サウジアラビアのAl Rajhi銀行、SAS(R)ソリューションを活用してマネーロンダリング対策を強化

~SAS、Al Rajhi銀行のマネーロンダリング対策サービスを過去最速となる4カ月で構築~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、サウジアラビアのAl Rajhi銀行のマネーロンダリング対策プロジェクトを、過去最速となるわずか4カ月の期間で完了させたことを発表しました。このプロジェクトは、Al Rajhi銀行にハイパフォーマンス・アナリティクスと複数の不正検知の手法を提供し、大量のデータに潜むリスクを絶えず監視することで、マネーロンダリングに対処するというものです。

SASサウジアラビア担当カントリー・マネージャーのマルセル・ヤミーン(Marcel Yaminne)は、「Al Rajhi銀行では、SASのオープンエンドな統合アーキテクチャを活用して、複数のデータソースから情報を収集しています。収集した情報は瞬時にリアルなインテリジェンスになり、疑わしい取引が検出されると、調査官や規制当局に正確に報告されます」と述べています。

「SAS(R) Anti-Money Laundering」ソリューションは、金融機関のすべての部門から大量の情報を収集、管理、品質改善して、疑わしい取引を自動的に特定し分類するために、データを知識に変換します。SASは、銀行が政府の厳格な規制を準拠し、株主からの信頼を担保し、確固たる評価を維持できるよう支援しています。

Al Rajhi銀行のCIOであるイブラヒム・ラシッド(Ibrahim Rashid)氏は、「このプロジェクトは当行にとって重要なタイミングで遂行されました。当行では、銀行規制とマネーロンダリング対策の両方でサウジアラビア通貨庁(SAMA)の規制要件を遵守する世界クラスの統合金融システムの提供をビジョンに掲げ、その実現に向かっている時期でした」と述べています。

SAS中東・アフリカフランス語圏地域担当ディレクターのシュクリ・ダバヒ(Shukri Dabaghi)は、「SASは、Al Rajhi銀行のサウジアラビア王国の金融システムの品質をさらに強化しようという取り組みを支援できて大変嬉しく思います。このプロジェクトは、リヤド本社を拠点に有能なバイリンガル・チームによって指揮されました。SASのマネーロンダリング対策ソリューションによって、Al Rajhi銀行の取引の監視と違法行為の検知という目的をこれからも支援していきたいと思っています」と述べています。

SASは、2014年9月8日にAl Rajhi銀行主催で行われた、マネーロンダリング対策プロジェクトにおける両社の協力とサウジアラビアにおける過去最速でのマネーロンダリング対策の完了を祝うイベントにおいて、Al Rajhi銀行に「Customer Appreciation Award」を贈っています。

SASは現在、マネーロンダリング対策や詐欺・金融犯罪管理、FATCA(外国口座税務コンプライアンス法)、その他同様のサービスを目的としたコアフレームワークを組み込んだ唯一のプラットフォームを提供しています。また、SASは大量データに潜むリスクを企業が監視できるよう、ハイパフォーマンス・アナリティクスと複数の検知手法を提供しています。これにより、金融機関は自らの評価を維持しつつマネーロンダリングとテロに対する金融規制を遵守することができます。さらにこのソリューションは領土外管轄権の独自の規制要件もサポートします。

SASの高度なアナリティクスによるプロアクティブ脅威防止の詳細については、下記URLをご参照ください。
www.sas.com/jp/go/fraud-sol-banking

<Al Rajhi銀行について>
Al Rajhi銀行は、預金を集めて、リテール・バンキング・サービスとコーポレート・バンキング・サービスを提供しています。自動車、不動産、建築、商工業向けの各種ローンをはじめ、プライベート・バンキング・サービス、証券仲介サービス、クレジットカード、トレジャリー・サービスを提供しています。サウジアラビア最大のリテール銀行であり、また最大のイスラム系銀行です。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/jp
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を計り、日本の企業や社会に貢献してまいります。


*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年12月15日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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