SAS、Chartis社の「RiskTech100(R)」レポートでリーダーに選出

~SAS、コア・テクノロジーとイノベーションに加え、バンキング、保険、金融犯罪防止の各カテゴリーでもトップの地位を堅持~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、英国調査会社Chartis Research(以下 Chartis)が発表した権威ある「RiskTech100(R) 2015」レポートでリーダーに選出されました。SASは、コア・テクノロジー、イノベーション、そして業種セクター内でのバンキングと保険、さらに金融犯罪防止のカテゴリーでナンバー1に選出されました。

Chartisのマネージング・パートナーであるペイマン・メッチアン(Peyman Mestchian)氏は、「分析モデルは今や、新しいビジネスチャンスの発見や不確実性、リスク管理など、クリティカルなビジネス判断の決定要因となっているため、SASのようにコア・テクノロジー分野でリーダーになることは非常に重要です。SASはデータ管理、アナリティクス、レポーティングのテクノロジーにイノベーションを起こし続けており、金融機関に対してますます厳しくなるコンプライアンスやリスク管理の需要に応えています」と述べています。

ますます複雑化する規制要件や高まる経済的圧力に企業が対応できるよう、SASはCCAR(包括的資本分析およびレビュー)、DFAST(ドット・フランク法に基づくストレステスト)、Basel IIIなどの資本管理規制をはじめ、リスク合算、格付推計モデル「RADAR」、モデルリスク管理、与信管理など、コンプライアンスとリスク管理に関する幅広い課題の解決に取り組んでいます。これらの規制下にある企業や事業開発部門では、イノベーションを実現するためにSAS(R)のコア・テクノロジーを活用して、データを意思決定の際に信頼できる情報に変換することで、ビジネスの差別化を図っています。

データ管理とレポーティングの統合を強化
SASのコア・テクノロジーは、データ管理とレポーティング機能の統合を強化するために、共通のサービス・フレームワーク(メタデータ、セキュリティ、コンピューティング、管理、ワークフローなど)を使用しています。これにより、高度な分析手法、実質的に無制限の変数、膨大なデータ容量を取り扱う複雑なモデルを管理できます。SASの顧客は、この「分析機能の宝庫」から最適なテクノロジー・ミックスを選んで組み合わせることができます。例えば、Hadoopを他のデータ・ウェアハウス・テクノロジーと組み合わせて、実装することも可能です。

ビッグデータ・イノベーション
イノベーションのリーダーに選出されたSASは、顧客がより多くの情報をより迅速に理解してより良い意思決定を下せるようにするため、ビッグデータに関する取り組みを推進しています。「SAS(R) Event Stream Processing」、「SAS(R) High-Performance Risk」、「SAS(R) Visual Analytics」は、企業のリスクデータ分析の速度、粒度、透明性、精度を大きく改善します。銀行にとっては、不正取引の疑いがある取引を迅速に特定し分析することを意味します。SAS High-Performance Riskはインメモリ・アナリティクス、グリッド・コンピューティング、マルチ・スレッディングに対応し、大規模で複雑な金融商品ポートフォリオのリスク分析を迅速化します。

銀行と保険会社の強い味方
SASは銀行と保険会社の間で広く選ばれています。Basel III、ソルベンシーII、またはリスクデータ管理に関するBCBS 239原則であろうと、コンプライアンスとデータの効率性を確保してリスクや不正に関する要件管理を支援するSASの金融業界における専門知識に多くの企業が頼っています。

組織全体でデータを収集してそれを容易に共有できることは、企業にとって最重要課題になっています。SAS Visual Analyticsとダッシュボードは、組織のさまざまなレベルに合った適切な情報を収集します。SAS High-Performance Riskは、市場、信用、流動性リスクの分析を迅速化して、ポートフォリオ計算とストレステストをわずか数分で実行できます。このソリューションは、グリッド・コンピューティング、インデータベースやインメモリ処理といったハイパフォーマンス・アナリティクスを使用して、ビッグデータのさまざまな問題を解決します。

SAS High-Performance Analyticsは、複雑な問題の解決や一刻を争うような状況下での洞察の生成において、市場で利用できる唯一のインメモリ・アナリティクス・ソリューションです。クエリ、レポーティング、記述統計はもちろんのこと、最前線のビジネス判断に有用なアナリティクス機能を実際に統合、展開、構築、検証、配備、活用できるようにしているのはSASが提供するソリューションのみになります。

金融犯罪対策
金融犯罪防止カテゴリーにおいても卓越したリーダーに選ばれたSASのプラットフォームは不正取引の可能性がある取引を特定・分析して、市場リスクと不正行為の検知をサポートしています。導入企業は、企業データをビジネス・コンテキスト情報や行動分析手法で強化して、複雑なパターン、トレンド、異常を検知することにより、サイバー・セキュリティへの対策ならびに、企業の評判と顧客の信用を維持できます。

リアルタイムのイベント・ストリーム・プロセッシングにより、関連行動とデータが瞬時に分析され、脅威レベルに基づいたアラートが優先的に発行されます。銀行は市場リスクを見据えて、同日または翌朝には生成されるレポートを基に迅速に行動できます。

SASリスク管理プロダクト担当マーケティング・マネージャーのデイビッド・ロジャース(David Rogers)は、「データ管理の進歩に裏打ちされた高度なビジネス・アナリティクスを活用することは、金融サービスの競争優位性を高める上でますます重要になっています。SASのリスクおよび不正管理ソリューションは、目まぐるしく変わる規制や経済状況への対応に必要な柔軟性と拡張性を提供しています」と述べています。

「RiskTech100(R) 2015」レポート(英文)は、下記のサイトから無料でダウンロードできます。
www.risktech-forum.com/

SASのリスク管理および金融犯罪防止のためのソリューションの詳細は下記のサイトでご覧いただけます。
http://www.sas.com/ja_jp/software/risk-management.html

<Chartisについて>
Chartisは、リスク・テクノロジー市場に関する調査とコンサルティングを行うリーディング・プロバイダーとして世界的に知られています。同社の詳細については、www.chartis-research.com/ をご覧ください。

RiskTech Quadrant(R)およびRiskTech100(R)はChartis Research Limitedの登録商標です。

Chartis Researchは、投資アドバイスの提供に関し、英国金融行動監視機構(FCA)の承認を受けるとともに、規制対象となっています(chartis-research.com)。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/jp
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を計り、日本の企業や社会に貢献してまいります。


*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2015年1月14日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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