人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」を開発・提供するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下MDV)が、「カルテコ」利用者様にアンケートを実施、ご自身だけでなくご家族の健康へも高い関心があることが分かりました。
このアンケートは2023年11月27日から12月11日まで、「カルテコ」利用者様(患者、健康診断受診者含む)を対象にWEBで実施、回答者数は1407人でした。「カルテコ」は2015年6月にサービスを開始し、「カルテコ」が利用可能な医療機関・健診施設は2023年11月末時点で10拠点です。「カルテコ」をアプリでダウンロードして利用している人を含めると、約6万人が利用しています。
ご自身の健康について関心があるか聞いたところ、「とても関心がある」と答えた人が49%、「どちらかというと関心がある」と答えた人が48%でした。
一方、ご家族の健康について関心があるか聞いたところ、「とても関心がある」と答えた人が50%、「どちらかというと関心がある」と答えた人が45%で、ご自身だけでなくご家族の健康へも高い関心があることが分かりました。
■利用したいサービス 「健診・医療データの管理・確認」がトップ
ご自身の健康について利用したいサービスを複数回答(最大2つ)で聞いたところ、「健診・医療データを管理し確認すること」が54%、「受診のとき過去の医療データを正確に医師などに共有すること」が43%、「将来の疾患発症リスクが提示されること」が38%、などと続きました。
家族についても同様に聞いたところ、「健診・医療データを管理し確認すること」が46%、「将来の疾患発症リスクが提示されること」「受診のとき過去の医療データを正確に医師などに共有すること」がそれぞれ38%、などと続きました。
「カルテコ」利用者様の男女比はほぼ一緒で、年代別では50代が42%で一番多く、次いで60代(27%)、40代(17%)などとなりました。
「カルテコ」を使った感想について、自由記述で書いてもらったところ、▽自律神経のバランスを計測することができて便利で、ペットでも活用できて面白い▽検査結果やバイタルデータを管理できるので、当事者意識が高まった▽検査結果や画像をかかりつけ医と共有できたーーなどの声がありました。
■カルテコをリニューアル
MDVは「カルテコ」を「わたしと大切な家族の健康管理」をコンセプトに全面リニューアルしました。非接触型生体情報取得技術(センシング)を搭載し、自分の顔をスマホのカメラで10秒間撮影するだけで脈拍数、呼吸数、自律神経のバランスを簡単に把握できるようになり、「カルテコ」利用者様は日々の健康管理が容易になりました。センシングはペットへの応用が可能で、まずは先行して犬の自律神経のバランスを計測できるようになりました。