日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)の理学部は、11月17日(金)に国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター(神奈川県横浜市鶴見区)とお互いの研究推進のための連携・協力に関して協定を締結しました。
本協定の締結を経て両者は、「電子顕微鏡等によるバイオイメージング」に関連する研究分野において、緊密に連携して研究協力を促進することにより総合力を発揮し、相互の発展とイノベーション創出に資することを目指してまいります。
■本協定に基づく連携・協力の実施事項
①研究開発の推進
②研究施設、設備等の相互利用
③研究者等の学術交流及び人材育成
④情報発信の相互支援及び共同実施
⑤その他、本協定の目的遂行上必要な事項
■日本女子大学理学部について
本学の理系教育の伝統を背景に、私立女子大学唯一の理学部として 1992 年に開設し、複数分野に渡る広い視野を有する理系人材を多く輩出してきました。現在は、数物情報科学科と化学生命科学科の2学科で構成されています。実験実習科目の多さと充実した実験施設での少人数によるきめこまかな指導を特徴とし、今後も自然界の真理を探究しながら、理学の力で人類や地球、社会がかかえる問題を解決する力を育んでいきます。
■日本女子大学の電子顕微鏡施設について
本学の電子顕微鏡施設は、実物を観るという自然科学を重視した日本女子大学創立当時からの理念を引き継ぎ、最先端の顕微鏡装置を有する施設として1956(昭和31)年に設置されました。現在では、電子顕微鏡6台と多数の周辺機器が整備され、日本有数の電子顕微鏡施設として知られています。最先端の研究活動のほか、学部・大学院教育にも広く利用され、学生の向学心を支えています。
■国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター(CSRS)について
環境資源科学研究センターは2013年の設立以来、植物科学、ケミカルバイオロジー、触媒化学、バイオマス工学の異分野融合によって持続的な社会の実現に向け、先導的な役割を果たしてきました。持続可能な開発目標(SDGs)および温室効果ガス排出ゼロを目指すパリ協定を指標とし、環境問題や食料問題の解決に資する新しい研究分野となる「環境資源科学」の確立を目指して、持続的な成長および地球規模の課題に貢献する「課題解決型」研究で、人類が健康で豊かな生活を送ることのできる地球の未来をリードしていきます。
【参照リンク】
日本女子大学 理学部
https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/science/index.html
国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター
https://www.csrs.riken.jp/
【日本女子大学について】
日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。
今年度は「国際文化学部」を開設し、今後も2024年「建築デザイン学部」、2025年「食科学部(仮称・構想中)」と、新学部の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。詳しくは、
https://www.jwu.ac.jp をご覧ください。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課
住所: 〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1
TEL: 03-5981-3163
メール:n-pr@atlas.jwu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/