SAS、IDC MarketScapeレポートで、スマートシティ・アナリティクスのメジャー・プレイヤーに選出

~SASの強みは「顧客重視」、「ビッグデータ分析能力」、「データ・ビジュアライゼーション」と評価~

米国の調査会社IDCによると、世界のデータ量は年間40%の割合で増加しています。それにもかかわらず、所有している大量のデータを活用できていると考える地方自治体はたったの3分の1です。IDCのレポート「IDC MarketScape: Worldwide Smart City Business Analytics Software 2015 Vendor Assessment(IDC MarketScape:世界のスマートシティ・ビジネス・アナリティクス・ソフトウェア2015年版ベンダー評価)」はアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)をスマートシティ・アナリティクスのメジャー・プレイヤーに選出し、その要因として市民サービスの向上や行政の効率化を実現する「SAS(R) Analytics」を挙げました。

SASのアナリティクス市場でのリーダーシップは40年に渡るものです。行政機関との長期にわたる協力関係もSASに根付く顧客重視の企業文化によるものです。IDC MarketScapeはSASのこの国際的な企業文化を、「いくつもの調査機関が実施している年間顧客満足度調査やエンド・ユーザー・フォーラムなどから得た知見を基に顧客満足のために重点投資を行い、顧客中心主義で戦略的開発を進めている」と評しています。

IDCは行政データが桁外れの勢いで増加している背景には、「コネクテッド・デバイス、とりわけモバイル型のコネクテッド・デバイス(RFID、スマートカード、ボディカム、GPSなど)の台頭が影響している」と述べており、「SASの強みは対応力、アナリティクス能力にある」と評しています。さらに、「SASの製品を活用すれば、行政機関は膨大なデータを処理できるようになり、それに加えてSASのインメモリ・アナリティクスは驚くほど速いデータ処理スピードを誇る」と付け加えています。

データ処理後に必要となるのがデータの理解です。データの理解への効果的なアプローチがデータ・ビジュアライゼーションの活用です。IDC MarketScapeは「SAS(R) Visual Analytics」の強みとして、モバイル対応のインターフェイスを有するビジュアル・アナリティクス機能と、革新的でありながら手頃な料金で利用できる点を挙げています。

SAS Visual Analyticsは膨大なデータを迅速に探索するためのインメモリ・ソリューションです。ユーザーはパターンを読み取り、さらなる分析が必要となる項目を見極め、その結果をビジュアルで明確に提示することができます。同製品は、膨大なデータを処理のために迅速にフォーマット化するため、一部のサンプル・データではなくすべてのデータの探索を可能にします。

【ICMA(国際シティマネージャー協会)とのパートナーシップ:地方政府向けの使い勝手の良い低価格な業績管理ソフトウェア】
IDC MarketScapeは、SASの顧客対応力の一例として、地方自治体向け業績管理・アナリティクス・ツールのICMA Insightsを挙げています。

「ICMA Insightsは業績管理ツール、および、カスタマイズ可能な革新的なビジネス・アナリティクス・ツールを提供しており、約1億8,500万人の米国民を支える9,000人の市、郡のマネージャーのニーズを満たしています。ICMA Insightsには、7つのサービス分野で主となるインプット、アウトプット、アウトカム測定値が900種類備えられており、ソフトウェア機能へのアクセスが階層化されているため、行政機関は必要な業務データのみをそれぞれに管理することができます。」

ICMA InsightsはSASとICMAとのパートナーシップによって構築されました。

【モバイル、クラウド、モノのインターネット(IoT)】
地方自治体の上層部は、課題に対する答えを出してくれる使い勝手の良いソフトウェアを求めています。IDC MarketScapeは「SASは使い勝手を優先させ、ビジュアライゼーションとモバイル対応に重点投資を行っている」と評しています。さらにSASには、交通や電気・ガス・水道事業などの特定の行政課題に取り組んだ事業実績があります。

「SASはクラウド、モバイル、IoT分野でもその地位を確立しています。SASは水道管理分野において数々の革新的なIoT対応スマートシティ構想を実現し始めています。さらにより大規模でグローバルな政府機関で顕著になっているオープンデータに関する動きにも強い関心を示して重点的に取り組んでいます」とIDC MarketScapeは報告しています。

IDC MarketScapeは、水道のスマートメーターから送信されてくるデータをSAS Visual Analyticsで分析するノースカロライナ州キャリー市のAquastarに言及しています。

SASは先ごろ、全米にスマートシティを展開することを目的としたEnvision Americaに参画しました。
詳細はこちらのページをご覧ください。
http://www.sas.com/ja_jp/news/press-releases/2015/october/2015-10-20-sas-joins-envision-america-jp.html 

IoTの詳細については、こちらのページをご覧ください。
http://www.sas.com/ja_jp/insights/big-data/internet-of-things.html

「アナリティクスがスマートシティを実現させる10の方法」については、こちら(英文)のページをご覧ください。
http://www.sas.com/en_us/insights/articles/big-data/10-ways-analytics-can-make-your-city-smarter.html

SASの官公庁向けテクノロジーとソリューションは、全米50州全ての政府機関で使用されており、政府機関の適切なリソースを活用して日々の行政における最適なサービスを、最適なタイミングでの提供に貢献しています。SASは広範なデータ管理、ビジネス・インテリジェンス、アナリティクス・ソリューションを備え、政府機関と協働して、特定の部門や機関の目的に合わせた革新的なソリューションとサービスを提供しています。

<IDC MarketScapeについて>
IDC MarketScapeは、特定市場におけるICT(情報通信技術)ベンダーの競争優位性を総合的に評価することを目的としたベンダー分析モデルのレポートです。調査方法は定性的・定量的基準に基づく厳密なスコアリング法を用いるもので、特定市場における各ベンダーの位置付けを単一の図に示しています。このレポートはICTベンダーが提供している製品とサービス、実力、戦略、現在と将来の市場での成功要因を有意に比較できる明確なフレームワークを提供しています。また、このフレームワークは、テクノロジーの購入者に現行のベンダーと将来的なベンダーの強みと弱みに関する包括的な評価を提供しています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、75,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。
http://www.sas.com/jp

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2015年12月2日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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