業務処理の流れを学びながら,業務を支援する為のERPのカスタマイジングと企業へのERP導入に関するコンサルティングができる高度で実践的なスキルの修得を目指す
京都情報大学院大学(KCGI)は,社会人の方を対象にしたERP(総合基幹業務システム)コンサルタント資格試験合格をめざすための2016年度前期短期研修コースを開講します。KCGIの科目等履修制度を利用したコースです。eラーニング形式での講義なので,社会人の方でも時間や場所の制約を受けることなく学習を進められ,スキルアップを図れます。5名を募集,申し込み締め切りは4月15日です。
KCGIでは2015年秋にも同様のコースを開講し,受講した社会人の方々から好評を得ました。
2016年度前期に開講するのは,FI(財務管理)コース。▽ 企業システム▽ 業務の統合化とeビジネス▽ 財務会計システム開発I▽同・II-の4科目があり,ERPの知識を総合的に身につけ資格試験合格をめざします。
ERPとは,企業の持つ様々な資源(人材,資金,設備,資材,情報など)を統合的に管理・配分し,業務の効率化や経営の全体最適を目指す手法です。調達・購買,製造・生産,物流・在庫管理,販売,人事・給与,財務・会計など,企業を構成するさまざまな部門・業務の扱う資源を統一的・一元的に管理することで,部門ごとの部分最適化による非効率の排除や,調達と生産,生産と販売など互いに関連する各業務の円滑な連携・連結を実現します。ERPを実現するために導入される情報システム「ERPパッケージ」は,さまざまな業務に対応したシステムがひとつにパッケージされた大規模なソフトウェアで,全社的に導入することにより,部門間の即時の情報共有や密な連携が可能となります。
KCGIでは,開講科目の中から,必要な科目のみを選択のうえ,履修する事が可能な科目等履修 制度を設けています。科目等履修制度で履修する科目は,修了試験に合格することにより,本学における所定の単位を取得できます。
■社会人向けERPコンサルタント短期研修コース 募集要項
http://www.kcg.edu/school_info/admission_2016/erp_nondegree.html
京都情報大学院大学(The Kyoto College of Graduate Studies for Informatics)は,京都コンピュータ学院の創立者・教育経験者・スタッフがロチェスター工科大学(RIT)との修士課程ジョイントプログラムの経験に基づき,アメリカの著名教授たちとの密接な協力関係を活用して設立したIT専門職大学院である。IT関連企業から実務家教員を多数迎え,革新性と先駆性に富んだ“業界オリエンテッド”のプラグマティック(実利的)な教育をモットーとする。
今,産業界で求められているのは経営とITの両方を理解する高度IT人材。同学の「ITスキル」と「マネジメントスキル」の両方を体系的・段階的に修得できるプログラムはまさにそのためにある
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