アバゴ・テクノロジー、米国ワシントン州で開催されるSC11で高性能コンピューティング向けの高帯域幅パラレル光ファイバ・ソリューションを発表

  • アバゴ・テクノロジー株式会社

クラウド・コンピューティングおよび仮想サーバ向けに新しいソリューションを発表

アバゴ・テクノロジー社(NASDAQ: AVGO)(社長兼CEO: ホックE. タン、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)は、2011年11月14日(米国時間)、米国ワシントン州で開催されるSC11(スーパーコンピューティング・カンファレンス)において高性能コンピューティング(HPC)アプリケーション向けに業界随一の帯域幅を実現するパラレル光ファイバ技術を発表しました。 アバゴは、小型フットプリントの MicroPOD(TM)および MiniPOD(TM)組み込み型パラレル光トランスミッタおよびレシーバ・モジュールを紹介します。こられのモジュールは、最大120ギガビット/秒(Gbps)の帯域幅を有し、クラウド・コンピューティングおよび仮想サーバ・アプリケーションに必要なデータ・スループットの技術を提供します。

PLXテクノロジーとの共同実演デモにおいて、アバゴMiniPOD技術でPCをI/O拡張ボックスに接続する業界初のPCI Express (PCIe) Gen3端末間光ファイバ・リンクを紹介します。また個別の装置サンプルによって、アバゴMicroPOD技術で動作するAltera光FPGAの概要を紹介します。

アバゴ・テクノロジーの光ファイバ製品事業部マーケティング・ディレクタのビクター・クラタルは「アバゴは、PLXやAlteraなどのハイテク企業と協力してボックス・ツー・ボックス、ボード・ツー・ボード、さらにはチップ・ツー・チップに光ファイバ接続を拡張します。組み込み型パラレル光モジュールの比類のない帯域幅と相互接続密度による高性能コンピューティング・アプリケーションが、クラウド・コンピューティングおよび仮想サーバの未来を実現します」と述べています。

PCIeデモでは、PLX(r) PEX8748 PCIe Gen3 によって実現されたMiniPOD技術が展示され、最大64Gbpsの双方向接続によってボックス・ツー・ボックス・トラフィックが30メートルまで拡張されます。 光PCIeは、複雑で時間のかかる規格の変換をなくし、PCIeテクノロジーの範囲を拡張することにより、データセンターに優れたソリューションを提供します。

PLXテクノロジーのハードウェア・アプリケーション・シニア・ディレクタのレギー・コンレイは「アバゴとの連携により、PCIe Gen3アプリケーションに光ソリューションの優れたパフォーマンスを取り入れています。これにより次世代のデータセンターにプラグ・アンド・プレイの単純性と共に最大のスループットを可能にします」と述べています。

Alteraの光FPGAの概念は、HPC、分散型サーバ・クラスタ、マルチシャーシ・ネットワーク・スイッチおよびルータ、高速バックプレーンなどのアプリケーションを対象としています。 この技術は、プログラマブル・ロジック、高性能SERDESおよび高密度光モジュールの長所を組み合わせて、信号の整合性と光ポート密度を高め、またPCB面積と消費電力を削減します。

MicroPODおよびMiniPOD組み込み型パラレル・オプティクス-世界最高帯域幅の相互接続
アバゴの組み込み型パラレル・オプティクスは、業界随一の密度と帯域幅を提供します。光モジュールを使用することによりEMI/RFIシールディングが不要となり、ボックス内部の設計が柔軟になります。科学的研究性能を提供する次世代スーパーコンピュータなどのアプリケーション、高性能ルータ、スイッチ、ならびにクラウド・コンピューティング、サーバ仮想化およびビデオ・オン・デマンドを可能にする他のデータセンター機器でこうした利点が発揮されます。

アバゴのMicroPODおよびMiniPOD組み込み型パラレル光モジュールは、最大10.3125Gbpsの12の送信または受信チャネルを備え、また消費電力は1チャネル当たりわずか125mWです。MicroPODデバイスは、超高密度組み込みソリューションのためのLGA電気インタフェースによってフットプリントが8.2mm×7.8mm、MiniPODアレイは、組み込みを簡単にし、製造を容易する9mm×9mm、MegArray(TM)コネクタによりフットプリントが22mm×18.5mmです。

尚、アバゴ・テクノロジーは、11月14日(月)から17日(木)までの4日間、米国ワシントン州のワシントンコンベンション・センターで開催される 『SC11 スーパーコンピューティング・カンファレンス』に出展(ブース番号:#5315)いたします。装置サンプルの実演デモをはじめ、業界標準プラガブル・モジュールの多岐に亘る製品ポートフォリオを展示しております。カンファレンスにお立ち寄りの際は、アバゴブースまでお立ち寄りいただけますようお願い申し上げます。


アバゴ・テクノロジー社
日本法人: アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)
アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル / 自動車、情報通信 / エンタープライズ・ネットワーク、携帯電話/ワイヤレス・コミュニケーション、そしてコンピュータ周辺機器の4つの市場にわたり、革新的、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、50年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。詳しくは当社のウェブサイト http://www.avagotech.co.jp をご覧ください。

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Avago、Avago Technologies、およびAのロゴは、米アバゴ・テクノロジー社、またはその子会社もしくは関連会社の商標です。


本件に関するお問い合わせ先(報道関係者):
アバゴ・テクノロジー株式会社
マーケティング・コミュニケーションズ  カルデラ久美子
TEL: 03-6407-2704
kumiko.caldeira@avagotech.com 

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組織名
アバゴ・テクノロジー株式会社
ホームページ
www.avagotech.co.jp
代表者
米山 周
資本金
28,500 万円
上場
海外市場
所在地
〒153-0042 東京都目黒区青葉台4-7-7青葉台ヒルズ7階
連絡先
03-6407-2727

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