新日鉄住金 パナソニック株式会社より2年連続で最高賞であるベストパートナー賞を受賞

新日鐵住金株式会社(代表取締役会長兼CEO:宗岡正二、以下、「当社」)は、本日、パナソニック株式会社(代表取締役社長:津賀一宏、以下、「パナソニック」)より、パナソニック エクセレントパートナーズミーティングにおいて、最高賞であるベストパートナー賞を受賞しました。また、ECO・VC賞の金賞1件、奨励賞2件も同時に受賞しました。授賞式では、当社代表取締役社長兼COOの友野宏が、全受賞会社を代表してご挨拶をさせていただきました。

ベストパートナー賞は、全受賞会社の中で選出された1社だけに贈られる最高位の賞です。ECO・VC賞は、パナソニックグループの全購入先を対象に、パナソニック商品へのCO2削減や商品力強化に結び付く866件の応募の中から、特に優秀と認められたものに贈られる賞です。当社は、ベストパートナー賞を2年連続で、ECO・VC賞を4年連続で受賞しました。

1. 受賞概要
[1]ベストパートナー賞:新日鐵住金株式会社
長年のパートナーシップと顧客密着型活動を通じて、独自の技術で優れた素材・商品開発を行い、多くの商品でECO・VC取組みを実践することで、商品力強化に貢献したことをご評価いただきました。

[2]ECO・VC金賞:新日鐵住金株式会社、住友軽金属工業株式会社
■「大型&超薄型液晶テレビ用アルミ下フレームの開発」
大型液晶テレビの更なる薄型化・省エネ・部品コスト削減のため、液晶テレビ基幹部品であるアルミ下フレームを低コストで開発しました。当社が長年培ったCAE(※1)技術と住友軽金属工業株式会社のアルミ板製造技術をコラボレーションすることで、スマートビエラのスリムデザインの商品化に貢献したことが高く評価されました。今回の取り組みによって、年間CO2排出量を約40%削減しました。

(※1):CAE(Computer Aided Engineeringの略):コンピューター技術を駆使した製品の設計やその検討を支援するツール

[3]ECO・VC奨励賞:新日鐵住金株式会社
■「HS耐力壁(アタックフレーム)の仕様変更」
これまで高層建築分野で用いてきた当社の独自技術である座屈拘束技術を、住宅に初めて適用したHS耐力壁(アタックフレーム)を改良し、軽量化とコストダウンに取り組みました。座屈拘束技術とは、芯となる中心鋼材を、鋼材やコンクリートで拘束し、座屈を防ぎ、安定的に塑性化させるようにしたブレースのことで、パナソニックグループのパナホーム株式会社が取り組んでこられた、優れた耐震性能ときめ細やかな住宅設計が可能なHS構法と組み合わせ、当社独自のモデル解析技術を用いて仕様変更に技術面で貢献したことが高く評価されました。今回の仕様変更により、年間約116トン(3%)のCO2削減に貢献しました。

■「IH炊飯器(銅釜機種)内釜用クラッド素材 板厚薄肉化による軽量化・省資源化」
IH炊飯器の内釜に欠かせないクラッド材料で、薄肉広幅コイルの接合安定化に取り組み、特に数値解析を活用した圧延時の接合圧力分布の最適化等、設備能力をフル活用した量産技術を確立させました。また薄肉材料に適した銅の厚み制御技術を確立することによって、銅釜の母材厚みを、従来の2.0mmから1.45mmへ薄肉化し、平均30%の素材重量削減に成功しました。これにより内釜の素材製造に係るCO2を34%削減しました。

2.今後の展開
今後とも、鉄の可能性をさらに追及するとともに、シミュレーション技術を適用し、素材を原子レベルまで分析することで、最適な新素材を開発し、お客様のご要望にお応えしていきます。また、当社のグローバルネットワークを活用し、お客様の世界展開に貢献します。

3.これまでの受賞実績
2009年度 ECO・VC銀賞 1件
2010年度 ECO・VC金賞 4件
2011年度 ベストパートナー賞 1件、ECO・VC金賞 1件、ECO・VC銀賞 1件、ECO・VC銅賞 1件
2012年度 ベストパートナー賞 1件、ECO・VC金賞 1件、ECO・VC奨励賞(※2) 2件

(※2):ECO・VC奨励賞は、本年より新設


以上
お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2977

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この企業の情報

組織名
日本製鉄株式会社
ホームページ
http://www.nipponsteel.com
代表者
橋本 英二
資本金
41,952,497 万円
上場
(旧)東証1部,名証1部,札証,福証
所在地
〒100-8071 東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング
連絡先
03-6867-4111

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