅威への効果的な対抗を支援するツールを提供しています。
DLPサービス:https://www.fortinet.com/resources/cyberglossary/dlp

エンドツーエンドのDEM(デジタルエクスペリエンス監視):フォーティネットのDEMがFortiSASEに統合され、ユーザー、当社のグローバルSASE POP、さらには、WebEx、Office365、DropboxなどのSaaSアプリケーションのパフォーマンスに関する実用的なインテリジェンスが提供され、ネットワークやSaaSアプリケーションを包括的に監視できるようになりました。さらに、エンドポイント監視も可能になるため、エンドツーエンドで可視化され、IT部門による復旧時間を短縮し、優れたユーザーエクスペリエンスの保証に必要な情報が提供されるようになります。

業界で最も包括的なSASEソリューション
FortiGuard AI活用セキュリティサービスを利用するフォーティネットのSASEソリューションは、セキュアWebゲートウェイ、クラウドアクセスセキュリティブローカー、FWaaS(Firewall-as-a-Service)を含むクラウドから提供されるセキュリティと、SD-WANによるネットワーキング機能のシームレスなコンバージェンスにより、セキュリティの統合と管理の簡素化が実現し、エンドツーエンドのDEMが提供されます。また、ユニバーサルZTNAにより、インターネット、プライベートでホストされるアプリケーション、SaaSアプリケーションへの堅牢なセキュアアクセスも可能になります。
FortiGuard AI活用セキュリティサービス:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/security-as-a-service/fortiguard-subscriptions
セキュアWebゲートウェイ:https://www.fortinet.com/jp/products/secure-web-gateway/fortiproxy
クラウドアクセスセキュリティブローカー:https://www.fortinet.com/jp/support/support-services/fortiguard-security-subscriptions/casb
SD-WAN:https://www.fortinet.com/jp/products/sd-wan
ユニバーサルZTNA:https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/network-access/application-access


フォーティネットは先日、2023年Gartner® シングルベンダーSASEのMagic Quadrant™でチャレンジャーの1社に位置づけられました。この分野に新設されたマジック・クアドラントに登場したベンダーはわずか8社で、そのうちの1社に選出されました。また、当社は、Forrester社の最も重要な10件のソリューションの評価が紹介された「Forrester Wave™:ゼロトラストエッジソリューションの2023年第3四半期レポート」において、リーダーに選出されました。
https://www.fortinet.com/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2023/fortinet-named-challenger-in-2023-gartner-magic-quadrant-for-single-vendor-sase
https://www.fortinet.com/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2023/fortinet-named-leader-in-2023-forrester-wave-zero-trust-edge-solutions


今回の発表に関するコメント
「高度に分散するアプリケーション環境やハイブリッドワークのイニシアチブにより、セキュア接続の提供に取り組む組織は大きな課題に直面しています。このような環境の複雑さとリスクの増大により、これまで以上に包括的なSASEソリューションが必要とされるようになっています。フォーティネットはこのような課題を十分に認識し、SD-WANとクラウドから提供されるセキュリティの統合管理だけにとどまらない多くの新機能を追加しています。今回のWLANとの統合、DEMの追加、DLPの強化によるハイブリッドワーカーやIoT / OTデバイスの保護により、マイクロブランチの保護が大幅に強化されました」
– Enterprise Strategy Group社、首席アナリスト、Bob Laliberte氏

フォーティネットのプロダクト戦略担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMO、John Maddison(ジョン・マディソン)は次のように述べています。
「フォーティネットがSASEのイノベーションに継続的かつ積極的に取り組んでいることで、複雑なハイブリッド環境の保護と管理やハイブリッドワークの強化に当社のソリューションを選択する組織が増えています。今回の発表により、お客様は、クラウドから提供されるセキュリティをマイクロブランチで利用し、強力なデータ漏洩防止のメリットを活用し、デジタルエクスペリエンスをエンドツーエンドで測定できるようになります」


関連資料


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※本プレスリリースは、米Fortinet, Inc.が2023年8月28日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
原文:https://www.fortinet.com/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2023/fortinet-expands-sase-solution-to-bring-cloud-delivered-enterprise-grade-protection-to-microbranches
※この日本語版はフォーティネットのニュースルームでもご覧いただけます。
https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2023/fortinet-expands-sase-solution-to-bring-cloud-delivered-enterprise-grade-protection-to-microbranches


フォーティネットについて
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、ネットワーク / セキュリティの融合とサイバーセキュリティの進化を、牽引し続けている企業です。あらゆる場所で、人・デバイス・データの安全を確保するというミッションのもと、お客様が必要とするすべての場所にサイバーセキュリティを提供しています。エンタープライズでの利用に対応した50を超える製品群で構成される業界最大規模の統合ポートフォリオを実現し、業界最多の導入実績、特許数、認証数に支えられ、50万を超えるお客様からの信頼を獲得しています。脅威分析とセキュリティ研究を行う組織「FortiGuard Labs」を運営し、自社開発した最先端の機械学習やAIテクノロジーを活用することで、タイムリーかつ一貫したトップクラスの保護と共に、実用的な脅威インテリジェンスをお客様に提供しています。また、「Fortinet Training Institute」では、誰もがサイバーセキュリティのトレーニングと新たなキャリアの機会を得られるよう、業界最大規模かつ最も広範なトレーニングプログラムを提供しています。詳しくは当社ホームページ、フォーティネットブログ、FortiGuard Labsホームページをご参照ください。
フォーティネットブログ:https://www.fortinet.com/jp/blog
FortiGuard Labs:https://www.fortinet.com/jp/fortiguard/labs


Copyright© 2023 Fortinet, Inc. All rights reserved.「®」および「™」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、Fortinetロゴ、FortiGate、FortiOS、FortiGuard、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiManager、FortiASIC、FortiClient、FortiCloud、FortiMail、FortiSandbox、FortiADC、FortiAI、FortiAIOps、FortiAntenna、FortiAP、FortiAPCam、FortiAuthenticator、FortiCache、FortiCall、FortiCam、FortiCamera、FortiCarrier、FortiCASB、FortiCentral、FortiConnect、FortiController、FortiConverter、FortiCWP、FortiDB、FortiDDoS、FortiDeceptor、FortiDeploy、FortiDevSec、FortiEdge、FortiEDR、FortiExplorer、FortiExtender、FortiFirewall、FortiFone、FortiGSLB、FortiHypervisor、FortiInsight、FortiIsolator、FortiLAN、FortiLink、FortiMoM、FortiMonitor、FortiNAC、FortiNDR、FortiPenTest、FortiPhish、FortiPlanner、FortiPolicy、FortiPortal、FortiPresence、FortiProxy、FortiRecon、FortiRecorder、FortiSASE、FortiSDNConnector、FortiSIEM、FortiSMS、FortiSOAR、FortiSwitch、FortiTester、FortiToken、FortiTrust、FortiVoice、FortiWAN、FortiWeb、FortiWiFi、FortiWLC、FortiWLM、FortiXDRなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。
本件に関するお問合わせ先
フォーティネットジャパン合同会社
https://www.fortinet.com/jp/contact

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この企業の情報

組織名
フォーティネットジャパン合同会社
ホームページ
https://www.fortinet.com/jp
代表者
社長執行役員 与沢 和紀
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7Tri-Seven Roppongi 9F
連絡先
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