【東芝デジタルソリューションズ】ビッグデータ・IoT向けデータベース「GridDB® 5.5 Enterprise Edition」の販売を開始

~ SQLコストベースの最適化の実現や時系列データ自動集計機能により、IoTシステムの開発運用を効率化 ~

2024-1-16
東芝デジタルソリューションズ株式会社

ビッグデータ・IoT向けデータベース「GridDB®5.5 Enterprise Edition」の販売を開始
SQLコストベースの最適化の実現や時系列データ自動集計機能により、
IoTシステムの開発運用を効率化
                                                
 東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:島田 太郎、以下 当社)は、ビッグデータやIoTデータの管理に適したデータベース「GridDB®」の新バージョンとして、GridDB®5.5 Enterprise Edition(以下、GridDB®5.5 EE)の提供を本日から開始します。本バージョンでは、IoT(Internet of Things)の実践に必要なソフトウェア開発や運用を容易にし、効率化する機能を搭載しました。これにより、IoTのさらなる普及を後押ししていきます。

 近年、IoTのビジネスでの活用が急速に進んでおり、IoTデータの活用により、業務を効率化し、顧客への提供価値を高める取り組みが広がっています。一方で、IoTを活用するにはソフトウェア開発や運用が必要になりますが、これらのスキルを持った人材が不足している、あるいは人材を確保できてもコストがかかるといった課題があります。
 そこで、GridDB®5.5 EEでは、IoTで集めたデータの分析を行うソフトウェア開発を容易にし、運用に入ってからの作業を効率化する機能を実現しました。

■GridDB®5.5 Enterprise Editionの主な機能強化
1.SQLコストベース最適化
 膨大なデータを分析するには、必要なデータを効率よく抽出する必要がありますが、従来の方式では、プログラミング技術により、データの抽出にかかる時間にばらつきがあり、場合によってはプログラミングをやり直す必要がありました。本機能では、複数のデータの抽出方法を導き出し、それぞれにかかる時間を予測し、最適な方法でデータを抽出します。これにより、プログラミング技術にかかわらず、データを効率よく抽出することが可能になります。

【ユースケース】 
・運用開始後に時間とともにIoTデータの量が増加しても、データ抽出プログラムを見直すことなく、高速なデータ抽出を維持する。

2.時系列データ自動集計
 データ分析時に都度時間をかけて行われていた、一定時間ごとの平均値や最大値、偏差等の集計・計算を、ETLツール(データの抽出”Extract”、変換”Transform”、書き出し”Load”を行うツール)に登録しておくことで、自動で定期的に計算を実行することが可能になりました。これにより、データ分析にかかる手間と時間を大幅に削減することができます。
 本機能において連携可能なETLツールとしては、アステリア株式会社のASTERIA Warpやオープンソースのtalendがあります。

【ユースケース】
・日ごとのデータを分析する場合、前日のデータを集計するプログラムを実行して結果が出るまで待つ必要が無くなり、定期的にバックグラウンドで自動集計されたデータを活用できるため、待ち時間を大幅に削減できる。






今回の発表に際し、アステリア株式会社様から以下のコメントをいただいております。

 アステリアはGridDB®5.5 Enterprise Editionのリリース及びASTERIA Warpを活用した時系列データ自動集計機能の提供開始を心より歓迎いたします。
 データ活用のニーズが高まる昨今、IoTデータをはじめとする社内外に散在するデータをいかに素早く正確に収集し、データ分析可能な形に変換できるかが重要となっております。
 ASTERIA Warpは100種類以上の豊富なアダプターにより様々なシステム間のデータ連携をノーコードでスピーディーに実現することができ、現在は10,000社を超えるお客様のDXを支援しております。
 GridDB®の時系列データ自動集計機能をASTERIA Warpで自動化することにより、データ分析時の工数を大幅に削減しお客様の業務効率化・DX推進をさらに加速できると確信しております。
 今後も東芝デジタルソリューションズ様と連携し、お客様のDX推進およびIoTの発展に貢献してまいります。

 アステリア株式会社
 常務執行役員 営業本部長 兼 マーケティング本部長
 熊谷 晋 様

 当社は今後も、DX、IoTやサイバーフィジカルシステムを支えるデータベースとして、GridDB®を強化してまいります。


■ビッグデータ・IoT向けデータベース「GridDB®」について
 産業や社会を支える多種多様なシステムを構築・運用してきた知見・実績を基に、当社が開発したスケールアウト型データベースです。 膨大な時系列データを効率よく蓄積し、高い性能をスケーラブルに発揮できます。IoTやビッグデータに適した「時系列データ指向」「ペタバイト級の高い処理能力」「高い信頼性と柔軟な拡張性」「開発の俊敏性と使いやすさ」を特長としています。

GridDB®商品情報サイト
http://www.griddb.com
GridDB®オープンソース公開サイト
https://github.com/griddb
GridDB®開発者向けサイト
https://griddb.net/

*GridDBは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本における登録商標です。
*その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
*ニュースリリース/トピックスに掲載されている情報(サービスの内容/価格/仕様/関連リンク/お問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

*東芝デジタルソリューションズ株式会社は株式会社東芝の100%子会社です。

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この企業の情報

組織名
株式会社 東芝
ホームページ
https://www.global.toshiba/jp/top.html
代表者
島田 太郎
資本金
20,086,900 万円
上場
東証プライム
所在地
〒105-8001 東京都港区芝浦1丁目1-1
連絡先
03-3457-4511

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