株式会社東和エンジニアリングとグループ会社である東和AGワークス株式会社は、共立女子大学 家政学部 建築・デザイン学科4年 専門科目「グラフィック演習V」において、桃をテーマに地域循環SDGsに向けた産学連携の取り組み ~「もったいない」をなくし循環型社会へ~ を目標とし、2023年4月より山梨県笛吹市春日居地区をフィールドにした課題解決型授業を展開してきました。
▼演習について
・科目名:家政学部 建築・デザイン学科 専門科目「グラフィック演習V」
・履修対象学年:4年次
・担当教員:田中裕子教授、水川史生教授
・履修者数:29名
今回、演習の集大成として当社本社オフィス内“TOWAROW PARK“(千代田区東神田)にて完成発表会・講評会を2023年7月20日に開催しました。
東和エンジニアリング本社(千代田区東神田)に学生たちが集合
グループごとの発表ではメンバー全員でプレゼンを行う
以下(1)~(4)の課題について6チームに分かれて、各グループが山梨県、および桃の生産・販売、農業やSDGsなどにおける現状の調査・分析を行い、各課題に対する戦略を練り、解決アイデアを導き出しました。メッセージや情報を社会に伝える広告、WEB、映像、パッケージなどの企画・制作を専門に学んだからこそであるターゲット層に対する細やかなアプローチがうかがえる内容のプレゼンテーションが展開されました。
▼4つの課題と各チームのキーメッセージ
(1)課題:もったいないモノから使いたくなるモノへ
→ Aチーム:ももっと学園 遊びも学びも楽しもも
(2)課題:桃を好きになるグッズ
→ Bチーム:開けたらあなたもももマニア ももちゃばこ
→ Cチーム:~あなたの幸せを願う桃色の旅路~ 桃色漫遊
(3)課題:桃の魅力・食べたくなるを発信
→ Dチーム:学びながらベストな桃を収穫する「ももべすと」
(4)課題:新店舗のオープンに合わせた限定企画
→ Eチーム:桃のおいしさ あなたにも「MOMOROWのMOMO」
→ Fチーム:(新店舗イベント企画) 第もも話 ~桃、大変身の巻~ 作って食べて、桃に染まる!?
桃の生産や農業をもっと多くの人たちに知ってもらいたいという当社の思いと合致した体験型イベントや家族で楽しみながら知識を増やせるグッズ、女性や外国人をメインターゲットとした山梨県の観光企画など、的確な現状分析のうえに若者ならではの遊び心や自由な発想を取り入れた企画が発表されました。
また、東和エンジニアリングでは、2023年8月に関西支社1F(大阪市北区)に桃スイーツを中心とした路面店をオープンする予定があることから、特に(4)の企画では店舗で実践できるイベントやスイーツメニュー、PR方法にも注目が集まり、社員からは今後の継続した連携を望む声も多く上がりました。
精工につくられた質の高いグッズサンプル
発表会が無事に終了し、桃ポーズで記念撮影
これからも東和エンジニアリングおよび東和AGワークスをはじめとするグループ会社では、社会の課題解決に向けての人材育成・活躍へのサポートを積極的に行っていまいります。
~東和AGワークス株式会社について~
東和AGワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲葉登一)は、株式会社東和エンジニアリングのグループ会社として、スマート農業への参画と農業におけるICTシステムの企画・開発を目的に2019年12月3日に設立しました。山梨県春日居地区の農園において桃の栽培を行いながら、実践的なスマート農業の推進に取り組んでいます。
■ホームページ:
https://momorow.com/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社東和エンジニアリング
電話:03-5833-8310
ホームページ:
https://www.towaeng.co.jp/