テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)の学部課程の学生数が、2023年秋学期、初めて2,100人を超えました。学生数が過去最高を記録したことは、TUJ の真なる国際教育、米国式の実践的学習と学生第一主義の徹底が評価された結果と言えます。東京のTUJキャンパスにはさまざまな国から学生が集まり、全米トップ100位*以内にランクされるテンプル大学の学位取得を目指して日々勉学に励んでいます。
TUJの学部生数は、新型コロナウィルスによる大きな影響を受けたにもかかわらず、近年着実に伸びており、3年前の秋学期との比較では70%以上増員しています。本学が学生の関心を集める理由としては、TUJの国際的な環境、学生一人一人に寄り添うアプローチ、教育のクオリティ、優秀な卒業生の活躍に加えて、米国にある大学に比べて手頃な学費が挙げられます。さらに近年、学生ニーズに応える以下のような戦略的取り組みを進めたことも、学生数増加に大きく貢献したものと考えられます。
・米国本校への留学費用を大幅に低減する「フライ・トゥ・フィリー・プログラム」開始(2022年~)
・新入学生を選抜し、学期開始前に集中的・実践的なリーダーシップ研修を行う「次世代リーダーシッププログラム」開始(2021年~)
・観光・ホスピタリティマネジメント学科およびeスポーツ修了証書プログラムの新設(2023年~)
・Bridge Program(ブリッジ・プログラム=条件付き入学制度)の刷新(2022年~)
・コンピューター・サイエンス学科「2+2プログラム」を「3+1プログラム」に改定し、日本と米国で2年ずつ学ぶカリキュラムを、日本で3年、米国本校で1年で修了できるように変更(2021年~)
■マシュー・ウィルソン学長のコメント
「TUJには文字通り世界中から学生が集まり、真の国際的なキャンパスが実現しているのは喜ばしいことです。この3年間における学生数増加は単なる偶然ではありません。むしろ、本学の優れた教育、多様性・包摂性の高いコミュニティ形成、斬新な学習体験の創出に取り組んできた結果と言えるでしょう。教育の質はもちろん、学生生活を通じて経験できるグローバルな視点や、学生支援の体制についての認知が広まり、志望先として本学の魅力が向上しているということです。献身的な教授陣と革新的な教育プログラム、そして活気あるキャンパスとが相まって、日本での学習とイノベーション、そして文化交流の新時代を築いてきたと自負しています」
■教員・学生支援体制の強化と施設・設備の充実
TUJの新年度にあたる秋学期(9月~)の開始を前に、8月の最終週には新入生を迎え入れるウェルカムウィークが開催されました。今学期は「ジャパン・エントリー・イヤー・プログラム(Japan Entry Year Program)」も新設され、米国本校で入学許可を得た学生が、はじめの1年間をTUJで学ぶ(残り3年間は米国本校に戻って学ぶ)機会を提供しています。本プログラムの参加学生は、異文化の中で生活し、語学を習得し、グローバルな人間関係を築きながら、人間的にもキャリア的にも成長することができます。米国本校(ペンシルベニア州)に加え、日本校(TUJ)、イタリアのローマ校を持つテンプル大学は、提供できるインターンシップや就職の機会も豊富であり、多角的で充実した学習体験を可能にしています。
学生数の増加に伴い、米国はじめ世界各国から豊富な知識と専門的知見を持つ人材を招聘することで、専任教員の布陣を強化しています。同時に施設・設備面の充実も図っています。なかでもビデオ制作用に設計されたマルチメディア教室は、今春、学部課程に新設したesportsプログラムの推進にも必要不可欠な施設となりました。また、TUJの学生専用の住まいとして、キャンパス(世田谷区三軒茶屋)へのアクセスが便利な神奈川県川崎市宮前区野川台に約90室の学生寮を新たに開設しました。
■観光・ホスピタリティマネジメント学科
さらに、この秋学期より、新しく観光・ホスピタリティマネジメント学科がスタートしました。世界的に高い評価を受けてきたテンプル大学の同学科をTUJでも開設することは、学問の幅を広げて多様なキャリアパスを提供するという本学の理念に沿ったものです。日本の旅行・ホスピタリティ産業が成長を続ける中、この分野で活躍するためのスキルと知識習得のニーズは高まっています。このダイナミックな分野を学ぶことにより、将来、エンターテインメント関連施設、リゾート、カジノ、ホテル、レストラン、クルーズ会社、航空会社、イベント企画会社、DMO(観光地域づくり法人)、各地の観光協会など、多様なキャリアの道を拓くことができます。さらに、このプログラムで学んだスキルは、コミュニケーション、スポーツ、ヘルスケアなど、他の業界にも転用可能です。
(参考:2023年4月17日リリース「テンプル大学ジャパンキャンパスが2023年秋学期より観光・ホスピタリティマネジメント学科を新設」)
https://jp-news.tuj.ac.jp/2023/04/17/tuj-expands-course-tourism-hospitality-degree-program-in-fall-2023/
■eスポーツプログラム
今年5月(夏学期)に開設したeスポーツ修了証書プログラムが好評なことから、秋学期から始まる新年度以降もその強化を図っていきます。学生は急成長中のeスポーツという最新業界で活躍するために不可欠なスキルと学術的知識を習得し、eスポーツ界におけるマネジメント、業界動向、法的・倫理的課題、ソーシャルメディア活用や収益獲得の手法などについて学ぶことができます。
(参考:2023年5月15日リリース 「テンプル大学ジャパンキャンパス、大学学部課程にeスポーツプログラムを導入」)
https://jp-news.tuj.ac.jp/2023/05/15/tuj-offer-esports-program/
■TUJについて
1982年設立のTUJは、日本国内で学位を取得できる米国大学の分校としては最も長い歴史と最大の規模を誇ります。設立41年目を迎えたTUJは、今後も包摂性の高い、活気ある学習環境の整備に注力し、多彩なプログラムと質へのコミットメント、そして持続的成長により、最高水準の高等教育の提供を続けていきます。 TUJは、多様な学科を擁する学部課程に加え、教育学研究科、マネージメント修士、ロースクールを開設しています。このほか、学位取得を目的としないプログラムとして生涯教育プログラム、子どもから大人までを対象としたアカデミック・イングリッシュ・プログラムを提供しています。2005年、TUJは文部科学省より初の「外国大学の日本校」に指定を受けています。
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* テンプル大学は、2024年度版USニューズ&ワールド・レポート全米大学ランキング総合大学部門において89位にランクされています
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●テンプル大学ジャパンキャンパス サイト内記事:
・テンプル大学ジャパンキャンパスの学部生、初の2,100名を突破。出身国は約70ヵ国
(日本語)
https://jp-news.tuj.ac.jp/2023/10/03/new-record-with-over-2100-undergraduates/
(英語)
https://en-news.tuj.ac.jp/2023/10/03/new-record-with-over-2100-undergraduates/
●最近の出来事・ニュース:
・ジョアン・エップス テンプル大学13代総長 逝去のお知らせ
https://jp-news.tuj.ac.jp/2023/09/29/joanne-epps-13th-president-of-temple-university-passes-away/
・生涯教育プログラムを強化、プロフェッショナルトレーニング修了証書コースの新ラインナップを発表
https://jp-news.tuj.ac.jp/2023/08/14/enhances-its-conted-unveiling-new-professional-training-certificates/
・テンプル大学ジャパンキャンパス40年の歴史を紐解く。元学長2名が共同執筆
https://jp-news.tuj.ac.jp/2023/07/31/former-tuj-deans-collaborate-on-book-of-tujs-historical-journey/
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住所:東京都世田谷区太子堂1-14-29
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