【プレスリリース】 BMCが「Digital Enterprise Management」を発表

新しいフレームワークで企業の短期間でのデジタル・トランスフォーメーションを支援

※この資料は2015年8月18日に米国テキサス州ヒューストンで発表された報道資料の翻訳です。



報道関係各位
プレスリリース
                               2015年8月28日
                          BMCソフトウェア株式会社
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BMCがDigital Enterprise Managementを発表
新しいフレームワークで企業の短期間でのデジタル・トランスフォーメーションを支援

デジタル・サービスとモバイル・テクノロジーを完全に実現しているのは
フォーチュン1,000社の5%にとどまることが調査で判明

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BMCソフトウェアは米国時間8月18日、デジタル・エコノミーがもたらす事業機会を
捉え、課題を克服することのできる、スピーディーで革新的な企業への変革を模索
する企業のための事業設計基盤(ブループリント)としてDigital Enterprise
Management(DEM)を発表しました。

大企業においてDEMに切実なニーズがあることは、BMCがこのほど発表した調査結果
(※1)から明らかです。これは、フォーチュン1,000社のITマネージャー100人を
対象に2015年8月に実施された包括的調査で、ITマネージャーがデジタル・
サービスとITのコンシューマライゼーションへの転換にどのように対処しているか
について尋ねました。この調査結果から、生産性の向上、顧客満足度の改善、
コスト削減を推進するうえで、デジタル・トランスフォーメーションが最優先事項
となっていることが裏付けられました。また、このように回答した企業が、現在の
システムを維持するだけでなく新しいデジタル・サービスを開発するのに必要な
リソースを確保するのに苦労していることも調査結果から明らかになりました。

BMCの最高経営責任者(CEO)であるボブ・ビーチャムは次のように述べています。
「デジタル・サービスへの転換は、私がお会いしたすべてのCEOや公的セクターの
リーダーにとって最優先事項となっています。リーダーは、ユーザー・
エクスペリエンスを改善しつつ、新たな収入源と製品の可能性を追求しようと
努めています。こうしたデジタル・サービスへの転換が効果的に運営されない場合、
企業はセキュリティ違反や業務停止、投資の浪費、さらにはデジタル・エコノミー
におけるビジネス手法の変更が大幅に遅れるなどのリスクにさらされます。BMCの
DEMブループリントは、こうしたデジタル・トランスフォーメーションを成功裏に
管理するための明確な道筋を提供します。」


調査:
「ITマネージャーはデジタル・トランスフォーメーションの明確な利点を認識している」

2015年8月にフォーチュン1,000社のITマネージャーを対象にTechValidateが実施
し、BMCが米国時間8月18日に発表した調査結果の概要は以下の通りです。

-回答者の63%が組織へのデジタル・サービスとモバイル・テクノロジーの導入
 拡大に現時点で取り組んでいるものの、この目標を完全に達成しているのは5%にとどまる。 

-回答者の大多数は、企業がデジタル・エンタープライズとなることによって、
 従業員の生産性の向上(89%)、顧客満足度の向上(77%)、コスト削減(68%)
 が促進され、その結果として収益力が向上すると考えている。

-回答者の64%は、最も頻繁に直面する課題または障害として、現在のシステムを
 維持し、新たなデジタル・サービスを開発・導入するためのリソースが不足して
 いる点を指摘している。


Digital Enterprise Management(DEM)
中規模~大規模の企業や公的機関の多くは発展過程の重要な段階に差し掛かって
います。モバイル・テクノロジーが広範に利用されるようになり、いつでも
どこでも簡単に情報にアクセスできることへの要求が大きく高まるのに伴い、企業
は情報や商品、サービスをデジタルな形で提供するための新たな手段を見いだす
必要性に迫られています。BMCのDEMブループリントはITトランスフォーメーション
を体系的に進めるためのソリューションを提供します。これにより企業は、自らの
セキュリティと既存のシステム運営を維持しながら、短期間で革新に取り組み、
リアルタイムで前進することが可能になります。

電力マネジメント事業会社のEaton(イートン)社(売上高226億ドル)で最高情報
責任者(CIO)を務めるビル・ブラウジー氏は次のように述べています。「当社の
事業では、ほぼリアルタイムで業務を運営しつつ、サービスとインフラとプロセス
の柔軟性を継続的に高めることが求められています。当社はDEMストラテジーに
基づいて業務運営を行うことにより、以前よりはるかにプロアクティブな企業に
なっています。BMC の技術が当社のビジネスの成長を支えていることを実感しています。」

BMCのDEMを導入することにより、以下のキーとなる4つの側面からIT戦略に構造的
に取り組むことが可能になります。

□デジタル・サービス・マネジメント:
 ITサービス・マネジメント(ITSM)に関する革新的なパラダイムであり、ITが
 従業員の生産性にどのような変化をもたらし、デジタル・サービス時代の
 イノベーションをいかに推進するかに関する、先取り志向で人間中心の見解を
 基本としています。

□デジタル・エンタープライズ・オートメーション:
 企業はデジタル・サービスの提供を加速させ、同時にサービスの質と管理の
 しやすさが改善されます。ポリシー駆動の包括的なBMCのプラットフォーム
 により、完全にデジタル化されたインフラストラクチャーを体系的かつ自動的に
 形成することが可能です。

□デジタル・サービス・アシュアランス:
 モニタリングを単に行うだけであった従来の保証の仕組みを拡張し、社会
 における人間心理を含む複数の外部ソースからのデータを統合できるように
 しました。これにより企業は、顧客、パートナー、従業員からのフィードバック
 に基づいてリアルタイムで行動することが可能になります。

□デジタル・インフラストラクチャー・オプティマイゼーション:
 より無駄が少なくコスト効率の高いデジタル・インフラストラクチャーを構築・
 維持するためのアプローチです。投資収益率の向上や、管理しやすくリスクの
 低いプラットフォームというメリットを企業にもたらします。

IDCの企業システム管理ソフトウェア部門で調査担当バイス・プレジデントを
務めるメアリー・ジョンストン・ターナー氏は次のように述べています。「予測
不能で絶え間なく変化し続ける今日のデジタル・ビジネス・ソリューションを
効率的に管理・提供・サポートすることは、企業の成功とイノベーションにとって
必要不可欠です。一方で、それによって既存のデータセンターの管理戦略やツール
への負荷が増大し、限界に達しようとしています。BMCのDEMという新たな取り組み
は、同社が提供する製品群の多くを刷新・合理化するものです。その目的は、今日
のデジタル・エンタープライズへの転換で必要とされるダイナミックでリアル
タイムな要件を満たすため、製品間の連携と分析機能を大幅に強化することにあります。」

BMCのDEMソリューションはデジタル・トランスフォーメーションを阻む要因を取り
除き、新しいデジタル・サービスやモバイル・テクノロジーの低コストでの導入を
加速させることで、企業が競争上の優位性を求めてデジタル・エンタープライズ
への転換を図るお手伝いをします。


※1:出典「TechValidate TVID: E8F-391-DC0」


<参考リンク(英語)>
□動画: http://www.bmc.com/it-solutions/digital-enterprise-management.html
□スライド資料: http://www.slideshare.net/bmcsoftware/it-managers-answer-questions-about-the-future-of-the-digital-economy
□調査の概要: http://documents.bmc.com/products/documents/79/26/467926/467926.pdf


<BMCのDEMに対する評価>
「当社の顧客層の嗜好は常に変化しており、当社はそうした変化に対応し続ける
手段を必要としていました。BMCのDEMブループリントにより、4万店を超える
フランチャイズを結ぶ販売時点情報管理(POS)システムを低コストで管理し、
さらにフランチャイジーとお客様の両方により迅速に対応することが可能に
なりました。」(サブウェイ・ワールドのプロダクト・オーナー兼
アドミニストレーターを務めるジム・ケーターボーン氏)

「当社は、ビデオ・オン・デマンドやホーム・オートメーション、ビッグデータ
など、既存概念を覆すような新しいITソリュ-ションを数多くサポートして
います。そうしたサービスの多くは消費者市場を対象としており、競争力を維持
するにはスピードと俊敏性、イノベーションが絶対不可欠な要件となっています。
DEMの戦略に基づいて業務を行うことにより、当社は技術革新主導の企業となり、
技術と人が競争優位を実現する最大の原動力となっています。」(スパーク・
ベンチャーズでオペレーション・プラットフォーム・ IT部門を率いるピーター・
イェーツ氏)

「現実的な観点から言うと、イノベーションが最大の効果を発揮するのは、
メインフレームからモバイル、クラウドを含むバリューチェーン全体を考慮
しつつ、既存のシステムと新しいデジタルアプリケーションが完全に統合された時
です。」(BMCエグゼクティブ・バイス・プレジデント、ポール・アップルビー)

「かつての 1秒間には今や1分間の価値があります。デジタル・エンタープライズ
にとって、個人の嗜好に適合したモバイル・アクセスとオートスケーリングは必要
不可欠なツールとなっています。企業は、ユーザー・エクスペリエンスを日々改善
する能力を備えることで、競合他社から差別化することができます。」
(BMCのチーフアーキテクト、ビル・プラット)



<BMCについて>
BMCはソフトウェア・ソリューションのグローバル・リーダーであり、ITを用いて
従来型の企業がデジタル・エンタープライズへの転換を図り、競争優位性を確立
するのを支援します。当社のDigital Enterprise Management(DEM)は一連の
ITソリューションの総称であり、迅速でシームレスで最適なデジタル・ビジネスを
構築することを目的に設計されています。メインフレームからモバイルやクラウド
を含む幅広い環境において高速デジタル・イノベーションを強固なIT技術が支える
ことで、顧客企業は、パフォーマンスとコスト、法令順守、生産性を最適化しつつ、
直観的なユーザー・エクスペリエンスを提供することが可能です。BMCの
ソリューションを導入した顧客企業は全世界で1万5,000社以上に上り、
フォーチュン500企業の82%で導入されています。

BMC:Bring IT to Life
BMC、BMCソフトウェア、BMCのロゴ、およびBMCソフトウェアのロゴは、
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<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
BMCソフトウェア株式会社 バーナード 奈津美
電話: 03-5302-8421(直通)
E-mail:natsumi_bernard_cw@bmc.com

広報代理店 オグルヴィPR オブライエン、牧平
電話:03-5793-2385 / 03-5793-2365
E-mail:dan.o'brien@ogilvy.com / kaori.makihira@ogilvy.com

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組織名
BMCソフトウェア株式会社
ホームページ
 
代表者
須崎 弘一郎
上場
海外市場
所在地
〒164-8721 東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー24階

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