甲南大学(兵庫県神戸市)では、探究活動・研究活動を題材とし、高校教育と大学教育とを接続する独自の取り組みとして「リサーチフェスタ」を実施いたします。顕在化する社会課題に対して、その本質を見抜き、解決策を提案し、実行する力が社会でますます必要とされるようになっており、高校においても「探究」の時間が設けられるようになりました。大学においては、探究・研究活動を教育に繋げていくことは基本的な役割の一つと考えられています。2017年から始まった本イベントは、そのような活動に取り組む高校生と大学生、大学院生とが自分たちの活動についてさまざまな視点から議論し、その広がりについて知り、学ぶ、本学独自のイベントです。
さらに、単に発表するだけの発表会ではなく、参加者がワークを通じて他者の発表から気づきを得て、自分たちの今後の「研究」や「活動」にフィードバックできる工夫を取り入れていることも特徴となっています。
今年は、高校生約600名、大学生・大学院生約140名がオンライン上で集まり、約200件の発表がされる予定です。また、大学教員や高校教諭が審査員として参加し、さまざまな交流が生まれる場となります。(参加者人数等は予定)
【概 要】
1.日 時
2024年12月15日(日) 10:00~16:40 (実施時間は予定)
2.開催方法
ZOOMによるオンライン形式
3.参加者数
高校生 約600名、大学生・大学院生 約140名、高校教諭・大学教員等 約100名
4.当該イベントの特長
①高校や大学の一般的な発表会と異なり、文系・理系を問わない自由なテーマで発表を行います。
②オンライン開催のため、兵庫県のみならず、他府県の発表者、聴講者も参加します。
③他者の発表から気づきをまとめるワークや他者の発表を比較する審査に関するワークに取り組むことで、他分野の調査・研究の方法や発表のノウハウ(発表資料の作り方や話し方、質疑応答など)を学ぶことができます。
④同学年だけの議論にとどまらず、年齢や専門の垣根を超えた、大学生・大学院生、そして高校生がオンライン上で交流し、発表やワークが行われます。
⑤完成された発表だけでなく、現在進行中の発表も歓迎しています。そのため、発表者は抱えている課題を聴衆や専門家と議論して、探究活動の進展につなげることができます。
⑥高校教諭の方にとっても学びの場となっており、幅広い分野の探究課題について、テーマ設定から解析、まとめ方まで、高校の教育現場にフィードバックでき、「探究活動」の生徒指導に役立つヒントがたくさん見つかります。
※当日のプログラム等は下記URLをご覧ください。
https://ch.konan-u.ac.jp/lp-research-fes2024/
▼本件に関する問い合わせ先
甲南大学アドミッションセンター
TEL:078-435-2319
メール:ao@adm.konan-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/