台湾貿易センター、JIMTOF 2014に台湾パビリオンを出展 主要工作機械メーカー29社を集め、トップ企業各社の新製品発表会も実施

  • 台湾貿易センター 東京事務所

~卓越した製品・部品を日本の製造業、市場、サプライチェーンに提供~

台湾貿易センター(TAITRA)東京事務所(所在地:東京都千代田区麹町 所長:陳英顕)は本日、東京ビッグサイトで開催中の、「JIMTOF2014」に「台湾パビリオン」を出展、東館(E4006)、西館(W4089)合わせ計83小間のスペースに台湾の製造業を支える工作機械メーカー主要29社を集め、最新鋭の実機を含め多数の製品を展示したと発表、併せて会場内で、同センター主催の「台湾工作機械産業の動向と有力5社の戦略・最新製品」と題する記者発表会を行ったと発表しま
した。

台湾経済部国際貿易局(BOFT)が企画し、台湾貿易センター(TAITRA)が実施した記者発表会には、台北駐日経済文化代表処 副代表 余吉政氏、台湾機械工業同業協会(TAMI) 駐日代表 崔海川氏ほかが登壇し、台湾工作機械産業について概括したほか、台湾の金属加工業界をリードする5社が、各社の新製品や日本市場の動向、パートナーシップ等について講演を行いました。

昨今の日本と台湾の工作機械産業および市場の緊密なつながりを反映し、本年「JIMTOF2014」に台湾から出展する企業・団体は総計53を数え、同展示会への海外からの出展社の過半数が台湾からの出展となっています。

台湾の工作機械業界は、ハイテク領域への働きかけを一層強めています。記者発表会で、台湾貿易センター東京事務所長の陳英顕氏は次のように述べています。
「工作機械やその重要部品は台湾の主要産業であり、最先端の製品が日々生まれ続けていると同時に、サプライチェーン全体を包括し世界有数の影響力をもつ工作機械グループも存在します。台湾の工作機械製品は、海外市場でも高い評価を受け、国内で生産される工作機械の約80%*が輸出されています。
2013年、台湾は世界第4位*の工作機械製品輸出国でした。今後は、日本、ドイツに次ぐ世界第3位の工作機械輸出国になるものと期待しています」
*出典:台湾機械工業同業協会(TAMI)


今後台湾は、日本をはじめアジアの国々の経済成長による力強い需要を、最も近くのパートナーとして支える工作機械および部品サプライヤーとして、より大きな役割と責任を果たしていきます。
台湾の工作機械は、すべての国の産業で製品を革新し、競争力を強化することに貢献しています。台湾が提供する高度な工作機械は、世界をリードする多くの多国籍自動車産業、太陽光発電プラント、半導体メーカー、パネル関連産業等で稼動しています。また、台湾からの工作機械向け重要部品、例えばボールね
じ、リニアガイド、回転テーブル、精密モーター軸、ダイビングヘッド、ベアリングなどは、各国の製造業で大きな役割を果たしています。

市場、製造のグローバル化が進む中、台湾企業は成功のために連携と専門化に重点を置いています。日本の工作機械メーカーは、台湾製部品が日本のサプライチェーンを拡充することによるメリットを享受でき、逆もまた可能です。

今後の台湾の工作機械産業について、陳氏は次のように述べています。「今後、台湾および台湾工作機械業界は、その成熟度、積極的な技術革新、継続的なブランド力向上を通じて時代の先端を見据え、高い付加価値を提供していきます。台湾メーカーは、付加価値の向上、顧客サービスの最適化、環境負荷の一層の低減、、不断の性能向上に専心し、こうした努力を通じて他国製品との差別化を図るだけでなく、他の業界をも牽引しつつ、台湾とパートナーの双方に大きな成長をもたらしていきます」

このほか記者会見では、台湾パビリオンに出展した工作機械メーカーのうち、有力企業5社が企業および製品、市場動向等の紹介を行いました。各社の概要は下記の通りです。

PMI(Precision Motion Industries, Inc.)
PMIグループは、主に工作機械、放電加工機、ワイヤー切断機、プラスチック射出機、半導体機器、精密配向機などの機器および機械に採用されている精密機械の重要コンポーネントであるボールねじ、リニアガイド、モノステージの製造を専業としています。


GSA Technology Co., Ltd
GSAは、CNC回転テーブル、NCフェイスギアインデクサ、パレット付き水平加工センターテーブルなどの製造機械の重要サプライヤーです。研究開発とイノベーションに注力し、その安定性から確固たる評価を受けています。パビリオンには、新開発のパワートーリングタレット、モデルCLT-140SPBを展示します。

CHMER(Ching Hung Machinery & Electric Industrial Co., Ltd.)
CHMERは、台湾最大のEDMメーカーです。同社は、台湾のEDM業界と世界のEDM市場のテクノロジーと品質の向上に努めてきました。パビリオンには、高精度ガントリー型リニアモータ駆動ワイヤカット EDM Q3020Lを展示します。



Luren Precision Co., Ltd.
Luren Precisionは、切断機および研削機業界で豊富な実績を持つギア切断機械メーカーです。高精細機械の製造でテクノロジーリーダーとなり、最高品質の製品を世界に提供することを目指しています。パビリオンにはユニバーサル歯車工具研削盤 LUG-3040を展示します。



Tongtai Machine & Tool Co., Ltd.
金属切断の分野のTongtaiの製品は、完全かつ総合的なソリューションをお客様に提供しています。Tongtaiグループは、世界に20の支店と60の代理店を持ち、工作機械メーカーとして台湾で第1位、世界で第53位に位置付けられています。



各社のより詳しい情報、及び登壇企業を含むJIMTOF2014における出展製品ガイド(英文)など、台湾パビリ

オンの出展社、各製品の詳細については、発表会概要: http://www.taitra.gr.jp/event/jimtof/2014press.html 製品ガイド(英文):http://www.taitra.gr.jp/event/jimtof/jimtof2014_Taiwan.pdf

よりご参照下さい

台湾貿易センター (TAITRA) は、1970年に台湾の対外貿易促進を目的に、台湾政府と業界団体の支援により設立された日本のジェトロに相当する非営利公的貿易振興機構です。本部を置く台北のほか、国内4ヶ所の事務所と世界各地にある約60の海外事務所をネットワーク化して、台湾企業・メーカーの国際競争力の強化、海外企業のビジネスマッチング、世界市場への進出 、外国企業の台湾調達、投資及び技術協力提携などをサポートしています。
日本でも1973年に東京で日本事務所設立以来、台日のパートナーシップの強化を目指し、年間20以上の日本市場開拓ミッションの招聘、見本市への出展、台日間の貿易振興を図っています。また 、台湾企業の国際競争力の強化と世界市場への進出を手助けするとともに、日本企業に対して、台湾からの買付け及び台湾への投資、市場開拓のサポート、展示会へのPR活動などを行っています。

本件に関するお問合わせ先
台湾貿易センター
広報代理:プラップジャパンCS8部 担当:仲野、谷本
107-6033:東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル33F
TEL:03-4570-3191 FAX:03-4570-3189
E-mail:taitrajp_pr@ml.prap.co.jp

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組織名
台湾貿易センター 東京事務所
ホームページ
http://www.taitra.gr.jp/
代表者
鄧 之誠
上場
非上場
所在地
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-10澤田麹町ビル3F
連絡先
03-3514-4700

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