シュローダー、独立検証機関から インパクト投資における上位評価を取得

シュローダー(本社:英国 ロンドン)は、このたび、インパクト投資の運用原則(Operating Principles for Impact Management、OPIM、以下「インパクト原則」)との整合性において上位評価を取得しました。これは、20年以上の経験と専門知識を持つインパクト投資のパイオニアであるブルーオーチャードと緊密に協力して構築された、シュローダーのインパクト投資・インパクト測定フレームワークに対して、独立した検証機関によってはじめて行われた評価です。

2019年にブルーオーチャードがシュローダー・グループに加わって以来、シュローダーは幅広い資産クラスにおけるインパクト投資の運用力を強化し、経済的リターンを生み出すだけでなく、社会や環境へプラスの影響をもたらすという投資家からの要望に取り組んできました。

インパクト原則は、インパクトを投資ライフサイクル全体に統合するための業界標準であり、現在、グローバル・インパクト投資ネットワーク(GIIN)が運営しています。シュローダーは2021年4月にGIINに加入いたしました。9つのインパクト原則は、戦略上の意図、組成とストラクチャリング、ポートフォリオマネジメント、エグジット時のインパクトなどの領域を網羅しており、独立した検証も含まれています。

インパクト原則の署名機関として、シュローダーは独立したインパクト検証機関であるブルーマークに依頼し、自社のインパクト投資とインパクト測定システムがインパクト原則に沿ったものであるかを検証しました。検証は、投資によるインパクト創出に責任を課し、投資の質を判断するのに役立つものです。

ブルーマークは、シュローダーの公開市場・プライベート市場を投資対象とするインパクト投資戦略の投資方針、運用プロセス、使用するツールにインパクトがどのように組み込まれているかを評価しました。

シュローダーは、9つのインパクト原則すべてにおいて上位評価(「Advanced」または「High」)を取得しました。この結果により、シュローダーはブルーマークのプラクティス・リーダーボード(https://bluemarktideline.com/practice-leaderboard/)に加わりました。

シュローダー インパクト投資リード キャサリン・マコーレーのコメント:
「資産運用会社は、エネルギー転換など差し迫った社会や環境に関する課題に対処しつつ投資機会を創出するために投資先を決定するという重要な役割を果たしています。」
「独立機関であるブルーマークから検証を受けたことは、シュローダーのサステナビリティ投資とインパクト投資の取り組みにおける新たな節目となりました。この結果は、ブルーオーチャードが培ってきた業界最高水準のインパクト投資フレームワークに裏打ちされた強固な戦略群とグループ全体を通じた厳格で誠実なアプローチを裏付けるものと考えています。」

ブルーマークによる検証結果の詳細はこちら(https://bluemarktideline.com/wp-content/uploads/2023/09/Schroders-BlueMark_Verifier-statement_Detailed-assessment-1.pdf)からご覧いただけます。

以上

シュローダーについて
シュローダーは、1804年創業、運用資産額で欧州最大級(約133兆円*)の独立系資産運用グループです。世界38拠点6,000名以上の従業員が連携して資産運用業を行っています。ロンドン証券取引所に上場する一方、引き続き創業家が中核株主として議決権付き株式の約半数を保有し、長期的視点で資産運用業に取り組んでいます。
*2023年6月30日現在7,261億英ポンド、1英ポンド=183.75円換算。

日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。

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この企業の情報

組織名
シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
ホームページ
https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/
代表者
黒瀬 憲昭
資本金
49,000 万円
上場
非上場
所在地
〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号丸の内トラストタワー本館21 階
連絡先
03-5293-1500

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