Access Energy 国内焼却設備市場向け排熱利用発電システムの販売で第一実業株式会社と代理店契約を締結

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Access Energyは日本国内焼却設備向けとして Thermapowerモジュールの販売について第一実業株式会社と代理店契約を締結したことを発表しました。第一実業は21012年10月に山梨県の焼却設備にThermapowerモジュールを設置しており、すでに排熱からクリーン電力を生成しています

Access Energy(アクセスエナジー)は本日、日本国内焼却設備向けとして発電システムThermapower ORC (Organic Rankine Cycle)モジュールの販売について第一実業株式会社(本社:東京、代表取締役社長 山片 康司、以下、「第一実業」)と代理店契約を締結したことを発表しました。第一実業は2012年10月に山梨県の焼却設備にThermapower モジュールをデモ用として設置しており、すでに焼却処理の過程で排出される排熱からクリーン電力を生成しています。

Access Energyの副社長、ハーマン・アルティニアン(Herman Artinian)は次のように述べています。「Thermapower モジュールを使用することで、エネルギーを使用して燃焼排ガスを冷却するのではなく、焼却設備から熱を除去すると同時に電力を生成できます。高い技術力と優秀なエンジニアリングチームを持つ第一実業との協業を通じ、今後当社の技術を日本全国の焼却設備に提供できるものと大いに期待しています。」

廃棄物の焼却処理は極めて高温で行われ、この過程でダストを含んだ排ガスが排出されます。排ガスは、含まれる灰やその他のダストを集塵・除去して、大気放出されます。集塵方法の一つであるバグフィルターを使う手法では、ガスの温度を200度未満に下げる必要があります。このようなプロセスの中でAccess EnergyのThermapower ORCモジュールを利用する事で、排ガス熱を電力に変換してオンサイト発電や売電が可能になります。

第一実業のプラント・エネルギー事業本部、エネルギープロジェクト部長の五十嵐 進氏は次のように述べています。「Thermapowerは極めて優れたシステムであり、山梨に導入した設備のこれまでの稼働状況は大いに満足のいくものです。当社としては今後Access Energyとの協力関係をさらに強化し、国内での導入実績を大幅に拡大させ、電力補完に貢献できるものと期待しています。」

Access Energyと第一実業は、来る5月21日から5月24日に東京ビッグサイトにて開催される「2013NEW環境展 (N-EXPO 2013 TOKYO)」において、日本市場で初めてThermapower ORCシステムを展示します。

Access EnergyのThermapower 熱回収システムは、Access Energyの親会社であるCalnetix Technologiesが開発製造したCarefree Integrated Power Module(IPM)を使用しています。Carefree IPMは高速ターボエキスパンダおよび発電機をひとつの可動部品として密閉ユニットに収め、中温から低温の廃熱源から最大125 kWの実用的な品質の電力を生成します。

Carefree IPMに加えて、ORCモジュールにはCalnetix独自のパワーエレクトロニクス・ユニットと磁気軸受コントローラ、可変速制御ポンプおよび付属配管、有機作動流体が含まれています。システムを動作させると熱源がエネルギーをORCシステムに転送し、そこで有機作動流体が蒸発して加圧されます。加圧された流体はCarefree(TM) IPMに入り、流体が膨張することによってタービンを動かし電力を発生させます。作動流体は膨張後、凝縮されてポンプに供給され、サイクルを繰り返します。これらの動作の仕組みについては、web上にビデオ映像(英語)をご用意していますので、こちらをご覧ください。
http://www.access-energy.com/japanese/ae_applications.html

Access EnergyはThermapower を地熱や海洋エネルギー、焼却施設のほか、廃熱を排出するさまざまな産業用処理システムにおいて実績を持つエンドユーザー向けに販売するほか、これらのアプリケーション向け最終製品にThermapowerを統合したOEM提供も行っています。

Thermapower ORCモジュールを構成する中核技術は、2009年以降Calnetixによって代理店およびライセンス契約を通じて米国をはじめ、カナダ、欧州、中東、アジアに導入されており、これまで全世界で1800万ワット以上の販売実績を上げています。


第一実業株式会社について
総合機械商社。産業機械のトータルサプライヤーとして世界19ヵ国34ヵ所の海外ネットワークで、あらゆる製造業の分野で最適な設備、システムを提供しております。

第一実業株式会社【8059.T】(代表取締役社長 山片康司)
住所:東京都千代田区二番町11-19 興和二番町ビル
電話:03-5214-8500(代表)  
設立:1948年8月12日


Access Energyについて
米国カリフォルニア州セリトスに本社を置くAccess Energyは小規模な商用及び産業用設備からの排熱あるいは圧力を効率良くエネルギーに変換するシステムの開発、製造、販売、保守を行っています。これらのシステムは製造や処理工程を変更・中断することなく電力に変換するよう特別な設計が施されています。
Access EnergyはCalnetix Technologies, LLCの完全子会社です。詳細については、www.access-energy.com/japanese/ をご覧ください。


【本件に関するお客様のお問合せ先】
第一実業株式会社
IR・広報部
田中 誠一郎
Tel: 03-5214-8611
E-mail: seiichiro.tanaka@djk.co.jp

【本件に関する報道関係者のお問合せ先】
Access Energy 広報担当
株式会社プラップジャパンCS8部
坂川 孝弘/矢畑 彰則
Tel: 03-4570-3191 / Fax: 03-4570-3189
E-mail: t-sakagawa@prap.co.jp / a-yabata@prap.co.jp

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この企業の情報

組織名
Access Energy
ホームページ
http://www.access-energy.com/japanese/
代表者
Artinian Vatche
上場
非上場
所在地
〒107-6033 東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル
連絡先
03-4580-3191

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