京都橘大学(学長:日比野英子、京都市山科区)では、ふるさとの良さを活かしたまちづくりを進める会(略称:ふるさとの会)と連携し、中臣遺跡を巡る、「第7回山科の遺跡・遺産巡り」を開催します。
この取り組みはふるさとの会主催で行われ、本学の地域連携型教育プログラム「学まちチャレンジ!プロジェクト」として、文学部歴史遺産学科考古学コースの学生5名が協力します。中臣遺跡は、全国的にも珍しい旧石器時代から中世にかけての複合遺跡です。旧石器時代のナイフ型石器からはじまり、縄文時代の土器棺墓や縄文土器、弥生土器が発見されるなど、一万年を超えて山科盆地に暮らしてきた人々の生活を知る貴重な遺跡です。
当日は、京都橘大学文学部歴史遺産学科・中久保辰夫准教授による講演を行い、その後、参加者はグループごとに分かれ、中臣遺跡の現地を巡ります。各グループには、歴史遺産学科の学生が同行し、解説を行います。
遺跡・遺産巡りを通じて、域学連携を強め、山科の歴史を守り、継いでいくために必要なことは何か、それぞれで考える契機としたいと考えています。
【第7回山科の遺跡・遺産巡り 概要】
・日程:2024年11月10日(日)
・当日スケジュール
13:00 山科区役所2階大会議室前集合 ※受付開始:12:30から
13:05~13:50 講演:中臣遺跡について
講師:京都橘大学文学部歴史遺産学科・中久保 辰夫准教授
14:00~16:00 遺跡・遺産巡り
①区役所前展示、②ナイフ型石器発見場所、③折上稲荷古墳、④中臣神社
⑤宮道古墳、⑥西金ヶ崎公園石碑、⑦坂上田村麻呂古墳、⑧勧修小学校の展示
⑨勧修寺第二市営住宅前石碑
参加者:70名(学生およびふるさとの会メンバー)
【ふるさとの良さを活かしたまちづくりを進める会】
山科区の自然・歴史・伝統・文化をより深く知る中から、地域への愛着をはぐくみ、まちづくりに活かそうとしている区民の自主的なボランティア団体。主な活動として「ふるさと講演会」、「ふるさと歴史ウォーク」、「ふるさとパネル展示会」、本やパンフレットの発行などを行う。
▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学 企画部 広報課
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