横浜市立大学のリリース一覧

最新のCT技術により心臓アミロイドーシスの診断精度を飛躍的に向上させることに成功

―心臓機能の低下や不整脈等の診断と治療計画の大きな進歩に―
 横浜市立大学附属病院 放射線診断科 加藤真吾講師らの研究グループは、コンピュータ断層撮影(CT)*1による心筋細胞外液分画(extracellular volume fraction: ECV)のメタ解析 *2 を実施し、心臓アミロイドーシス診断におけるCT-ECVの高い精度を明らかにしまし...

アンジオテンシンⅡ(血圧調節ホルモン)関連疾患の新たな治療戦略

―miR-125-5pによるアンジオテンシンII受容体活性化機構の発見―
 琉球大学大学院医学研究科先進医療創成科学講座 山下暁朗教授、横浜市立大学附属病院腎臓・高血圧内科 廣田慧悟医師(横浜市立大学大学院医学研究科病態制御内科学博士課程4年)、循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一教授、涌井広道准教授らの研究グループは、高血圧の発症に関与する経路の中で重要な役割をす...

IDH2変異星細胞腫の悪性化に関わる遺伝子異常を患者由来脳腫瘍モデルを用いて解明

―腫瘍の病態理解により将来の個別化医療へ前進―
 横浜市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室 立石健祐准教授、山本哲哉教授、同大学院生命医科学研究科 創薬再生科学研究室、ハーバード大学 脳神経外科を中心とした研究グループは、希少な腫瘍性疾患であるIDH2変異星細胞腫*1の悪性化が、RB経路とPDGFRA経路の活性化を引き起こす遺伝子異常...

地方自治体におけるデータ活用推進の鍵は、職員の変革に対する意欲にあり

―データ活用推進に関する行動要因を解明―
 横浜市立大学大学院データサイエンス研究科 黒木淳教授、大山紘平共同研究員(横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻修了生、横浜市政策局データ・ストラテジー担当課長)らの研究グループは、組織の発展に有効な、個々人の組織に対する貢献意欲を表す、「組織変革へのコミットメン...

牧野富太郎博士が命名した植物を使ってダーウィンの研究した自家受精進化の謎を解明

―新たな植物種の交配など栽培植物の育種の応用へ―
 横浜市立大学 清水健太郎客員教授(チューリッヒ大学教授兼任)らの研究グループは、自家受精する植物が持つ遺伝子の変異を実験的に修復して、自家受精を防ぐ祖先植物のメカニズムを回復することに成功しました。  異なる2種間の雑種由来の倍数体植物では他家受精から自家受精への進化が頻繁に見られることが...

免疫チェックポイント阻害薬の固形がん周術期投与における副作用に関するリスクを報告

ーがん患者への情報提供での活用に期待ー
 横浜市立大学附属病院 化学療法センター 堀田信之センター長とロズウェルパーク総合がんセンター(米国ニューヨーク州) 血液・腫瘍内科の藤原裕医師らの共同研究グループは、約17,000人の世界各国のデータを用いてシステマティックレビュー解析*1を行い、がん治療の新しいアプローチとして注目されてい...

ChatGPTに医学に関する質問をする際の注意点を科学的に明らかに

 横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学の土師達也助教(次世代臨床研究センター(Y-NEXT) 兼任)、平和伸仁准教授、田村功一主任教授らの研究グループは、OpenAI社のChatGPTに医学に関する質問をする際の注意点を科学的に検証しました。  ChatGPTに医学に関する質問を与...

脂質代謝や炎症反応に関わるタンパク質の構造を解明

―副作用の少ない新薬の開発の糸口に―
 横浜市立大学大学院生命医科学研究科博士研究員 朴在鉉さん、博士後期課程3年 石本直偉士さん、朴三用教授らの研究グループは、同大学院生命医科学研究科 池口満徳教授、浴本亨助教、東北大学大学院薬学研究科 井上飛鳥教授らとの共同研究により、脂質代謝異常症や炎症性疾患の薬として用いられるニコチン酸(...

データでミライをデザインする。 「WiDS TOKYO @ Yokohama City University」 ライトニングトーク・コンペティションの参加者を募集します!

 横浜市立大学データサイエンス学部は、WiDS*1 TOKYO @ Yokohama City University のプロジェクトにおいて、短い時間で行うプレゼンテーション「ライトニングトーク・コンペティション」の参加者を募集します。  2018年度より米国スタンフォード大学との連携で実施...

光免疫抗体を用いて標的を狙い打つ、光免疫療法の戦略手法を確立

―がん、多剤耐性菌・新興ウイルス感染症など、多様な疾患の克服に向けて―
 東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科 光永眞人 講師と総合医科学研究センター 岩瀬忠行 教授、横浜市立大学の梁明秀 連携大学院客員教授(研究当時:医学部微生物学 教授)、宮川敬 客員准教授(研究当時:同微生物学准教授)、米国国立がん研究所の小林久隆 主任研究員らの研究グループは、光免疫抗体を用...

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